みなさん、大阪でアートフェアが開催されることはご存知でしょうか? 先日オープンした本学のほたるまちキャンバスの近くにある堂島ホテルで、現代アート専門のアートフェアが7月25日(金)より3日間開催されます。いよいよ来週です。
■ 開催概要 名称:ART OSAKA 2008 URL:http://www.artosaka.jp/ 会期: 2008年7月25日(金)?27日(日)12:00-19:00 *7月25日(金)は21:00迄(入場は終了30分前迄) 会場:堂島ホテル8階・9階・10階・11階 客室47部屋 大阪市北区堂島浜2-1-31 URL:http://www.dojima-hotel.com JR北新地駅、地下鉄西梅田駅より徒歩3分 JR大阪駅、各線梅田駅より徒歩8分 入場料: 1,000円(会期中有効)
この「ART OSAKA 2008」は、もともと2002年から天保山の海岸通ギャラリーCASOを会場に開催されていた「ART in CASO」がルーツとなっていて、昨年より会場を堂島ホテルに移して開催しています。今回は関西を中心に東京、名古屋のギャラリーから韓国、台湾のギャラリーも参加して、計47のギャラリーが一堂に集結する大規模なアートフェアです。これらのギャラリーがホテルの客室を展示ブースに見立て、通常とは違う展示方法で取扱の作家を紹介し作品の販売をするという企画です。 実はこのイベント中で作家として活動している本学の卒業生が多く参加しています。大阪芸術大学だけでなく、短期大学部、大阪美術専門学校卒業生を含めると現在把握しているだけで13名の作家がこのアートフェアに出品します。近年の美術界は現代アートに多大な注目が寄せられています。従来の洋画、彫刻といった既存の枠組みに捉われない作家、作品が続々と登場し、新しいアートの形を模索する動きは海外だけでなく日本でも高まりを見せています。昔は「作家は死んでからでないと認められない」とも言われてきましたが、最近は20代、30代で国内はもとより世界でも認められる作家が、この現代アートの分野では増えてきています。
このアートフェアに参加する作家の方々は、そうした可能性を秘めている作家としてギャラリーにプロモーションされています。そしてこの場での作品の販売によって、作家とギャラリーの評価がなされる厳しい現場でもあります。
卒業生がどのように活動しているのを見るだけでなく、今の美術界の流れがよくわかるイベントでもあります。関西でこれだけ多くのギャラリーが集まることはこのアートフェアしかありませんので、 入場料はかかりますがアートの最前線を実際に目にすることのできる絶好のチャンスです。なかなか学内だけでは知ることのできないアートの現場を、是非この機会にしっかりと学びとってください。
大阪芸術大学ホームページ 大阪芸術大学ブログトップへ
|