こんにちは 入試課です。9月も下旬だというのにまだまだ暑い日が続きますね。あと、1週間もすれば10月です。いよいよ推薦入試が近づいてきました。今回は、入試直前スペシャル企画 第1弾として、音楽学科ポピュラー音楽コース山室教授からポピュラー音楽コースを目指す方々へのメッセージをQ&A形式で紹介しようと思います。音楽学科ポピュラー音楽コースの試験は、専攻分野ごとに試験問題が異なり、主に初見演奏(ヴォーカルは、初見視唱)及び実技試験等で選考されます。ドラムは、基本ストロークと初見演奏、ベースは、スケール奏と初見演奏です。回答:音楽学科 ポピュラー音楽コース 山室紘一教授Q1初見演奏(ヴォーカルの場合は初見視唱)と実技試験は、どちらが重視されますか?山室教授「どちらを重視(優先)するということはありません。初見演奏(視唱)で読譜力などの音楽的基礎能力、実技試験でその曲に対する演奏力・表現力を評価します。したがって、いずれも重視することになります。」Q2Q1に関連して、初見演奏(視唱)にも表現力(歌唱力)は必要ですか?山室教授「指定された楽譜をただ、機械的に演奏(視唱)するのではなく、リズムの特徴をつかみ、アーティキュレーションなどにも気を配りながら表現することも良いと考えます。」Q3ギターの初見演奏の注意点はどういうところにありますか?山室教授「ギターの初見課題には、ストローク奏、アルペジオ奏、メロディ奏などの3つの要素があります。ストローク奏は得意だがアルペジオ奏は苦手では困ります。いずれも平均的に弾けることが大切ですが、コードネームに瞬時に対応できるようになることが先決です。」最後に受験される皆さんに一言アドバイスをお願いします。山室教授「入学試験では、演奏の正確さもさることながら、ミュージシャンとしての個性や素質(適性)も評価のポイントとします。とはいっても、華美な衣装や振り付けなどの演技力を評価するということではありません。(笑)あなた自身が音楽をどのように理解し、自分のものにしているかを評価いたします。」次にお知らせとご案内です。来る11月9日(金)大阪のフェスティバルホールにて音楽学科ポピュラー音楽コース恒例のポップスコンサート「JAZZ &POPS 2007」を開催します。今回のゲストは、あの小柳ゆきさんです。プログラムは、第1部は、在校生及び教員による JAZZ ステージ(ゲストはクラリネットの北村英治さん、サックスのMALTA さん)第2部は、在校生によるポップス・ステージ第3部は、[小柳ゆき]オン・ステージの予定です。さらに、12月22日(土)には、こちらも恒例の「クリスマス・ ポップス・コンサート」を大阪中ノ島にある大阪中央公会堂(重要文化財)で開催します。ポピュラー音楽コースや演奏学科の在校生がクリスマスに因んだ楽しい曲を演奏します。いずれのコンサートも観賞するためには入場チケットが必要です。入場チケットの入手方法等、詳細が決まり次第お知らせいたします。