街の中を歩いていると、たまにイラストが描かれたシャッターを目にします。
真っ白なものよりペンキで彩られたシャッターが閉まっている方が、閉店後も温かい感じがして良いですよね。
大阪芸術大学の学生たちも、この“シャッターアート”にチャレンジしました!
今回アートの対象となったのは、JR福島駅3号高架下(あみだ池筋側を除く)のシャッター。
福島は梅田からも徒歩で行くことができる好立地で、夜になると高架下の飲食店は多くの人で賑わっています。
しかし、昼間はシャッターを下ろしている店も多く、高架下には暗いイメージを持つ人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、高架下の昼間の新しい風景を生み出し、地域の再開発とイメージアップに繋げようということでこのシャッターアートが企画されました!
この催しは芸術計画学科長の犬伏雅一先生を中心にして進み、全体の構成は松村千春さん(工芸学科2回生)のデザインにまとまりました。
そして、山崎佳端さん(デザイン学科2回生)、佐々木航大さん(芸術計画学科3回生)、早川友加里さん(同学科1回生)、山岸青葉さん(同)、西村啓子さん(キャラクター造形学科3回生)、家財美香子さん(同)、中村景子さん(同)、荒尾葵さん(短大2回生)、甲斐真亜子さん(美専1回生)、清水まりこさん(キャラクター造形学科卒業生)が制作に参加しました。
8月10日から9月5日、猛暑の中で作業は進められました。
しかも、シャッターが閉まっている間に描かなければいけない為、朝7時半からお店が開店するまでの間の作業となったそうです。
この作品のテーマは、「出合い」。
絵は東西に100mくらいあり、東から男の子が、西から女の子がそれぞれ福島の街を歩き、絵の中心部分で出会って虹が架かるというストーリーになっています。
(全体像→クリックで拡大)
是非、実際に福島の街でご覧になってみてください!
投稿:島田(OUA-TV)