今日のブログは大阪芸術大学大学院染織研究室からの投稿です。
現在、大阪芸術大学ほたるまちキャンパスギャラリーにて「あやなす十周年展」を開催しています。 「あやなす展」とは、大阪芸術大学大学院工芸(染織)の学生とそのOBを中心に2000年より毎年、東京の千疋屋ギャラリーで開催されている染織のグループ展です。 そして今年、十周年を迎え、これを記念して「あやなす十周年展」が開催されています。
では、少しだけ会場風景を・・・
染色では、自分の身長より大きな作品がごく当たり前のように作られています。このスケール感は写真ではお伝えしにくいので、ぜひ会場で味わってみてください。 今回の出品者の中には、日本国内だけにとどまらず、国際的にも活躍している作家も多く出品しています。このように活発に活動している染織の若手作家が一堂に集まる機会もめったにありません。若手染織家たちの満ち溢れるパワーを感じ取ってください。
また、「Small works」展も同時開催しています。
これはテーマ通り、今度は逆に小ささへの挑戦です。12cm四方以内という規定を設けた作品の展覧会です。こちらは染織のみならず、他の分野を専攻している大学院生も参加しています。なぜか小さいながら不思議と見ごたえがあります。 近年、こうした「Small works」の国際展が頻繁に行われるようになりました。これは単に運送の手軽さだけではない、何か小ささゆえの魅力があるからでしょう。 なんだか、その魅力が少しわかるような「Small works」展です。
さらに、「あやなす十周年展」では講演・トークセッションも企画しています。詳細は下記のとおりです。 是非皆さんお越し頂き、現在染織工芸の斬新な世界を体感してみてください。
「あやなす十周年展」 日時:11月17日(火)~29日(日) 時間:10:00~17:00(最終日は16:30まで) 場所:大阪芸術大学ほたるまちキャンパスギャラリー 大阪市福島区福島1-1-12 堂島リバーフォーラム3F 電話:06-6450-1515
記念セッション「染織の現在(いま)」 日時:11月22日(日)15:00~17:00 場所:同ギャラリーの展示会場にて 1部:講演 「世界の染織国際展がいま熱い」福本繁樹 「Small works -国際展の動静-」小野山和代 2部:出品者とゲストによるトークセッション ゲスト:山縣熙(大阪芸術大学教授)
<お問い合わせ> 大阪芸術大学大学院染織研究室 大阪府南河内郡河南町東山469 0721-93-3781(内線2684)
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