2016年5月31日

図書館所蔵品展のお知らせ♪

久しぶりに図書館所蔵品展のご紹介です♪

現在、大阪芸術大学図書館では、『文豪 夏目漱石 没後100年特別展 -所蔵資料でたどる夏目漱石-』を開催しています。

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夏目漱石については、みなさんご存知ですよね!
明治・大正時代に活躍され、日本を代表する小説家・評論家・英文学者です。

今回の所蔵品展は、漱石の没後100年を記念して開かれ、彼の作品世界に触れられる展覧会になっています。

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-所蔵品展のチラシより抜粋-

明治の文豪、夏目漱石が『こころ』を書いてから、100年の時が流れました。
漱石が生きた明治の時代は、国家主義から「個人主義」の時代に大きく舵を切っていきます。
そんな時代の潮流の中、矛盾と苦悩を抱えながら自我を見出そうとした漱石。
漱石は『こころ』で、急速に西洋化していく当時の日本を「こころが失われはじめた時代」といい、
漱石研究者は、漱石は個人主義の破綻を予見していたと言及しています。
だとするなら、今に生きる私たちに個の自由と責任は何をもたらし、何を失わせているのか。
没後100年を記念した本展で、漱石の作品世界にふれ、考えてみてください。
作品に込められた漱石の言葉を読み解いていくその先に、矛盾の多い社会とどう向き合っていけばいいのか、生き方について考える一助となれば幸いです。

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図書館2階には、このように漱石が書いた小説の一節が抜粋され、展示されています。

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親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりして居る。 「坊っちゃん」

1906年に書かれた「坊っちゃん」の最初の一文。
漱石の教師時代の実体験をベースに書かれた小説で、住み込みの女中から「坊っちゃん」と呼ばれている青年が主人公です。
冒頭から、読者を一気に小説の世界に引き込む言葉遣い…一度聞いたら忘れられない一文ですよね。

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日本より頭の中の方が広いでしょう 「三四郎」

1908年の作品「三四郎」の作中の言葉です。
主人公・三四郎が熊本から東京に向かう汽車の中で、のちに広田先生として登場する”髭のある男”が、
「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より…日本より頭の中の方が広いでしょう」と話しました。
人は無限に考え想像することができるという意味にも捉えることができる一言。
とても奥が深い台詞ですよね。

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この他にも、さまざまな漱石の言葉・小説が展示されていました!

5月31日(火)までの展示を予定していましたが、6月2日(木)まで会期が延長されました!!
みなさんもぜひ、図書館で漱石の作品世界の中に飛び込んでみてくださいね!

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さらに、図書館4階展示コーナーでは、所蔵品展「人体解剖図の進化と表現力を見る-ヴェサリウス『ファブリカ』-」も開催中!
こちらは6月11日(土)まで行っています。
併せてお越しください♪

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年5月30日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

もうすぐ6月ですね。
そろそろ梅雨のシーズン。
先週末は、雨が降ったり止んだりして、すっきりしない空模様が続きましたね。
梅雨の季節はジメジメして、なんだかやる気がなくなってしまいがちですが…そんな梅雨だからこそ、楽しめる方法を考えたいですね!
例えば、お気に入りの傘や可愛いレインブーツを持っておけば、雨の日が楽しみになるかも!
梅雨の時期に見ごろを迎える紫陽花(あじさい)や菖蒲(しょうぶ)、百合(ゆり)といった花を見に出かけるのもいいかも知れませんね♪

今週もはりきって大阪芸大ブログを書いていきます!

さて、今日は大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

そんな「大阪芸大スカイキャンパス」、本日からゲストが変わります!
今日のゲストは、舞台芸術学科卒業生で俳優の橋本じゅんさんです!

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橋本さんは、大阪芸術大学から生まれた「劇団☆新感線」に所属されているほか、幅広いジャンルで活躍されている俳優です!
1992年、NHK連続テレビ小説「ひらり」で熱狂的阪神タイガースファンの医師を演じて一躍有名に!
また、1997年に舞台「直撃!ドラゴンロック~轟天」で主役を演じたり、2013年からは、映画・テレビドラマの「図書館戦争」シリーズにも出演されています。
今夜の放送では、そんな橋本さんの幼少期から高校時代までの話を伺います。みなさんお聴き逃しなく!!

「大阪芸大スカイキャンパス」
5月30日(月)20:30~21:00 オンエア
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投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年5月27日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

Still0527_000006月17日(金)に梅田ブルク7で、大阪芸術大学グループ創立70周年記念映画「大芸大に進路を取れ」完成披露試写会を行います!
2015年に創立70周年を迎えた芸大グループを記念して、映像学科が中心となって制作したこの映画。
総監督は映像学科長の大森一樹教授、主演に女優の本上まなみさんを迎えて、芸大生たちの進路と就職をめぐる青春物語を描きました!!
試写会では、本編上映のほかに、大森先生と本上さんのトークショーも行いますので、この機会をお見逃しなく!
事前に申し込みが必要です!>>詳しくはコチラ!!

Still0527_00001さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、TSURUMI こどもホスピス」の庭デザインを建築学科の学生たちが担当した話題からお伝えします!
この「TSURUMI こどもホスピス」とは、難病を患っているこどもたちや、その家族が思い思いの時間を過ごせる施設。
ホスピスの設立にあたり、建築学科の学生たちを対象にして4000平方メートルの敷地をデザインした庭のアイディアを募集しました。
どんなデザインが採用されたのでしょうか?!

Still0527_00002続いて、今までにお送りした映像の中から特に人気のあったものをもう一度お送りする「OUA-TVアーカイブ」のコーナーです。
今週は、昨年度の短期大学部伊丹学舎のオープンキャンパスをご紹介!
伊丹学舎には、デザイン美術学科とメディア芸術学科があり、天神川の畔にたたずむ緑豊かなキャンパスです。
今年度のオープンキャンパスに参加される方は、予習のためにもぜひご覧ください♪

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
5月27日(金)
サンテレビジョン 24:45から
5月28日(土)
奈良テレビ放送 18:15から
テレビ和歌山 19:30から ※放送時間変更


2016年5月26日

石川裕敏個展 -Pick up drops- (F87) 5/9 -21 ギャラリー白

キャンバスに厚く絵具が塗られている。二次元の画面から少しずつの絵具が重なりそして画面を覆い三次元空間に介入している。一定の厚みになるとそれをペインティングナイフでおさえる。それにより画面には二つの表情が生まれてくる。表裏が同時に現れ表面を作っているように思え、彫塑の制作段階のように表面が裏になりまた表になるような構造を、この抽象作品に見て取れる。それは二次元空間と身体を持つ私たちの三次元空間のはざまを経験しているようである。

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画面のイメージの構成上抽象絵画だろうと推測する。キャンバスの表面をレモン・イエローと青白く光った面の二種類が走る。どちらが地(背景)か図(イメージ)になるのか、それは反転し続ける。地と図の反転の度合いにより具象的イメージを帯びることがある。絵画の発生の段階で構築された地平線、水平線という約束事。その経験で絵画を体験する限り、この作品に風景を見ることになる。地と図の反転効果と同時に、私は具象画と抽象画の反転をも見続けることになる。

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報告 教養課程講師 加藤隆明 協力 芸術計画学科合同研究室


2016年5月25日

5/22(日)オープンキャンパス2

前回の記事の続きです!

大阪芸術大学オープンキャンパスの様子をお伝えしていきますね。

文芸学科では、活版印刷体験が行われていました!
普段パソコンで文字を打つ時、フォントの種類やサイズを変えたり、文字間や行間を調整したりしますよね?
活版印刷では、そういった作業をアナログで、活字を一文字ずつ選んで組み合わせて印刷するんですよ!

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こちらは、音楽学科卒業生で日本のテルミン奏者の第一人者である竹内正実さんと、そのグループによる演奏会の様子です。
演奏者たちが持っているのは、竹内さんが開発した、マトリョーシカにテルミンを仕込んだ小型テルミン「マトリョミン」という楽器。
手を近づけて楽器との距離で音程を作るのですが、触れなくても音が鳴り出す光景がとても不思議でした!!

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卒業生といえば!9号館前の広場では、芸術計画学科卒業生でイベントディレクターの阿部亜理沙さんによるファッションショーとトークショーが開かれていました!
ファッションショーがどのようにしてできていくのか、モデルとの打ち合わせから順番に紹介し、最終的に出来上がったファッションショーを見てもらうというプログラム。
たくさんの人が集まっていました!!

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そして、キャラクター造形学科いわみせいじ先生による体験授業。
いわみ先生は、1981年に4コマ漫画専門雑誌「まんがタイム」でデビューされ、その後も4コマ漫画を中心に活躍されている漫画家です。
高校生たちは、そんなプロの漫画家である先生から、キャラクターの描き分け方を教わっていました♪

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大学の中には、和室から洋室までのセットが組まれた映像学科の撮影所もあります!
カメラのレンズ越しに見ると、もうそこには映画の世界が広がっている…?!
また、別の場所では特撮模擬撮影も行われており、さまざまな撮影現場の臨場感が肌で体感できます!!

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写真学科では、プロのカメラマンも使用している一眼レフカメラを使って、キャンパス内の撮影を体験!
初心者の方でも、先生が横について丁寧に教えてくださるので安心です。
どんな写真が撮れたのでしょうか?!

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デザイン学科の校舎である10号館では、いたるところで体験授業や作品展示が行われていました。

私はその中の一つ、「3Dプリンターデモンストレーション」を体験してみました!!
自分自身のフィギュアが作れる体験授業だそうです。

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3Dスキャンを使って、こんな風に身体の形を立体的に読み込んでいきます。
すると…

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すごい!!私の姿がちゃんとデータになりました。
このデータを、3Dプリンターで出力していきます。

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こちらのプリンターは、石膏樹脂パウダーにインクが浸潤して固化する仕組みになっているそうです。
薄く伸ばしたパウダーに、コピー用紙を使って印刷するのと同じようにインクを乗せます。
インクが乗った部分のパウダーだけが固まるようになっています。
その工程を何層も繰り返し重ねていくと、だんだん立体的になっていきます!

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300層以上の印刷(約2時間)後、まわりのパウダーを払うと…中からフィギュアが出てきました!

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すごい細かいところまで再現されています!!

この3Dプリンターの技術は、デザインをする上で、早い段階で完成品に近い形のものを手にできるため、プレゼンテーションやデザインレビューなどの場でも役に立ちます。
デザイン学科には「3D CAD演習」という授業があり、3Dデータ構築の基礎を学習することができるそうです!

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みなさんもぜひ、次回・6月19日(日)に行われるオープンキャンパスにお越しいただき、実際に大阪芸大の魅力を体感してみてくださいね♪


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