先週の土曜日、大阪芸術大学に大勢のこどもたちの姿が!
朝からキャンパスが大変賑やかになっていました!!
この日開催されたのは、初等芸術教育学科主催のイベント「キッズアートカレッジ」。
2012年にスタートして今年で5年目を迎える、”初等芸の恒例行事”です。
幼稚園や小学校のこどもたちをキャンパスに招き、芸術活動や遊びなどを通じて互いにふれあい、創造する楽しさを体験するというもの。
これまでは、芸大附属幼稚園をはじめ、近隣の幼稚園・小学校からクラス単位で大学に招待していたのですが、今年は初の試みとして、富田林市・河内長野市・太子町・河南町・千早赤阪村にお住まいの小学生とその保護者を対象に、広く参加者を募集!
結果、定員を超える多数のご応募をいただき、この日は250名以上の小学生とその保護者の方々が大阪芸大にお越しになりました。
学生たちは、こどもたち一人ひとりに丁寧に対応して会場を案内。
芸術情報センターアートホールではオープニングが行われ、パイプオルガンが演奏されました。
その後は、各講座に分かれてさまざまなアートを体験!!
こちらの教室では、お面づくりが行われました。
絵の具で色を付けたり、ビーズやモールで装飾したり…こどもたちの豊かな発想でオリジナルお面が完成しました!
楽しそうにトランポリンを跳んでいる教室も!
初等芸術教育学科では、野田燎先生による「音楽運動療法」という分野の勉強も行われており、これは音楽と運動を組み合わせることで、脳に障がいのある方の脳機能を回復させるという療法なんです。
また、みんなで一緒にダンスを踊ったりもしました♪
そして、「からだでアート」と題したプログラムでは、教室いっぱいに広げられた模造紙にお絵かき!
筆やローラーだけでなく、自分の手のひらなども使って、自由にのびのびと教室を彩りました★
さらに、落語体験も!!
初等芸術教育学科教授の三村昌義先生が前に座り、落語のお手本を見せながらポイントを伝えた後は、こどもたちも落語に挑戦!
可愛らしい落語家が誕生しました。
打楽器演奏会も行われました♪
鑑賞後は楽器に触れる時間も設けられ、学生がこどもたちに楽器の扱い方を優しく教えていましたよ。
帰りには、大阪芸大のヒーロー「ゲイダイガー」によるお見送りのサプライズまで!!
すぐにこどもたちが集まり、ゲーダイガーと写真撮影をしたり握手したりして楽しんでいました。
11号館エントランスに設置された「お絵かきピープル」も大人気。
自分の描いた絵がスクリーン内で動くことに興味津々の様子で、夕方までたくさんの人で賑わっていました。
こうして実際にこどもとふれあう時間を大切にしているのが、初等芸術教育学科の特長のひとつです。
学生たちは、この日の経験を通して、こどもとの向き合い方をたくさん学べたのではないでしょうか。
また、こどもたちは大阪芸大で過ごした時間をきっかけに、将来アーティストをめざす人も出てくるかも知れませんね!
どちらの成長も楽しみです!!
投稿:島田(企画広報部事務室)