2015年5月27日

マッド・ジョージ先生による映像学科「デジタル合成演習」

一気に夏らしい気候になってきましたね。
もう少しすると梅雨入りですし、真夏になると日差しが強すぎるので、屋外で活動するなら今がちょうど良い季節かも!


先日、総合体育館の前の芝生広場では、映像学科の学生たちが撮影を行っていました。
指導にあたっているのは、特殊メイク・特殊造形アーティストで映画監督のスクリーミング・マッド・ジョージ先生!
マッド・ジョージ先生は、ニューヨークの芸術大学を卒業後、「ポルターガイスト2」で映画界入りし、「エルム街の悪魔4」などの映画や、マリリン・マンソンなどのミュージック・ビデオ制作で活躍されているんですよ!

この撮影は「デジタル合成演習」という授業の一環で、”投げたりんごが突然大きくなる!”というシーンの制作に挑んでいました。
学生たちが手にしている風船は、大きくなったりんごを想定しており、デジタル編集を施して、大きなりんごに差し替えるらしいですよ?!

そして、使用しているカメラにも注目!!
こちらは、RED ONEというカメラです。
映像学科では2013年5月よりこのRED ONEを導入しました。

RED ONEは映画の撮影やスチール撮影に用いられ、2Kから4.5Kまでの超高解像度の画像・動画の撮影が可能!!
PLマウントという、映画撮影用では最もポピュラーなレンズマウントが採用されているので、既存のシネマレンズを取り付けることができ、これまでの映画と同じく、フィルムカメラで撮影したような映像クオリティーが確保できるデジタルシネマカメラです。
また、秒120フレーム、24p(1秒間に24コマ)の5倍のハイスピード撮影が可能となっています。
昨年度はオープンキャンパスにて撮影した特撮ドラマ「装甲巨人ガンボット」にて爆破シーンやロボットの稼働シーンを撮る際にスケール感を出すため、RED ONEでハイスピード撮影が行われました。
映像学科ではフィルムからデジタル化へ移行する時代に合わせ、REDのような機材を導入し業界に出ても通用する実習授業の講義もされているんです!!

今回の授業ではどんな作品に仕上がるのか…楽しみですね!

投稿:島田(OUA-TV)