今年度から、大阪芸術大学で新しい奨学金制度「大阪芸術大学 学生成長支援助成型奨学金(OUA-SIPS)」がスタートしました。
「自らの思いをカタチにしたい」
「身近な問題や社会の課題を解決し貢献したい」
「アイデアをビジネスやベンチャーとして世に問い、試してみたい」
「異なる領域を深めて視野を広げたい」
そんな学生の活動や事業を支援することが目的として設けられた本奨学金。
審査にあたっては、本学の「建学の精神を理解し、体現しようとしているか」が重視されます。
大阪芸術大学 建学の精神
「自由の精神の徹底」「創造性の奨励」「総合のための分化と境界領域の開拓」「国際的視野に立っての展開」「実用的合理性の重視」
本来は昨年度から始動する予定でしたが、コロナ禍で見送る形となり…今年度、待望の初募集となりました。
今年度は、全学生の中から3件の応募があり、うち2件が一次審査を通過。
そして6月22日(火)、芸術情報センターAVホールにて、二次審査が公開型で実施されました!
1組目は、芸術計画学科3年生の内藤愛さん率いるグループ。
高校生が大阪芸術大学に興味を持つきっかけを作り、「大芸大に進学してよかった」という新入生を増やすプロジェクトチームです。
同学科3年生の田邉陽南子さんがプレゼンテーターを担当しました。
そして2組目は、舞台芸術学科2年生の川村智基さん。
奈良の演劇シーンの育成をテーマに、自らが代表を務める奈良学生演劇祭の実施について掲げました。
建築学科長の門内輝行先生、アートサイエンス学科長の萩田紀博先生、学生部長の壺井勘也先生といった審査員陣を前に、どちらの学生も堂々プレゼンテーション。
先生方から鋭い質問を受けても、その場ですぐに自身の考えを述べる姿からは、それぞれの活動に対して強い信念を持っていることが伺えました。
採択については7月の委員会で決定します。
今後もOUA-SIPSを通じて、学生たちの芸術活動の可能性が広がるといいなと感じました!
投稿:島田(学生課)