今日は、第6回 大阪芸術大学 Art lab.『大阪芸術大学グループ特別美術セミナー「ピカソに触れる」 あなたもピカソ 私もピカソ』の模様をご紹介!!
このセミナーはアートを志す高校生に向けて開催しているもので、これまでに「ピサロと印象派」展、「ミラノ華麗なる貴族コレクション」展、「新印象派」展、「トーベ・ヤンソン」展、「ジョルジョ・モランディ」展といった展覧会開催と合わせて実施されてきました。
6回目となる今回は、あべのハルカス美術館の「ピカソ、天才の秘密」展開催を記念して行われました。
参加したのは、約50名の高校生たち。
5月28日(土)には美術館を貸し切ってピカソの名画を鑑賞。
そして、6月12日(日)・18日(土)の2日間を使って、美術学科の高田光治先生をはじめとした教員陣から指導を受けながら、作品制作に取り組みました!
制作課題は、人物写真のパネルを使って、その半身にアートをほどこすというものです。
1本の線を使って好きなところに境界線を設けて、自由な画材・材料・手法を用いて制作が進められました。
高校生たちそれぞれの制作の様子を見ているだけでも、とても興味深かったです。
油絵具やアクリル絵具を使ってひたすら何かを描く人もいれば、雑誌や新聞を切り抜いてコラージュをする人、
元の写真の輪郭をなぞりながら抽象的な表現にしていく人や、全く新しい絵を上から描き足していく人もいて、表現の仕方はさまざま!
そして作品が完成した後は、講評会が行われました。
美術学科の久世直幸先生と森井宏青先生が、作品を見ながら交互にコメント。
それぞれの作品の良いところはもちろん、「もっとこうしたら更に良くなりますよ」というアドバイスも!
高校生たちにとって、大変励みになったみたいです。
参加者からは、
「ピカソのイメージが変わった」
「自由な発想や表現を形にできるのが面白かった」
「初めて使った画材も多くて、新鮮な気持ちでチャレンジできた」
「他の人と意見を交わしながら作業できて楽しかった」
「自分自身でテーマを見出すいい勉強になった」
「今後、他の人とは違う表現を追求していきたい」
などなど、意欲的な感想を聞くことができました。
そんな今回のセミナーで制作された作品、みなさんも実際に見てみたくないですか?!
7月17日(日)・18日(月祝)の大阪芸術大学オープンキャンパスでは、「特別美術セミナー 大阪芸大Art lab. 作品展示」を行います♪
既成の枠組みを超えた、独創的な作品をお見逃しなく!!
投稿:島田(企画広報部事務室)