学生たちといっしょに悪ノリして、今年度の文芸学科の講義でレポートとして提出された短編小説を集めて電子出版してみました。
先月末に集めて、二週間後にはもう世間に出る。この即興性、即応性が電子出版の新しい可能性。音楽のアドリヴ演奏のように本が作れます。
専門の大学でどの程度のことを教えているのか、オープンにして
いくことも、今後は重要になるでしょう。惹句は以下の通り。ぜひみなさまもお楽しみください。(といっても、世間のkindleの普及率が低すぎてなぁ。。。)
http://www.amazon.co.jp/恐怖教室-ebook/dp/B00BF25NYK/
『恐怖教室:大阪芸大文芸学科講義』
純丘曜彰教授博士と大芸大もういや団
「みなさん、これから私はあなた方に恐怖を教えます」
大阪芸大文芸学科で行われたホラーを中心とする幻想文学とその創作論に関する純丘曜彰の実践的講義から生まれた短編恐怖小説のアンソロジー。 メタとハイポ、伏線とミスリードが交錯し、世界の合理性の信頼のゆらぎに真実が垣間見える人間の心の中の底なしの怖ろしさの数々。あなたも御賞味もぜひどうぞ。
1. 床の間の黒い金庫 純丘曜彰
2.もういいかい? 中野真仁
3. 街 遠 し 井上卓也
4. はずれの浮橋 明星悠輝
5. pursuit of beauty 石田恵理奈
6. サヨちゃんと私 木田栄次
7. カオスクライシス 下田正博
8. 沼 男 白鳥幸輔
9. 五月四日 谷口由恵
10. 美 醜 谷崎 慎
11. 冷 笑 松田香織
12. 午後八時四十分 酒造怜子
13. 緑 の 詩 山口 陽
14. 上馬の森のフクロウ 純丘曜彰
投稿:純丘曜彰先生(芸術計画学科)