現在、大阪・御堂筋の心斎橋界隈では「MAG」(御堂筋アートグランプリ)という大きなプロジェクトが進行中です。今後の大阪の未来を担う若手のクリエーターを発掘し、御堂筋をステージとした新しい「エンターテイメント」のソフトや人材を創出することを目的にして、SOUND、DESIGN、ART、DANCE、FASHION、の5つのジャンルのコンペティションが行われ5月にグランプリが決まります。そのMAG(5月11日)に先立ち、4月12日から大阪の街をアート一色に染めようとあちこちのショップやカフェでアートイベントを行う「SHOP ART EVENT」などが行われています。 そんな心斎橋で今日からスタートした「FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008」に行ってきました(MAGとは別のアートプロジェクトです)。場所は南船場「drapeau EXHIBITION SPACE」(ドゥラポ エキシビジョンスペース)というところです。 yumさんはインタビューの中で「既にディグミーアウトした知り合いがいまして・・・」と今回の応募のきっかけをお話されていました。これはひょっとしてZAnPonさんのことなんだろうか。また「ウォークマンなしでは出かけられないくらい自分にとって音楽は大切で、特に自分の制作はヒップホップのコラージュ的な要素から影響を受けています」とコメントされていました。実際にイラストを描き始めてまだ半年ぐらいだというコメントは結構意外でした。また「現代アートとイラストレーションの境目」についてのコメントの中では今後の活動への方針も含め、ご自身の制作に対する考え方をお話されていました。 yokoboxxxさんは、卒業後一旦ゲームメーカーで仕事されていたという経歴をお持ちで、アーティストの集合体「StrangeGaRhythmon」を率いるアートディレクターとして活躍されています。インタビューの中では「絵画や写真、グラフィック、プロモーションビデオなど目に入ったものは全部消化したい」そんな思いをもって制作活動をされてきたことをお話されていました。また「子供のころから家にMTV(ミュージックTV)がひかれていて数々のプロモーションビデオから影響を受けた」、「映像制作をしていきたい、映像への思いを抑えられなくなった」「イラストを描くのは速いですよ。10分ぐらいあれば。速くキレイな線を描きたいんです。」と話されていたことが印象的でした。 |