昨年11月→今年1月にかけてデザインを募集しました通称「芸T」。キャンパス見学会で来場者の方々に持って帰っていただく広報用のTシャツのことです。 デザインの募集前から、この「芸T」を使ったデザインプロジェクトが進められていました。
厳正なる審査を経て選ばれ、Tシャツ化された5種類のデザインが本日披露されました。
今日から11号館1階ロビーで始まったのは、来る5月3日(土)に開催されるキャンパス見学会に向け、在校生も盛り上がってほしいという思いから実現した学生企画展。今回もプロデュースBY『展』です。
今回は、キャラクター造形の2人、写真学科の2人、合わせて4人のアーティストによる「20枚のポスター展」が開催されています。11号館1階ロビーが華やかになりました。この4人のアーティストそれぞれが、5種類のTシャツを独自の解釈でビジュアル表現したカッコイイ作品ばかりです。その他にも企画展全体のモチーフに使われている美術学科の方の作品があったり、デザイン学科の方のイラスト、空間構成、グラフィックあり、舞台芸術学科の方の照明あり。ホントたくさんの学科の在校生の力が合わさって「イイ感じ」です。
実はこの企画には連動したビックプロジェクトが控えています。今回初の試みとして、芸術情報センター・アートホールを使って催される「GOODS DESIGN COLLECTION2008」。 この5種類のTシャツを使ったファッションショーです。音楽はこのTシャツのイメージから発想して音楽学科の方々に作曲してもらいました。アートホールはパイプオルガンのために設計された場所で「残響9秒」という難題がありましたので作曲担当の方には非常に苦労していただきました。残響の秒数を考慮した作曲でかつ、それぞれのTシャツのイメージを音楽の形として解釈するとどうなるか。乞うご期待です。 在校生向けには5月2日のお昼休み、5月3日のキャンパス見学では11:45からと13:15からの2回を予定していますので、是非アートホールにお越しください。
チアリーダースの方々によるパフォーマンスを音楽、映像、空間演出、照明など様々な角度から盛り上げます。この企画のはじめの段階では本当に実現できるのか正直、不安な部分も多かったのですが、在校生の皆さんの思いやエネルギーってすごいです。大きなプロジェクトの中で発生する数々の問題をひとつずつ解決していきながら、前に前に進む感じは「これぞ芸大生の姿だ!」と思わせてくれます。
プロジェクトに関わっている在校生は総勢56人。みなさん発想力やポテンシャル、どこをとっても◎です。みんなで協力しあって、自分の専門を発揮して、こうやってひとつずつ形になっていく様子は、これまたグッときます。
関係各部署の方々もご理解、ご協力ありがとうございます。 在校生の皆さん、ありがとうございます。(本番はこれからですが・・・。)
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