こんにちは!
今日ふらっと初等芸術教育学科の教室前を通ったら、何やら作業をしている学生の姿が!
声をかけると、一年生の『芸術教育論』という授業で紙芝居を作っているとのこと。
「昔は紙芝居を手作りして子どもたちに聞かせていたそうなんですけど、最近は市販のものばかりです。
そういう昔のものを伝えたいという目的で授業で作っているんですよ」
と話を聞かせてくれました。
紙芝居は1930年代に日本で誕生したものなんだそうで、今でも幼稚園などで先生が読んで聞かせてくれたりしますよね。
私も中学時代に近所の保育園との交流会で園児たちの前で紙芝居を演じたことがありました。
体育館のステージ上でやるのとも、教室でクラスメイトの前に立つのとも違って、不思議な緊張感があったのを覚えています。
紙芝居って、すぐそばで見ている子どもたちの反応がよく分かるので、とても面白いし難しいんですよ!
『芸術教育論』では5、6人の班に分かれて、それぞれに紙芝居を作ります。
物語は絵本をもとにしたり、自分たちでオリジナルで作ったりしているそうですよ。なんだかとっても楽しそう!
ちなみにこの班のテーマは「現代版・浦島太郎」だとか。
自分で作らなくても、売っているものを買えばいい…それはすごく楽なことですが、
みんなで手作りすれば世界でたった一つの大切なものになると思います。
発表は明後日の授業だそうですので、頑張って完成させて素敵な紙芝居をしてくださいね!