
今週もキャスターは引き続き、放送学科アナウンスコース4年生の堀岡志乃さん。
まず初めは、大阪美術専門学校で開催されたチャリティー展覧会の話題です!
この展覧会は、東日本大震災の復興支援の一環として、大阪美術専門学校キャラクター造形学科の長沢亮先生が企画して開催されました。
イラストや写真、絵画や版画など、およそ200点が集まり、売上金はすべて義援金として被災地へ送られることになっているそうです。
続いては、大阪芸術大学図書館で行われた「伝統工芸展」の話題です。
この展示会は『使える』ではなく『使う』工芸品にすることをコンセプトに行われました。
作品はすべて、デザイン学科4年生の竹内幸之介さんがデザインし、それを元にして京都伝統工芸大学校で制作されました!
作品は、一見古いように感じますが、デザインは斬新で魅力的なものばかり!!
この作品がどんなものかは、番組を見てチェックして下さいね!きっと欲しくなること間違いありません!
今回の特集は、大阪芸術大学映画館で行われた「マイ・バック・ページ」の試写会の模様です!
監督は大阪芸術大学映像学科卒業生の山下敦弘(やましたのぶひろ)さん。
映画『天然コケッコー』では、第32回報知映画賞・最優秀監督賞を最年少受賞するなど、今、日本映画界で注目の若手監督です。
当日は大学の同級生で脚本家の向井康介(むかいこうすけ)さんも来られ、映像学科の学生たちを対象にした特別講義が行われました。
この模様は、ぜひ番組でチェックして下さい!
大阪芸大テレビは毎週金曜、深夜12:40分からサンテレビで放送中。
その他の局でも放送中です!
今回も見どころ満載、是非皆さんチェックしてくださいね!!
<オンエア情報>
6/10(金)
奈良テレビ放送 22:30から
サンテレビジョン 24:35から
北陸朝日放送 25:35から
6/11(土)
テレビ和歌山 23:00から

今週のゲストは、先週に引き続きまして、大阪芸術大学「演奏学科」の学科長で声楽家の三原剛先生です!今回の放送では、三原先生が大阪芸大を卒業しプロの声楽家として活動されてからのお話をして下さいます。世界的に活躍されている三原先生も、スランプに陥ってしまいなかなか克服出来ずにいた時期があったんだそうです。さて、三原先生はどうやってスランプから抜け出したのか、それは是非今日の放送を聴いて確かめて下さいね?素敵な恩師との出逢いや、3月11日の東日本大震災を経て、声楽家である自分に何が出来るのかと悩まれたお話など、三原先生の声楽家としてのとても貴重なお話が聞けますよ。
そして、関西一円のアートシーンを紹介する「アートシーンウォッチングのコーナー」!
放送は今日の深夜24時から25時の1時間、ラジオ大阪1314です! 
私の経験では1995年1月に発生した阪神淡路大震災から、多くのアーティストがこのような災害に対し、どのように向き合うかを自ら問い始めた様に思います。そこから、「芸術と癒し」、「記憶と芸術」そして「芸術と労働」など、多くの問題意識が生まれそれを実践していきました。最後の、「芸術と労働」とは、今回多くの芸術関係者が実践している作品の売買による収益を復興支援に送るというものです。
今回、Gallery BIRDの企画では通常行なっている作品販売による収益を支援に送るというだけではない試みがありました。先に「芸術と労働」記したのは、数年前の私の個展の時、「芸術制作と労働の問題がありますね」と作品を見ながら、ある人に問いかけられた事があります。私には芸術制作と労働という概念が一致せず、質疑に困惑していました。
今回その出来事を思い出させてくれました。つまり通常の作品と貨幣の流通では、作品の売買には制作に使用した素材や時間、付帯価値が貨幣となり循環してきます。今回の場合すべてアーティストの持ち出しにより制作し、それを貨幣に変換し支援するという過程により成立していますが、アーティストには何も循環がなされていないのです。
企画者であるギャラリーオーナーのアイデアは、参加アーティストに何らかのものを循環させる構造を示しました。ギャラリーに来られた人や作品購入者から、アーティストに向けて作品の感想やコメントを記述してもらいそれをアーティスト手渡すという方法で、アーティストも精神的に支援するという形を取っています。
ここでは、インテックスビジョンで放映するインフォメーション番組を制作しています。
現在の担当キャスターは、大阪芸大テレビのキャスターとしてもおなじみ堀岡志乃さん(放送学科4年生)。
今回プロジェクトは、堺市立病院からの依頼で「小児病棟の壁面をアートで飾り、子どもたちが過ごしやすい環境にしたい」という企画を依頼されたことから始まったそうです。
今回プロジェクトに携わった学生2人に感想を聞きました。