みなさんこんにちは!
先日、キャンパス内を散策していると、とても気になるものがありました。
イチョウの木に、いろんな色に染められた服が掛けられていたんです。それも大量に!
全体で見ると端から順番に色分けされていて、まるで一つの大きな作品のようです。
いったいこれは何なのか・・・?
横で作業をしている学生がいたので早速インタビューしました!
今回この服のアートを作ったのは、園川絢也くん。 美術学科 彫刻・総合素材コースの学生さんでした。
Q、木にいっぱい服が掛けられているのですが、これは何ですか?
A、12月に展覧会を開くので、その時の作品に使う材料として染めた服を乾かしているところです。
なんと大量の服は作品作りの材料だったんですね!
乾かしているだけでも、一つの作品に見えてしまうのが不思議です。
Q、この服はどんな作品になる予定ですか?
A、いつも感情的に作っていて、最終的な形はまだ分からないです。作っていく中で、こうなったら面白いんじゃないかなと発想を転換して作業をしているので、完成した作品には自分も驚かされることがあります!
Q、12月に展覧会を開かれるそうですが、意気込みをどうぞ!
A、学生最後の展覧会。
ギャラリーのオーナーさんに声をかけてもらい、美術館とも話し合いを行って、初めて社会に対しての展覧会になるので緊張しています。芸術家として活動できるよう頑張りたいです!
今回取材した段階では、どんなものが出来るか全く予想が出来ませんでした。
制作者自身をも驚かしてしまう作品、展覧会当日に一体どんな作品となって見ることが出来るのか楽しみです!
「日常のもので、どれだけ遊べるかにチャレンジしている。」とコメントをくれた園川くん。
皆さんも、園川くんの展覧会を見に行ってみてはどうでしょうか!?
日常のものが、非日常のものとなって新しい発見を与えてくれるかもしれませんよ!
○園川絢也くん展覧会○
「日常をアートへ」
さあ、アートを拡げよう
日常にトキメキ ココロに遊びを
それだけで、日常はアートへ
2011年12月21日(水)から25(日)
午前10時から午後6時まで【入館は午後5時30まで】
入館は無料!
場所:伊丹私立伊丹郷町館 旧岡田家住宅 酒造
住所:兵庫県伊丹市宮ノ前2丁目5番28号 伊丹私立伊丹郷町館 旧岡田家住宅酒造
交通:阪急伊丹駅より徒歩北東へ約9分/JR伊丹駅より徒歩北西へ約6分
問い合わせ:090-3487-2601
http://www.designdot.co.jp/

11月20日、日曜日にみなと街 神戸で開催された第1回神戸マラソン。
この神戸マラソンの模様はサンテレビで生中継され、懸命に走るランナーの姿がお茶の間に届けられました。
一昨年は「食の博覧会」、昨年は「平城遷都1300年祭」で大活躍したTV中継車。
漫画は生涯学習センターで主催する講座としては初めての試みとあって、漫画の技術を体験してみたいという小学四年生から高校生まで、25人の受講者が参加してくれました。
受講生はみんな、卒業生と在校生の手本に見入り、アドバイスに真剣に耳を傾け、一生懸命描いていました。この中から未来の漫画家さんが誕生してくれると嬉しいですね。
gallerismとは何かを、簡単に説明をします。このアートイベントは最初、「大阪現代アートフェアー」として始まり「画廊の視点」次に「gallerism」と名称を変え通算28年続いた展覧会です。京阪神の現代美術に力を入れる画廊が主体となりこの企画が運営されています。
文章を一部引用します。
そして、その中で作品が生まれてゆく現場に立会うことで、見る人の共感につなげてゆく。この現場意識こそが、最も大切なことだと考えております。・・・時代の要請に応じて、さまざまな形の合同展やアートフェアーが派生し、役割が細分化され、現代美術はより身近なものになりました。・・・
今回でこの企画の終焉の理由が述べられていました。いろいろな考え方があると思いますが、私としてはコマーシャルギャラリーやアートフェアーだけでアートの真髄が見えるとは思いません。アートは人間の深淵が凝縮されています。それを経済優先やアートの有効利用活動だけでは不本意だと感じています。これらのギャラリーの存在が、そこから抜け落ちた思考や方法に対応しそれを支える事が出来るのではないかと思うからです。
この賞は2008年から「より多くの人に健康に対して関心を持って頂きたい」という趣旨の元、