最近、よく街で晴れ着姿を見かけます。
成人式の振袖姿よりはどこか大人っぽく落ち着いていて、はにかむ表情は少し寂しげにも捉えられます。
世の中はもうすっかり卒業式シーズンなんですね!
芸大でも、今週末に卒業式が行われます!
4年間通った芸大キャンパスを訪れるのも、卒業式当日を残すのみ、という4回生も多いのではないでしょうか。
ところで、卒業生の中には芸大に残って働く人も沢山いるんですよ。
キャラクター造形学科で副手を務める岡田紗苗さんは、「毎日学生を見ているので、刺激を受けると共に焦りも感じます」と話していました。
日々アートに触れている学生たちに比べて、卒業生は仕事とアート活動の両立が大変ですよね。
今回は、そんな岡田さんを含めたキャラクター造形学科の卒業生8名によるグループ展「Dearガール,Myガール」の模様をご紹介します!
この展覧会は、3月5日(火)から9日(土)まで大阪市上本町にあるギャラリー風雅で行われました。
因みに、大阪府の情報を扱う地方紙「大阪日日新聞」の3月7日朝刊にも取り上げられています!!
タイトルの通り、「女の子」をテーマにしたイラスト、漫画、絵本やフィギュアなどの作品約30点がギャラリー内を飾りました。
どの作品もすごく可愛らしくて、ほのぼのとしていました♪
しかし、そんな女の子らしい可愛さだけを表現したかった訳ではないそうです。
女の子という響きはとても可愛らしい印象ですが、その裏の日常に隠れた怖さも表現したと言います。
確かに、展示されている作品を見ていると、どこかそういった怪しい雰囲気も感じ取れますね!
メンバーの中には広告代理店や服飾関係などに就職している人もいて、日々仕事をする傍ら制作活動を続けているそうです。
学生の頃に比べると制作できる時間は限られると思いますが、その代わりに社会経験を積んだからこそできる表現があると思います!
これからも様々な作品を生み出していってほしいです!
展示メンバー(ペンネーム)
an、おかださなえ、新谷瞳、橋本紗季
清加、なからしおり、ゆき、藤清
投稿:島田(初等芸術教育学科副手)