2022年11月10日

演奏学科ピアノコースの学生によるオータムコンサートvol.6

爽やかな秋晴れに恵まれた10月30日、演奏学科ピアノコースの学生によるオータムコンサートvol.6がヤマハなんば店3Fサロンにて開催されました。
 

 
出演者は8月に行われるオーディションから選ばれ、学内でのドレスリハーサル(衣装を着た疑似本番で、歩き方から演奏まで教員による愛あるダメ出しを浴びる場(!))を経て、この日のステージに立ちます。

今年は10名の学生が、モーツァルトやベートーヴェンの古典派の作曲家からフォーレやメトネルらの近現代の作曲家まで、多彩なピアノソロ曲を披露しました。
 
短時間のリハーサルでホールの音響や楽器の特性を掴むことの難しさを体感しつつも、ヤマハコンサートグランドピアノCFXのまろやかで美しい響きに耳を澄ませ、ひたむきに演奏します。

本番の緊張を集中力に変え、真剣に音楽と向き合う姿は頼もしく、聴衆もあたたかな眼差しと拍手でエールを送ってくださいました。

終演後はこの笑顔

それぞれの持ち味が発揮されたコンサートとなりました。

出演者は学外公演ならではの華やかさや緊張感を体験し、表現する喜びや難しさを一層噛み締めたことでしょう。音楽を愛する純粋な気持ちと情熱を強く持ち、ますます研鑽に励んでほしいと思います。

細やかなサポートをいただきました、主催のヤマハミュージック大阪なんば店様、ご来聴いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。


投稿:演奏学科合同研究室


2020年5月30日

いよいよ明日から6月です。

今、芸術情報センターと11号館前には「入学おめでとう」の垂れ幕があります。
4月のブログでもご紹介しましたが、入学式を前に設置していたのですが、残念ながら入学式も中止。新入生も大学にくることが出来ないまま6月になってしまいました。

6月1日からは一部対面授業が開始します。
そのままにしておりますので、1年生のみなさんはぜひ現物をみてください。

芸術情報センターは、本学デザイン学科の卒業生で墨絵作家である、
デザイン学科客員教授の茂本ヒデキチ先生のイラスト

11号館正面は、同じく本学デザイン学科の卒業生で
イラストレーターの中村佑介さんのイラスト

 中村佑介さんのイラストについては、記念にポストカードを制作しました。11号館の下に配置していますので、新入生のみなさん、入学の記念に是非1枚お持ち帰りください。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

対面授業が一部スタートしますが大学に来る際は、学内では必ずマスクを装着したり、3つの密(密閉・密集・密接)をさけて行動をするなど、対策をお願いします。
登校にあたって気をつけることはこちら>>緊急事態宣言解除に伴う、一部対面授業の開始について
必ず確認をお願いいたします。

11号館1階には、体温測定「サーマルカメラ」を設置しました。
バスを降りたらみなさん、右側通行で進んでください。

バスを降りたら、この入口から。右側通行でお願いします

アルコール消毒も設置していますので、手の消毒に利用してくださいね。
 

そのまま進むと・・・

画面上で、対応を感知して通知します。
発熱があるとアラートで通知します。体調不良の際は無理せず、ぜひお休みをしてください。

投稿:中村(企画広報部)


2020年4月30日

ゆうちょマチオモイカレンダー2020年版は本学学生も採用

新型コロナウイルス感染症の影響で、今年のGWは不要不急の外出は自粛、東京では「ステイホーム週間」とも言われています。
授業はどうなるのか?いろいろ不安を抱えながら自宅で過ごされていることと思います。
オンライン授業など、今後授業の対応など、最新情報は大阪芸大UNIVERSAL PASSPORT(UNIPA)等で配信しますので、ご確認をお願いいたします。
 
そして、毎年GWの時期であれば、大学が始まって一息をついて帰省する方もたくさんいらっしゃいます。
今年は「オンライン帰省」でと言われていますが、みなさんの大切な「まち」はどこですか?
 
今、ゆうちょ銀行が2013年から毎年全国で配布している「ゆうちょマチオモイカレンダー」の掲載ビジュアルが募集されています。
2020年版のカレンダーでは、本学のデザイン学科の学生さんの作品が採用されました。
 
制作委員会に携わっている先生よりご案内をいただきました。
自宅にいる今だからこそ、自分の「まち」への想いを表現してみませんか?

———————————

「ゆうちょマチオモイカレンダー2021」掲載ビジュアル募集

故郷のマチ、今暮らすマチ、旅先のマチ、祖母のいるマチ…。あなたの大切な「まち」はどこですか?
  
 
「my home town わたしのマチオモイ帖」とのコラボレーションにより、ゆうちょ銀行が2013年から毎年全国で配布している「ゆうちょマチオモイカレンダー」の掲載ビジュアルを募集します。
 
 

いまは、遊びにいったり、逢いにいけないけれど、それぞれのマチを愛しみ、日々をていねいに暮らすための「マチオモイなカレンダー」を、クリエイターのあなたと共につくりたい。イラストや写真、グラフィックなど一枚のビジュアル作品で、あなたの「まち」への想いを全国に届けましょう。

2020年版のカレンダーでは、本学デザイン学科4回生・樫原汐里さんの作品が採用されました。幼い頃によく遊んだ川の風景写真で、出身地の香川県さぬき市を紹介しました。
 
 
美術やデザインを学ぶ学生の参加もOK。ふるってご参加ください。
 

□作品提出期間:2020年5月11日(月)まで
□募集部門:カレンダービジュアル(A4横型)
主催/わたしのマチオモイ帖制作委員会
協力/大阪デザイン振興プラザ(ODP)、クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック
詳細はこちらをご覧ください。 ★「my home town わたしのマチオモイ帖」特設サイト
 
 
 

投稿:中村(企画広報部)


2019年11月2日

特別講義 東アジアのグラフィックデザインとタイポグラフィ

本日のブログは、デザイン学科で開催された特別公演のご紹介です。


デザイン学科ではグラフィックデザインコース特別講義として10月10日(木)に、国立台湾科技大学デザイン系副教授 李根在(リ・ケンザイ Ken-tsai Lee)氏の講演会を開催しました。

李根在氏は台湾で気鋭のグラフィックデザイナーであり、特に文字(タイポグラフィ)による実験的作品で知られています。
今回の講演は、東アジアのグラフィックデザインとタイポグラフィをテーマに、ニューヨ ークから台湾へとつながるデザイン活動の実績を通じて、タイポグラフィとグラフィックザインの可能性を考察。 あわせて台湾でのデザイン教育の最前線を伝える企画です。

氏の教え子のひとりである京都精華大学大学院卒業、株式会社真之助デザインのグラフィ ックデザイナー王怡琴氏が通訳と進行を担当しました。両名が適切に協働することで、李根在氏のニューヨーク時代、その後の台湾での約20年間に及ぶデザイン思考と制作の実践が、作品を通じて紹介されました。

講演では最初に、芸術的アプローチによって問題を社会に投げかけるスペキュラティブな方法論によるデザインが提示されました。ニューヨークでの社会実験としてのデザインプロジェクトType Face(文字+顔)は、漢字と人間の民族的背景を人物スナップで表現したシリ ーズです。
看板の社会問題提議作品にも受講学生が大きな興味を示しました。これは実際の巨大看板をメディアに、個人の視点を都市空間に展開する大規模なインスタレーションである。文字+顔シリーズが発展し、環境に展開されたものともいえる。


次に、展覧会や建築施設,文化イベントなどの代表的なデザインプロジェクトが、問題解決の手段として紹介されました。研究デザインがやがて実際のプロジェクトに展開されることを理解することができた。
後半は、国立台湾科技大学の授業の実際。2年生の学生作品や学部の卒業制作研究、個展の開催が認定条件となっている大学院の卒業研究の事例。グラフィックデザインの枠を大きく広げる問題提起型作品群が紹介され、多くの受講生が熱心にノートを取りました。デザイン学科GDコース3年を中心に、自主参加の学生や指導教員などが加わり、会場のプロジェクトラボに熱気があふれた。

― 李 根在(Ken-tsai Lee)氏 プロフィール ―
台湾科技大学デザイン系副教授/グラフィックデザイナー
1968年台北市に生まれ、2001年国立台湾師範大学大学院を卒業。
2003年より7年間にわたりニューヨークでデザインの実験的研究活動を行った。2012年から国立台湾科技大学デザイン学科副教授をつとめるかたわら李根在デザイン研究所を主宰。現在、ニューヨークADC台湾代表、ニューヨークTDC台湾代表、台湾デザイナーズウィークディレクターなどを歴任する。D&AD、タイプディレクターズクラブアワード、アジアデザイン賞、グラフィス年鑑など数多くの受賞がある。
 

特別講義 東アジアのグラフィックデザインとタイポグラフィ
講演者:李 根在(Ken-tsai Lee)
台湾科技大学デザイン系副教授/グラフィックデザイナー
進行,通訳:王怡琴 グラフィックデザイナー
令和元年(2019)10月10日(木)13:30~15:30
10号館 プロジェクトラボ 公開授業
 

企画・報告:杉崎真之助 デザイン学科・教授
投稿:中村(企画広報部)


2019年5月27日

オープンキャンパスが開催されました♪

昨日は、令和になって第1回目のオープンキャンパスでした!
 
 

5月だというのに暑い!一日でしたが、たくさんの方にお越しいただきました。
全体の説明会会場は、一部立ち見状態で入場を次回へ変更していただく位の盛況でありがたい限りでした。

 
 
 

開催されたプログラムを少しご紹介♪

昨年11月に新校舎が竣工した、アートサイエンス学科。
新しい校舎でのオープンキャンパスも昨日が初めてでした。
「ラジコンカーをカスタムして、車載カメラで操縦しよう!」
こちらはカメラから送られてきた映像を元に、車を操縦。なかなか難易度高めそうでしたが、面白いプログラムです。

   
 

地下のスタジオでは「MESHを使って楽器を作ろう!」のコーナーが。
木で出来たギターの板と「MESH」というプログラムと通信機能を組み込んだ小さなタグを活用し楽器を作っていました。

 
 
陶芸学科では、ろくろデモンストレーションを実施。
希望者は実際に体験していましたが、なかなか盛況でした。

デモンストレーションをしてくださった田中先生。  

 
ろくろで器を作るって、古いイメージもありますが、いまどきの陶芸ってとってもカラフル。
今はこんなにたくさんの鮮やかな色合いが表現できるんです!

今回デモンストレーションを担当いただいた田中先生の繊細な作品も展示されていて、イメージが代わります。

 
 
 

体育館の総合会場内では初等芸術教育学科の「すごろく」が初お目見え。

実は、学科の新たなキャラクターが誕生。
あわせて初等芸術教育学科の4年間を紹介するすごろくが誕生しました!
会場では在校生と一緒になって盛り上がる姿が見られました。

 
 

体育館3階の会場では、大阪芸術大学×CAPCOM eSports大会 「カプ芸杯 令和バトル1」も開催。

芸術計画学科の学生たちが、eスポーツコネクト株式会社の協力をのもとベントを運営。
司会は「ストリートファイターV」プロモーションプロデューサーの綾野智章氏。
実は綾野さんは本学の卒業生なんです!
プロゲーマーの参加もあり、大会は盛り上がりました。

今回の大会の詳細はこちら→http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/kh/capgeihai_01/

大会結果はこちら→https://challonge.com/ja/ReiwaBattle1

 
 

オープンキャンパスは7月と9月にも開催されます。
7月では、また今回と違ったプログラムも開催予定です。
ぜひまたお越しください!!

【 オープンキャンパス 】
 7月14日(日)・15日(月・祝)10:00~16:00
 9月 1日(日)        10:00~16:00

 ※7月15日(月・祝)は「オープンキャンパスDE体験入学」も同時開催。
  こちらは要事前申込す。

 
 

投稿:中村(企画広報部)