2018年10月22日

声優 田中秀幸さんが特別授業!

今日のブログは、放送学科声優コースの話題!

アニメのキャラクターボイスや外国映画の吹き替え、ナレーションなどで活躍する、「声優」というお仕事。
若者たちの将来なりたい職業としても常に名前が挙がる、今人気の花形職業です。
声優コースには、声優・ナレーター経験の豊富な先生方が多数いらっしゃり、学生たちの指導にあたっています!

私がお伺いしたのは、声優に必要な知識や技術を学ぶ1年生の授業「声優学概論」。
授業を担当されている佐藤正治先生は、「ドラゴンボール」シリーズの亀仙人役、「キン肉マン」イワオ役など、名脇役を幅広く演じられています。

そして今回、この授業の特別講師として、声優の田中秀幸さんがお越しになりました!!

田中さんは、「ドカベン」の山田太郎役で初主演を果たし、「キャプテン翼」ロベルト本郷役、「CITY HUNTER」槇村秀幸役、「キン肉マン」テリーマン役など数々のキャラクターを担当されてきました。
現在は、「ONE PIECE」ドンキホーテ・ドフラミンゴ役で活躍するお声が印象的です。

左:佐藤正治先生/右:田中秀幸さん

 

授業では、佐藤先生との対談形式で、ご自身の生い立ちや、声優としてのエピソード、心構えなどが語られました。

5歳からラジオに出演していたという田中さんですが、声を仕事にしていこうと決められたのは、「ドカベン」がきっかけだったそうです。
若い頃は、テレビタレント、映画俳優、舞台役者…演者としてやりたいことはたくさんあり、その中で一番自分に向いている表現方法が「声」だったとのこと。


現在、声優の仕事は多様化し、演技力だけでなく、歌も踊りもトーク力も必要な時代になりました。
その分、声優の活躍の場も増えていますが、同時に声優志望者も増加しており、デビューしても残ることがまた大変なのだそうです。

また、「名探偵コナン」では、工藤優作役を20年以上担当されている田中さん。
長く続く番組のキャラクターは代えがきかないので、健康には人一倍気を遣うことも話されました。

授業の最後に質疑応答のコーナーが設けられると、次々と学生たちの手が挙がり、絶え間なく質問が飛び出しました。
声優としてのテクニックの話はもちろん、特定のキャラクターについての質問も。
ドフラミンゴの声で「大阪芸大を全部おれのモノにしてやる~!」と叫ばれると、突然のサービスに学生からは歓喜の声が上がりました。 

田中さん、素敵な講義をありがとうございました!!


 
そして…引き続き、大物声優の先生が授業にお越しになる予定です。
また改めて取材し、紹介させていただきますので、お楽しみに♪

 

投稿:島田(学生課)


2018年10月9日

西村正徳氏 金属工芸コース特別講義

今日のブログは、工芸学科金属工芸コースからの投稿で、先日行われました特別講義の模様をお伝えします♪

 

10月3日に、彫刻家 西村正徳氏による特別講義
『つくり続けるという事』が行われました。
自然を呼応させるような、空間全体を生かした爽やかな立体造形に特徴があり、金属による野外彫刻のほか、テントシートを使用した柔らかな彫刻作品を発表されています。

現在は
『BIWAKOビエンナーレ2018』
『六甲ミーツ・アート芸術散歩2018』
などに出展中です。

特別講義のために、今回お持ちいただいた作品「The School Umbrella ~光の雨~」(ギャラリー北野坂 所蔵)は直径5.5mもある巨大な黄色い傘。デザイン棟一階に設置する予定でしたが、天井につかえてしまうため、急遽屋外での展示になりました。もう一つの大きな傘は、あまりに大きすぎるため、傘の柄の部分のみの展示となりました。


大阪芸術大学工芸学科金属工芸コースを卒業後、京都府立陶工高等技術専門校を経て、現在は兵庫県三田市に移住し作家活動を続けておられる西村氏。
アーティストとして活動を続ける中での失敗や、不安。作り続けることで見えてきた新たな気づきなど、自身の手でじっくりと作品を組み上げてこられた西村氏だからこそのアドバイスを、後輩である学生たちに熱心に語ってくださいました。

作品を制作する際の制約をいかに作品に取り入れるか、自らの作品を展示する責任、西村氏の数々の作品のアイデアはどのようにして生まれたのか、大学を卒業してから作家になる為にされてきたことなど、学生にとって、すぐにでも活かすことができる貴重なお話を聞くことができました。

また特別講義後は、西村氏を招いて、3回生が現在制作に取り組んでいる「環境と作品」というテーマに沿った作品案について、各学生がスライドを用いながらプレゼンテーションを行いました。

環境との関係性を重要視した作品を制作される西村氏から、学生一人ひとりに対して丁寧なアドバイスをしていただき、学生の表情も引き締まったように感じました。

投稿:工芸学科金属工芸コース


2018年9月29日

ガラス工芸コースで特別授業!

今日のブログは、工芸学科ガラス工芸コースからの投稿です!

中央左:マイケル・ロジャース氏 中央右:イングーナ・アウデラ氏

9月13、14日にマイケル・ロジャース氏(ロチェスター 工科大学/教授)とイングーナ・アウデラ氏(ラトヴィア 美術大学/主任教授)による特別授業が行われました。


初日のスライドレクチャーの後は、22号館1階の吹きガラス工房でのワークショップ。
学生たちは高温に熔解したガラスを使い、思い思いの形状のガラス作品を協力しながら制作しました。


2日目には、初日に成形したガラス作品をペイントに使用する道具として仕上げる作業を行いました。


完成したガラスのペイント道具を使い、学生たちが順番に自由な線や点を描き、一つの大きな絵画作品を完成させました。


ガラスで制作した彫刻作品、ガラスで描いた絵画作品、すべてのプロセスを大人数で行うパフォーマンスアート。
作品制作に対する自由な考え方を体感する貴重なワークショップとなりました。

日頃、一人での作品制作の機会が多い学生にとっては、大人数での共同制作は難しく感じる部分は少なく
なかったかもしれません。難しさ以上に制作に対する新しい刺激や、作品制作を共有する楽しさも充分に感
じていた事が、2日間通して学生たちの笑顔が絶えなかった点から見受けられました。

 

投稿:工芸学科ガラス工芸コース


2018年9月15日

小林沙羅先生の授業にお伺いしました!

今日のブログは、今年度より演奏学科准教授に就任された小林沙羅先生をご紹介させていただきます!

先日の「大阪芸術大学プロムナードコンサート」大阪公演(オーケストラ)でも、美しい歌声を披露してくださった小林先生。
2012年 ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ、『愛の妙薬』アディーナ、2015年 井上道義・野田秀樹『フィガロの結婚』スザンナ、2017年 藤原歌劇団『カルメン』ミカエラなど、多くのオペラやコンサートなどで活躍されている、声楽界に欠かせないソプラノ歌手でいらっしゃいます!

小林先生は、本学ではどんな授業をされているのでしょうか…?
気になる様子を、突撃取材させていただきました!

今年度、小林先生が担当されているのは、大学院前期課程対象の「演奏特殊研究Ⅴ」という科目です。

授業の課題曲は、モーツァルト作曲・ゲーテ作詞の「すみれ」という曲。
モーツァルトの歌曲の中でも、特に有名なものの1つではないでしょうか。
すみれの花が、近くを歩く少女の姿を見つけ、その少女に摘まれたいと望むが踏みつけられてしまう…けれど、すみれは幸せだった、という内容の詩がドイツ語で書かれています。

小林先生は、ドイツ語の発音から丁寧に指導。
ドイツ語独特の発音は日本人にはとても難しくて、音が少し変わるだけで意味が大きく違ってしまう単語もあり、院生たちも少し苦戦している様子でした。

全員での歌唱をした後は、1人ずつレッスン。


「綺麗にのっぺり歌ったら印象に残らない。ドイツ語を知らない人が聞いても、ドラマを感じられる歌い方を意識してほしい。」と小林先生。
同じ単語が使われている詩でも、ストーリーに合わせて歌い方も変わってきます。
この「すみれ」という楽曲は、小さな出来事ながらも場面や感情がコロコロ変わって起承転結が描かれているので、歌い方の表現の幅を広げるにはぴったりだと考えて選ばれたそうです。

小林先生のアドバイスはとても的確で、院生たちの表現力がぐんぐん伸びていくのが感じられました!
まだ始まったばかりの小林先生の授業。
今後、どんな風に展開されていくのか、とても楽しみです。

 

投稿:島田(学生課)


2018年8月4日

田中裕也先生 ガウディエッセンス

みなさん、サグラダ・ファミリアをご存知ですか?

ガウディの未完の作品で、ガウディ没後100年にあたる2026年に完成予定といわれています。
そんな建築家ガウディ研究の第一人者で工学博士田中裕也先生に、特別講義を行っていただきました。

 

講義は、田中先生が建築を学んでいた学生時代にスペインを旅行し、ガウディのサグラダ・ファミリアを見て強い衝撃を受けたこと、卒業後、建築設計事務所で仕事をしていたが、どうしてもガウディの建築を知りたいとの思いからスペイン、バルセロナに渡ったお話から始まりました。

ガウディは生涯図面を描かず、模型とラフなスケッチで建築をしています。先生はガウディを勉強したいが言葉が分からない。ならば測ってみたらいいのではないか。そこで、田中裕也先生はガウディ建築の実測図面を描くことからスタートされました。そして、気がつけば40年間実測を続けられ、今も実測をされています。

 

そして、実測からガウディが何を考えて建築を行なったのか、不可思議な建築の中にガウディコードを見つけられ、その研究成果が世界で高く評価されたことについて講義していただきました。

「星座やギリシャ神話などが建物全体で表現されていると思われる」と田中先生。

建築技術を現在に活かした、国内でのお仕事も紹介いただきました。
受講した学生からは今後の課題や作品作りに生かしたい、また、将来の仕事を考える時の参考になったと、意見が交わされた。また、大阪市立都島工業高等学校都市工学科から教員、学生13名が出席されました。

「強い意志から実現するパワーが生まれます」

ぜひ今後の学びや作品作りに活かして欲しいと思います。

 

投稿:中村(企画広報部)
(報告者 建築学科 福原成雄教授)