キャラクター造形学科から初の赤塚賞受賞!
今月12日、平成23年度手塚賞・赤塚賞の授賞式が、東京都千代田区の帝国ホテル孔雀の間において開催されました。
本年度上期の第74回赤塚賞で、本学キャラクター造形学科四回生・伏井晋平さんの『ドリームブレイカーけんいち』が見事、佳作に選ばれました。
赤塚不二夫先生の名を冠したこの賞は1974年下期に創設。ギャグ漫画を目指す作家の登竜門として、毎年半期に一度審査会が行われており、『キン肉マン』のゆでたまご先生も『トリコ』の島袋光年先生も赤塚賞を受賞してデビューされました。
伏井さんの『ドリームブレイカーけんいち』は、テンポの良さと「主人公の設定と立ち位置が新しい」(『べしゃり暮らし』の森田まさのり先生)と評価されての受賞となりました。
キャラクター造形学科からは卒業生の菊田タクミさん、三回生の住吉峻さんが手塚賞を受賞していますが、赤塚賞は今回の伏井さんが初めての受賞。今後の活躍が期待されるところです。
また今月13日から20日まで、21-101展示スペースにおいてキャラクター造形学科三回生による『よしみクラス小森クラス合同展』が開催されます。
今回は漫画制作実習2のデジタル作品を展示。三回生の実習の成果をご覧いただければと思います。時間は10時から18時(最終日は13時20分まで)。
卒業生も在校生の頑張りに負けてはいません。河内長野市高向公民館で本年5月から月一回開催されている『小学生まんが道場』と『中学生漫画クラブ』の講師を06年度生の池本衣里さんが勤めています。
10日の午前中に行われた『小学生まんが道場』では4コマ漫画や来年の干支である龍の絵をつけペンで描いていました。池本さんの教え方がよかったのか、受講していたみんなの素質がよかったのか、とても上手な仕上がりでした。
投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)