2008年9月18日

展ファクトリー、開催中!

14日のブログでお伝えした「Factory」が今、開催中です。在校生の皆さんなら、もうご覧になった方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、受験を考えている方々など学外の方も是非この機会にお越しください。
factory ten 展 ファクトリー てん テン 展Factory、開催中!
今回の「Factory」は、ギャラリースペースだけでなく総合体育館のエントランス部分やピロティも展示空間となっています。在校生が休憩したり、様々な人が行き来する空間にアートが共存している様子は「芸大はこうでなくっちゃ!」と思わせてくれます。(かつてのアートステージを思わせる雰囲気)
factory ten 展 ファクトリー てん テン 
作品に感じる「非日常性」が日常にあってこそ、その場所が芸術大学らしくなるんだと思います。卒業制作の学内展のときにも似たような気持ちになりますが、今回の「Factory」はそれ以上です。
factory ten 展 ファクトリー てん テン 
factory ten 展 ファクトリー てん テン 
また造形作品だけでなく、音楽工学ならではの作品があったり、音響と映像がコラボレーションした作品もあり、この展覧会の作品や変化に富んだ空間構成は「大阪芸術大学じゃないと成立しない」と実感させてくれます。
factory ten 展 ファクトリー てん テン 
今回の「Factory」は「8学科36人のつながりが生んだ展覧会」というサブタイトルが付けられています。「学生同士の制作を通した交流の場」を実現したものです。
factory ten 展 ファクトリー てん テン 
「学生同士の制作を通した交流の場とは、個人がバラバラに制作をしている大阪芸術大学で、1つの企画を通して、こういった制作をする学生がいるということを知り合う場をつくることで、これまでになかったつながりを生むというものです。」(「Factory」挨拶文より)
factory ten 展 ファクトリー てん テン 
代表者・古島佑起さん(芸術計画学科卒業)は、卒業生として今の在校生、大学関係者に届けたい大きなメッセージを込めてこの「Factory」を企画されました。それは大阪芸術大学に関わるたくさんの人たちが「制作を通じて学科を問わず学生が交流できる機会」の必要性について考えてほしい、というものです。
factory ten 展 ファクトリー てん テン 
以前、古島さんが卒業して間もない頃、大学生活を振り返っての感想を聞いたことがありました。いくつかの思い出を話してもらう中で、「多くの仲間に恵まれました」という言葉が印象的で、コメントをそのまま広告に使わせてもらったこともありました。「自分を形作るには、知識や時間以上に人との『出会い』が大切だと思うのです」と後に続いた言葉でジーンとしたことを覚えています。
factory ten 展 ファクトリー てん テン 
昨日もらったこの展覧会の案内には超イキイキした36名全員の写真がありました。この「交流」の楽しさを表わしているかのようです。この「交流」こそ大阪芸術大学の「醍醐味」だと思います。
この「展-TEN-」は今年で3年目。今後もこの企画がずっと受け継がれていくことを期待します。

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