2017年11月28日

今年のダ・ヴィンチ大賞は…?

世紀のダ・ヴィンチを探せ!高校生アートコンペティション2017」の結果をご報告します!!

このコンペティションは、ルネッサンスの巨匠 レオナルド・ダ・ヴィンチに続く21世紀のダ・ヴィンチを探そうと、大阪芸術大学グループが2007年度から開催しているものです。
高校生を対象として開催され、11回目となる今年は、46都道府県より421校から2326点の作品が寄せられました。

11月26日(日)、その授賞式が行われました!


入選>77名から順に発表され、<特別賞>16名、<優秀賞>14名、<審査委員長賞>2名、

 

そして<銅賞>、<銀賞>、<金賞>…


最後に、<ダ・ヴィンチ大賞>が発表されました!!

 

受賞したのは、広島県立府中高等学校の瀬良勇太さんが制作した【放送分野】の作品「島は”毒ガス島”だった~大久野島の毒ガス製造~」です!


授賞式でなかなか名前が呼ばれず、大変な賞を受賞するのかも知れないとドキドキされていたという瀬良さん。
受賞した感想を伺うと、「純粋に嬉しく、自分の自信にも繋がりました。(大阪芸大に入学したら)プロの先生方にこれからもご教授いただきたいです。」と謙虚なコメントをいただきました。

瀬良さんが制作したのは、広島県にある大久野島という島を題材に取り上げた作品です。
この島は別名「ウサギ島」とも呼ばれる島で、島のあちこちにウサギが生息していて現在は多くの観光客で賑わっていますが、戦時中は島の中で大日本帝国陸軍によって秘密裏に毒ガスが製造されていました。
瀬良さんは、「広島県民の中でも、毒ガス製造のことを知らない人が多いです。広島に住んでいる身として、この事実を伝えなければいけないと思い制作しました。」と話されました。
撮影はもちろん、編集や、ナレーションも1人で行ったそうです。


 

芸術情報センター1階展示ホールでは、ダ・ヴィンチ大賞をはじめ、入賞作品が一堂に展示されています!!

 

どの作品も、10代の若い感性が光るものばかり!!

 

みなさんもぜひ、ご覧になってください♪

 
 

「世紀のダ・ヴィンチを探せ!高校生アートコンペティション2017」展覧会
日時:2017年11月27日(月)~12月9日(土)
開館時間:10:00~16:00(日・祝休館)
場所:大阪芸術大学芸術情報センター1階展示ホール
主催: 大阪芸術大学グループ

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年11月15日

所蔵品展「イロ カタチ リズム-抽象的表現を楽しむ-」

11月も半ばになり、冷え込む日が多くなってきましたね。
私は昨夜、あまりにも手足が冷えるので、今季初めて暖房をつけてしまいました。
みなさん風邪など引いていませんか?暖かくして過ごしてくださいね。
 

さて、今日は所蔵品展のお知らせ!!
現在、芸術情報センター1階展示ホールでは、大阪芸術大学所蔵品展「イロ カタチ リズム-抽象的表現を楽しむ-を開催しています♪


今回の所蔵品展では、本学に所蔵されているさまざまな作品・資料の中から、色彩や形、線、面をモチーフにした抽象的表現の作品が集められています!
全部で40点の作品が展示されていますが、そのうち24点は、本学の元教員・現教員の作品です。

美術学科長をつとめられていた泉茂先生や、浪速短期大学(現:大阪芸術大学短期大学部)にデザイン美術科ができて間もない頃からデザイン教育に貢献してくださっていた早川良雄先生、浪速短期大学デザイン美術科から、本学美術学科、芸術計画学科教授、学科長などを歴任された田中健三先生、

 

浪速短期大学、大阪美術学校(現:大阪美術専門学校)、そして大阪芸術大学と、グループ各校で教鞭をとられた森泰先生、1969年から85年まで本学で教鞭をとられた、日本の抽象絵画を代表する津髙和一先生。

 

大阪美術専門学校校長 横溝秀実先生の作品は、所蔵品展で展示されるのは初だそうです!!とても迫力がありました。

 

美術学科教授で版画を教えてくださっている坪田政彦先生は、本学の卒業生でもいらっしゃいます!


そして、28歳で浪速芸術大学(現:大阪芸術大学)設立に参画され、大学院制作研究科長、美術学科長などを歴任された持田総章先生、短大デザイン美術学科長でいらっしゃった大高猛先生の作品が展示されています。

 

また、教員以外の作品も、有名な作家の作品ばかり。

 

こちらの作品を手がけたサム・フランシスさんは、アメリカの画家で、20世紀の抽象表現を代表する作家です!!
水墨画のような”にじみ”や”ハネ”で表現された、色鮮やかな画風が目を引きますね。


抽象的な作品というと、なんだか難しく捉えられがちですが、そのイロカタチ、そして反復して表現されているリズムに注目して見てみるだけで、とても楽しめますよ!!
さらに、過去にこういう教授がいらっしゃったんだなということや、これだけの有名な作家の作品が本学に所蔵されているんだなという発見もあり!
みなさん、ぜひお越しください!!


 

平成29年度 大阪芸術大学所蔵品展
「イロ カタチ リズム-抽象的表現を楽しむ-」

2017年11月13日(月)~21日(火)
11:00~18:30 ※19日(日)閉館
入場無料

★ギャラリートーク 18日(土)12:00~13:10

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年10月28日

体育館ギャラリーへ行こう!

学生のみなさんは、日々の芸術活動の中で、「良いアイディアが浮かばない」とか「思ったように絵が描けない」ということってありませんか?
私はブログを書いていて、「なんだか今日は文章が書けない」となる時がたまにあります。
そんな時はキャンパスを少し散策してみると、ふっとアイディアが降りてくることが!
おすすめスポットはたくさんありますが、その中の一つが、総合体育館1階にある「体育館ギャラリー」です♪

 

ここでは、サークルや学生有志による展示や、授業の成果発表の場として、日々展覧会が開催されています!!
 

現在は、大学院芸術制作専攻デザイン領域で研究する大学院生たちの作品展が開かれています。
デザイン学科長の高橋善丸先生が担当されている授業「デザイン研究」と「デザイン研究演習」の一環で、修了作品に向けた中間発表を目的に展示されているそうです。


私がお伺いした日は、高橋先生が講評を行っていました。

 

作品のほとんどが、中国から来られている院生が制作したものとのこと。
漢字を元にして制作されたグラフィックデザインが多く展示されています。

 

漢字は日本と中国どちらでも日常的に使われている文字ですが、その使い方は異なることも多いです。
それは作品にも表れており、作品を見て感じ取れるものも、日本と中国とでは差があるということも話されていて、とても興味深い講評会でした!!


この中間発表を経て、最終的にはどんな修了作品になるのでしょうか?
楽しみです!
 

大阪芸術大学大学院
「グラフィックデザインコース展」
日時 2017年10月25日~31日(火)10:00~18:00
会場 体育館ギャラリー
 

体育館ギャラリーでは、今後もさまざまな展覧会を予定しています!!
みなさんもぜひ、覗いてみてくださいね★

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年10月18日

レオナルド・ダ・ヴィンチ クリエイティブの力

10月7日(土)、藝術研究所 所長でデザイン学科教授の喜多俊之先生の呼びかけで、レオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館の館長 フィオレンツォ・ガッリさんに講師としてお越しいただき、特別講演会「レオナルド・ダ・ヴィンチ クリエイティブの力」が開かれました。

レオナルド・ダ・ヴィンチを知らない方は、いないですよね!
イタリアのルネサンス期を代表する芸術家で、「モナ・リザ」や「最後の晩餐」「ウィトルウス的人体図」など、誰もが知る有名な絵画を数多く描かれています。
それらの絵には、視線誘導というテクニックが使われていたり、細かい計算で構成された美しさがあったりと、没後約500年となる現代も世界中から関心が集まる作品ばかり。
また、画家としての活動にとどまらず、音楽や建築、数学、工学、発明、解剖学、地学など…(挙げ切れません!)さまざまな分野に顕著な業績と手稿を残し、”万能人”という異名でも親しまれてます!
日本では彼をダ・ヴィンチと呼ぶことが多いですが、ガッリさんが「イタリアではレオナルドと呼ぶので、みなさんもぜひレオナルドと呼んでください!」とおっしゃっていたので、このブログでも以下ではレオナルドと呼ばせていただきますね。
 

講演では、レオナルドの幅広い活動と未来の提唱などを、ガッリさんに語っていただきました!


キーワードにされたのは、「レオナルドの好奇心」。
レオナルドがこれだけ多岐に亘って研究や発明を成し遂げたのは、強い好奇心があったからこそなのだそうです。

ガッリさん曰く、「レオナルドのスケッチを見ると、彼がどれだけ物事をよく見ていたのかがわかる」のだそう。
レオナルドのスケッチの中でも有名なのが、空飛ぶ船の絵です。
“空気とは、そこに何もないのではなく、鳥が羽を空気に当てて飛ぶように、存在するもの”だと気づいたレオナルドは、空飛ぶ船について「ねじ釘が空気をナットにして高く舞い上がる」と説明しています。
これは、現在のヘリコプターの祖先とも考えられいるそうです。
もちろん、レオナルドのスケッチ通りにつくっても上手く飛ぶことは叶わないのですが、ヘリコプターが発明されたのは20世紀に入ってからのことですから、15世紀にこれだけのことを考えていたというのはすごいことですよね!

また、絵を描く手法の一つである遠近法についても、レオナルドは空気の存在を研究して描きました。
それまでにも幾何学的な遠近法というのは存在しており、透視図法などが絵画に取り入れられていましたが、完全な形で描くことはできなかったそうです。
レオナルドは、”遠くのものは色が変化し、境界がぼやけて見える”という概念に辿り着き、遠くにあるものはぼかして青みを加えました。
そして、遠近法の理解が芸術において非常に重要なことだと悟ったと言われています!

 

レオナルドは、芸術と科学の両方において、”クリエイティブの力”を発揮された人物なんですね!!
「レオナルドは偉大な芸術家という前に、偉大な人間です!
レオナルドの活動を見ていると、芸術と科学は切り離せないものだと感じます。
現代は、科学の研究を1人で行うのは難しい時代。
これからはグループで活動できる才能も必要ですね。」と熱く語られたガッリさん。

また、喜多先生からは、
「レオナルドの活動と大阪芸大の学びには近いものを感じて、その力をお借りしたいと思い今回の講演を企画しました。
ガッリさんのお話で”好奇心”という言葉が出てきましたが、好奇心を持つことで、自分が何をしないといけないのかに気づけると思います。
藝術研究所ではこれからも、学生たちが世界レベルで次の方向性を考えられるよう、ガイドしていきたいです。」とコメントいただきました。

ガッリさん、レオナルドの魅力についてご教示いただき、本当にありがとうございました!!

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年10月12日

第26回 日中交流作品展♪

昨日から始まりました、「第26回 日中交流作品展」!!


大阪芸術大学には、海外セミナーや短期留学制度、そして交流展など、国際交流の場がたくさん用意されています。
「日中交流作品展」は、1986年に交流協定を締結した上海美術学院と毎年1回交互に会場を移して開催している展覧会。
今年は大阪芸術大学が会場の番で、展覧会初日には上海美術学院の学生たちが来学、本学の学生と交流を深めました。


会場となっている芸術情報センター1階展示ホールには、大阪芸術大学から29名、


大阪芸術大学大学院から5名、

 
大阪芸術大学短期大学部から10名、


大阪芸術大学附属大阪美術専門学校から5名、


上海美術学院から17名の作品が展示されています!(※合作含む)


絵画やデザイン、イラスト、工芸、写真、建築、漫画、フィギュア、映像作品など、芸術ジャンルもさまざまで見ごたえ抜群!

 

また、2つの国の学生たちの作品が一堂に展示されることで、それぞれの文化の違いや共通点を伺い知ることもできます。

 

みなさんも、ぜひご覧ください♪

 
 
「第26回 日中交流作品展」
2017年10月11日(水)~18日(水)
10:00~17:00(※15日(日)休館)
大阪芸術大学芸術情報センター1階 展示ホール

 

投稿:島田(企画広報部事務室)