ヨーロッパの歌劇場で「トゥーランドット」他40以上の主役で成功を収め、ウィーンではオペラのみならずリート及びオラトリオを研究されていた大阪芸術大学大学院教授 水口聡先生。
各々の作曲家のスタイルを見抜く感性と正しい発声のもと作品をよりよく伝える為のテクニック、それぞれの声に合ったレパートリー選び等、より多くの歌手に伝えることを目指されており、自らの実演と共に一人一人の学生に向き合った指導をされております。
今回はその水口聡先生が主催となり、わが校の姉妹校であるウィーン国立音楽大学の音楽教育学科声楽科教授 エルケ・ナーグル氏 と同大学の合唱・器楽アンサンブル・作曲学科で音楽解釈、伴奏指導を長年務め、多くの音楽家を世界各国に輩出されてきた 大塚めぐみ氏 をお招きし、ドイツリートに焦点を当て、学びを深めました。
今回は大阪芸術大学大学院 芸術研究科の講義(演奏特殊研究Ⅴ)履修者を中心に作曲家や曲への理解に加え、より自然な発声と表現、ドイツ語の発音などを一曲ずつ詳しく指導していただきました。
またとない機会でしたので緊張している学生もおりましたが、それぞれ異なった課題が明確となり、各々の研究につながる素敵な時間となりました。
今回だけではなく、今後もこのような機会を定期的に設け、学生の学びの場が広がることを願っております。
![]() |
![]() |
↑後期博士課程 芦名知道さん
|
↑前期博士課程 上木真弓さん
|
![]() |
|
↑前期博士課程 谷口晴菜さん |
![]() |
作成者:大学院演奏研究室 岩井優月