2023年11月14日

【京都中央信用金庫】学生デザインコンテスト2023(ロゴ部門)で 本学学生の作品が受賞し「VRモール京都」のロゴとして採用されました

今夏、京都中央信用金庫(京都市下京区・理事長白波瀬 誠)様では、京都にある企業の商品パッケージや企業ロゴ等を募集する「中信学生デザインコンテスト2023」を開催されました。

本学学生も応募して、デザイン学科3年生の片山 梨子さんのロゴ作品が、10月25日(水)に京都経済センターで行われた表彰式で、イデオ株式会社(京都市中京区・代表取締役井出やす香)様の企業賞を受賞しました。

表彰式では、片山さんは代表取締役の井出様から、表彰状を受け取りました。
イデオ株式会社様では、「京都ブランドを大切にし、地元京都を盛り上げたい。」という思いから、経済産業省の支援を受けた(R2事業再構築)新事業を2022年よりスタート。
その新事業にふさわしい独創的なロゴを募集されていました。

今回、受賞した片山さんのロゴコンセプトはつぎのとおりです。

「商品を立体的に体験できる通販サイトということで、商品の新しい見方が可能という部分を伝えるため、目をイメージしたロゴを制作しました。京都らしさを出すために山と日が上がっている明るいイメージと共に、舞妓さんの特徴的なアイメイクの目元にも見えるようにしました。また、縁起ものである鞠を配置しました。伝統的であり、VRメール京都で、素敵な商品との出会いを期待する意味も込めたデザインとなっています。」

採用された片山さんのロゴは、VRメール京都のホームページで早速採用されて見ることができます。

VRモール京都のサイトはこちら
https://kyoto-vrmall.co.jp/

本学学生が制作したロゴが、京都の地で採用されて、たんさんの方に見ていただけることは光栄なことです。片山さんをはじめ本学学生が、このようなコンテストに挑戦してくれることを期待します。

表彰式当日、私も会場に伺いましたが、もう一点、皆さまにご報告があります。

今回、表彰式で司会をされていたのが、本学放送学科卒業生の森 慎之介さんでした。
森さんは大阪芸術大学在学中は、OUA-TVのキャスターとして活躍されて、卒業後、京都中央信用金庫に就職し窓口業務を行う中、今回のようなイベントの際は、大学で学んだことを活かして司会をされているようです。


片山さんがデザインした「VRモール京都」のロゴ


代表取締役 井出様から表彰状の授与


井出様と一緒に記念撮影


表彰式司会の森 慎之介さん(大阪芸術大学卒業)


片山さんと森さんで記念撮影(大阪芸大の繋がり)
 

(報告者 就職課 川村良広)


2023年11月14日

ミュンヘン国立音楽大学の今峰由香教授によるピアノ公開講座

ミュンヘン国立音楽大学よりピアノの今峰由香教授をお招きして「モーツァルトのアーティキュレーションについて」の公開講座及び、演奏学科ピアノコースの学生たちの公開レッスンをしていただきました。


 今峰先生は2002年にミュンヘン音大の教授に就任、国際講習会の講師として招聘されるなど後進の指導に力を注いでいらっしゃいます。また、ドイツ音楽コンクールの審査員を務められたり、ヨーロッパ中心に多方面の活動を展開されているピアニスト、音楽家です。

 10月20日(金)、公開講座当日は本学3号ホールのステージにスタインウェイとヤマハのフルコンサートグランドピアノを2台並べ、ホールの客席も使用したましたが、ステージ上とホールのピットを上げて作った臨時ステージにも客席を作り、なるべく近くで講座を聞き、ピアノの音色を感じられるようにしました。

3限目の「モーツァルトのアーティキュレーションについて」の講座では、まず、アーティキュレーションとは如何なるものか、なぜ大事なのか、の説明から入り、学生2名のモーツァルトのソナタの演奏を指導しながら、実際の演奏にアーティキュレーションをどう活用すべきかを説明されました。モーツァルトならではの音色の作り方、フレージング、更に装飾音の入れ方も指摘しながら、モーツァルトの楽曲の解釈を詳述されました。

 4時間半の長時間に及ぶ公開レッスンでは、6名の学生がベートーヴェンからシューベルトやシューマン、そしてチャイコフスキーまでの幅広いレパートリーの楽曲で受講しました。作曲家の「書き癖」を踏まえた上での楽曲の解釈、よりなめらかなレガートで歌うためのテクニック、さまざまな表情の音を演奏するための効率的な体の使い方、など多角的にアドバイスをくださいました。

クラシック音楽はヨーロッパからの音楽です。今峰先生のレッスンを通じて、ヨーロッパにおける音楽の歴史や伝統を生きた音楽として感じ、学生、教員ともに、馥郁たる音楽の香りを満喫した実り多い一日となりました。

(報告者 演奏学科合同研究室)