大阪府、豊かな環境づくり大阪府民会議主催の「おおさか環境デジタルメディアコンテスト」が今年度も募集があり、昨年7月10日(月)から10月31日(火)の応募期間に本学学生が多数応募して、下記の学生が各賞に入賞しました。また、本学からたくさんの応募がありましたので、感謝状が授与されました。
今年度の募集作品のテーマは、「私が描く持続可能な未来社会のデザイン 脱炭素社会の実現をめざして」でした。
表彰式は、3月8日(金)に大阪府咲洲庁舎で行われ、本学の受賞学生は全員出席し表彰状を受け取りました。表彰式には、デザイン学科の小林 文先生、山地 啓之先生も出席されました。
これらの入賞作品は、大阪府内の街角や施設に設置されたデジタルサイネージで放映される予定です。
入賞した作品をご覧頂いて、持続可能な未来社会を築く一助となればと思います。
【デジタルポスター部門(縦型)】
最優秀賞 デザイン学科 浅川 実彩さん
「それ、捨てちゃうの?」
「⾷品ロス」の原因の中でも、⾝近で、私たちの⽣活の中で⾒落とされがちな「過剰除去」に着⽬した。少し⼿を加えれば⾷べられるものまで捨ててしまっていることは、環境にとっても本⼈にとっても損なことだと思う。このポスターを通じて、普段料理をする⼈に「過剰除去」に興味を持ってもらいたいという思いを込めて制作した。
大阪産(もん)賞 デザイン学科 森 美由紀さん
「買う前に整理しよう」
⾷品ロスの半分近くは家庭内から出ています。また、冷蔵庫に物を詰め込みすぎると余計に電気代がかかってしまいます。新しい⾷材を買う前に、⾷品ロス削減と省エネの両⽅の観点から冷蔵庫を整理していく⼼がけが必要です。
【デジタルポスター部門(横型)】
優秀賞 黒木 蓮也さん
「未来のためのあなたの選択」
持続可能な社会を無限に続く社会と捉えて、町の様⼦が描かれているウィンドウが合わせ鏡のように続いていく様⼦で表現した。環境に配慮した選択をしていくことで未来は続いていくというメッセージを中央に配置した。
大阪産(もん)賞 デザイン学科 上ノ薗 大政さん
「白熊が危機を訴えかける」
地球温暖化によって氷が解け⽣息地を奪われている⽩熊が笑いかけ注意喚起をするブラックユーモア的なものを⽬指しました。
大阪産(もん)賞 デザイン学科 櫛田 真綾さん
「身近な水を大切に」
⾃分たちの⾝近にある河川、海などは知らないところでけがされている現状に向き合ってほしいと思い描きました。
↑本学受賞者全員で記念撮影
(左から)山地先生、櫛田さん、浅川さん、上ノ薗さん、黒木さん、森さん、小林先生
表彰式会場の迎賓会議室は、大阪府咲洲庁舎の50階にあり、2025年に開催される「大阪・関西万博」会場の夢洲が目の前に見えました。
↑工事中の「大阪・関西万博」会場
【大阪府・2023年度おおさか環境デジタルメディアコンテストホームページ】
https://www.pref.osaka.lg.jp/chikyukankyo/room/digitalmedia2023.html
(報告者 デザイン学科 小林 文、デザイン学科 山地 啓之、就職課 川村良広)