今日は、午後から雨の予報。バッチリあたりました。その前から、ムシムシしていたので来るかな、来るかなと思っていましたが。やっぱり降り出しました。傘を忘れた学生さんもちらほらいたようですが、そんな時は学生課に行けば貸してもらえますよ。今度、傘を忘れたら行ってみましょう。
さて、今日は工芸学科1年生の授業を見せてもらいに行ってきました。工芸学科は金属工芸、陶芸、ガラス工芸、テキスタイル・染織の4つのコースがありますので1年生では「様々な素材を知るため」と「今後のコース選択のため」にこの4コースすべての実習を経験するカリキュラムになっています。1学年を4つのグループに分け、前期の間に4コース経験できるように、それぞれが順番に違う実習に参加します。
今日伺ったのは、4月の始めにガラス工芸の実習からスタートしたクラスの実習です。今月12日からは金属工芸の実習期間となっており今回はその3回目の授業でした。アルミ製のペーパーウェイトの制作に取り組んでいます。
まずは石膏の板から、各自が考えた形を削りだします。3回目ともなると皆さんほぼ大まかな形は出来上がっていて、サンドペーパーで少しずつ削って微妙な整形作業をしている人がほとんどでした。
今週木曜日にはこの作業で出来上がった型を使ってアルミの鋳造を行う工程を学びますので、みなさん「抜け勾配」を意識しながら型の最終整形に余念がありません。集中しています。
スケッチを見直しながら、細部をどのように仕上げるか先生に相談している様子も見られました。先生は指導していく中で、これから造形表現を志すものに必要な心の持ち様などを含め一人づつに話しながら作業をフォローしていかれます。佐々田先生いわく「厳しく指導していますよ」。
でも私は知っています。この厳しさが3年生になるころに、いとおしくなるのです。先生が言ったその言葉の意味とかが。ある程度一人前に作品がつくれるようになってきたら、今のこの指導の深みがジワーって感じれるようになるはずです。きっと。この工芸基礎で受ける指導一つ一つを大切にしてこれから良い作品をつくっていきましょう!
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