12月1日は「世界エイズデー」。
みなさんも学校で習ったことがあるかと思います。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、免疫に大変重要な細胞であるTリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルスです。
HIVに感染すると、これらの細胞が身体の中から徐々に減って、普段は感染しない病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症します。
特定の病気が23個決められており、それらの1個以上を発症した状態をエイズ(後天性免疫不全症候群)と言います。
世界では1981年、日本では1985年に初めてエイズ患者が報告されました。
2017年12月末現在、日本でHIV感染者19896人・エイズ患者8936人が報告されています。
その中で大阪府は、東京都に次いで全国2番目に多い報告数となっています。
大阪芸術大学では毎年、大阪府が定める「エイズ予防週間」の11月28日~12月4日に合わせて、キャンペーンを行っています。
今年は第一食堂前に、キャンペーンブースが設けられました。
今日4日(火)には、富田林保健所の方がお越しになり、アンケートとクイズが実施されました。
私も、クイズにチャレンジしてきました!
○×クイズ形式で、例えば…
Q.HIVとエイズの意味は同じである?
Q.HIVに感染している人の血を吸った蚊に刺されたら、感染する?
などの設問がありました。
ブログ担当の結果は…
10問中、全問正解を達成!
(ちなみに上記の問題は両方とも×です!)
参加者には、ささやかなプレゼントが用意されていました。
エイズは有名な病気ですが、未だに偏見や差別がなくなりません。
まずは、正しい知識を身につけることが大切。
みなさんもエイズへの理解を深め、ぜひ来年のクイズでも全問正解をめざしてくださいね。
投稿:島田(学生課)