キャラクター造形学科の4回生がグラフィック社の『スーパーキャラクター実践セミナー』でイラストデビュー!!
キャラクター原論や原作演習1などの参考書『スーパーキャラクター実践セミナー』(グラフィック社)のカバー原画と本文イラストを、本学の在校生が描いてるってこと知ってました? イラストは全部で約80点。それをキャラクター造形学科4回生の古澤由貴さんが一人で担当しています。
きっかけは2回生の時。「菅本順一先生から『グラフィック社がイラストを描ける人を探しているんだけど、応募してみない?』と声をかけていただいて、ダメモトでとりあえずポートフォリオを提出してみようと…」 腕試しのつもりが、ペンタッチがいいとほめられ、昨春『スーパーキャラクター実践セミナー』の挿画を担当することが正式決定した。
「嬉しいというよりも、びっくりしました。大丈夫なの、私? って感じでしたね(笑)」 思いついたものを好きなように描くのではなく、原稿を読んでイメージを膨らませ、ビジュアルを描く難しさ。『こんな感じで』とラフを指定されるのも初めての経験だったという。 「いい勉強になりました。講義や演習の時間に先生がおっしゃっていた意味はこういうことだったんだ、みたいな感じが多かったですね」 実は古澤さん、入学するまであまりつけペンを使ったことがなかったという。 「Gペンや丸ペンの使い方を漫画制作実習1と2で基礎からしっかり学べたことが大きかったです。 今回、ペンタッチがいいとほめていただいたのも、実習の先生方のおかげです」 目に見えて、初めてのスキルといえるだけに、やはり在学中の実績は大きい。 「今、就活中ですが、挿画の仕事をさせていただいたことを伝えると、企業も興味を持って見てくれます。この経験を将来に役立てることができるように頑張りたいです」
まさにこの大阪芸術大学で夢への一歩を踏み出している古澤さん。 在学中でもこのような大きなプロジェクトに関わることで大きな自信に繋がりますね!
記事投稿:キャラクター造形学科 林日出夫先生 |