2018年5月21日

世界をつなぐ マンガデザイン展★

5月19日(土)から、大阪芸術大学スカイキャンパスで「世界をつなぐ in OSAKA」が開催されています!

 

 

マンガデザイン」とは、日本のオリジナル芸術である「漫画」の表現手法をグラフィックデザインに応用したもの。
難しいこともストーリー仕立てにしてシンプルに表現できる漫画。
その「伝わりやすさ」が存分に活かされたデザインは、ノンバーバルコミュニケーションにも役立ち、海外の方に向けた広告にも多く起用されています!

 

そんな”世界をつなぐ”マンガデザインを提唱されるのは、本学デザイン学科客員教授の吉良俊彦先生です!!

 

吉良先生は、大阪芸大で教鞭をふるわれる中で、漫画を学ぶ学生たちが卒業後に活躍できる場を広げることができないかと考えられ、2011年にマンガデザイナーズラボ株式会社を設立。
そして現在マンガデザイナーズラボでは、キャラクター造形学科やデザイン学科の卒業生たちがマンガデザイナーとして活躍しています!

今回の展覧会では、これまでに制作されたマンガデザインを使った広告などが展示されています!!

 

メインビジュアルにもなっているこちらの絵は、大阪芸術大学をイメージしたもの。


芸術を学ぶ学生たちの姿はもちろん、キャンパス内で目にするさまざまなものがモチーフになっていて、とても賑やかな雰囲気♪

 

有名漫画家とのコラボレーションで、広告キャンペーンの展開も行っているそうです。

 

また、会期中には、トークショーや似顔絵など、スペシャルイベントも開催されています★


初日には、株式会社コルク 代表取締役社長の佐渡島庸平さんをお迎えして、オープニング特別講義を実施しました!
佐渡島さんは2002年、講談社に入社、漫画「ドラゴン桜」や「働きマン」「宇宙兄弟」などの編集を担当されてきました。
そして2012年にコルクを設立、現在も多くの漫画編集に携わられています。


講義の中で、「『雲を描いて』と言われたら、みなさんはまずどうしますか?」と問われた佐渡島さん。

「絵が描ける人は、多分すぐ雲っぽいものを描いちゃうと思う。
でも、雲と言っても、夏の雲、冬の雲、朝の雲、夕方の雲…全部違うんです。
僕が見てきたデビューできる作家は、絵を描く前に『どんな雲か』とまず質問を返す。
そして次に実物を観察し、それから絵を描くんです。」と佐渡島さん。


絵を描く人の多くは、実物ではなく、上手な絵を参考にして描いているのではないでしょうか。
かく言う私も絵を描きますが、他の絵を真似ることで描き方を身につけてきたように思います。
二次元のものを元に二次元で表現するのは、とても楽なこと。
しかし、本当に絵が上手い人・プロの漫画家になれる人は、三次元のものを二次元に落とし込んで表現する力がある人なんだそうです。
何を省略して描くのか、それが漫画家としての才能・個性なんですね!
ですから漫画を見る時には、「描かれていないものは何か」を考えながら見ると、勉強になるそうですよ!


この他にも、佐渡島さんが話されたことは、どれも考えが深まる話ばかり。
参加者の方々も、一生懸命メモを取られながら聞き入っている様子でした。
 

みなさんもぜひ、「マンガデザイン展」に足を運んでみてくださいね♪

>>詳細

 

投稿:島田(学生課)