中埜幹夫さん(美術学科研究生修了01 )の個展が5月23日から28日まで行なわれました。
キャラリーに入室したとたん、すぐに「日本的な」と「荘厳な」という二つの言葉が思い浮かべるような強いイメージの絵画でした。
ギャラリー壁面一面に展示された作品は、流れ落ちてくる金色の滝のような連なりが上下に走り、横には茫洋と繋がる山肌の様にも見えます。人の大きさを飲み込むような画面からは、パノラマ的風景空間を感ずる事ができます。
会場に入った瞬間感じた「日本的な」と「荘厳な」の印象がどこから来たのかじっくり作品を体験してみました。「日本的な」と感じたのは色合いと文様によるものかも知れません。日本の伝統色、小豆色、鳶色、松葉色、木賊色(とくさいろ)などの組み合わせにより画面が構成されています。画面を埋め尽くす勢いの文様的なものは、小さく塗りつぶされた円や一見渦巻き的にも見える泡のようなイメージなど、軽やかに画面を横断しています。現代アーティストの草間彌生さんに見られるようなイメージが画面を空間恐怖症的に支配するのではなく、ある情景を観者に促すように描かれています。また画面中の滝のようなイメージには金色を配していることにより、それを見た私は「荘厳な」という言葉や感覚になったのでしょう。
金色は他の色彩と異なり金属的光が強く、まばゆく光るそのイメージは画面から浮き上がってきます。金色の配色はヨーロッパの宗教絵画や世紀末の画家クリムトにも見られますが、私にとっては仏壇内部の金箔の世界で経験してきた事が、この作品の体験と繋がってきています。また、金色の光沢は現世の光学的光として感じるものではなく形而上的なもの精神的光として感じ取れます。それにより「荘厳な」という言葉がイメージされたのでしょう。
日本の固有色や着物の柄を連想させるイメージ、構図では浮世絵的ダイナミックな配置などを現代絵画に蘇らせているような作品でした。
報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室

今週のニュースは、「100万人のキャンドルナイト@OSAKA CITY」と「Teachers ♯2 間宮先生(デザイン学科)」です。
まず初めに、「キャンドルナイト」の話題から。
そして続いては、大阪芸術大学グループの先生たちを紹介するコーナ「Teachers(ティーチャーズ)」です!
さあ、まずはその『ゲストの扉のコーナー』からご紹介します!
普段ゲームに関わるお仕事をされている加茂さん、もちろんゲームはお好きなはず!しかし!プライベートではほとんどと言っていいほどゲームをされないんだとか!その理由はぜひ今日の放送で確認してみて下さいね!
今回は、5月29日まで大阪芸術大学図書館「芸術情報センター」にて開催されていた、『伝統工芸展』を振り返ります!この芸術工芸展は芸大図書館のサークル活動の一環として行われたんです!この伝統工芸展はふたつのコンセプトに分かれた展示が楽しめました。私、加藤万梨子も実際に会場で展示を拝見させていただきましたが、学生さんが作ったとは思えないクオリティの作品の数々に驚きの連続でした!その際に、この伝統工芸展に出品されている学生さんお二人にこの展示についてのインタビューをさせていただきました!
特別試写会は午後に2回行われ、第1回目の本編上映後には映像学科長の大森先生、映像学科教授の西岡先生、監督の山下氏、脚本家の向井氏と、現代の日本映画界を代表する面々による特別講義が行われました。
特別講義では、脚本を執筆する上で苦労したというキャラクター造形や、ラストシーンへのストーリー展開、学生運動以降に生まれた山下・向井両名がどのように物語と向き合ったのかというプロセスなどをお話いただきました。
?学生質問:画作りでは独特の長回しに定評のある山下監督。今作では画作りの方法を今までと変えたということですが
《第2回目の上映前には山下監督、向井脚本家に舞台挨拶していただき、たっぷりとお話いただきました》
5月26日(木)から6月1日(木)の一週間、大阪芸術大学アメリカンフットボール部 Vipersによる「Vipers展 アメフト×アート」を開催しました。
今回は"戦うアーティスト"をコンセプトに、芸大生だからこそ創り出せるアートの世界を表現しました。
また、一人一人の絵をつなげて大きなviper(=毒ヘビ)を表現したつなぎ絵や、使えなくなった防具のヘルメットを加工・塗装をして仕上げたメットアートなど、部員全員で制作に取り組みました。
開催期間中は、あいにくの雨が続いたにも関わらず、たくさんの方が見に来てくださいました。29日のオープンキャンパスでは、大阪芸大の良さとアメリカンフットボールの面白さが伝わるように、高校生と部員達が楽しく交流しました。