学内外問わず取材に行っているので、何かと忙しいOUA-TVであります・・・。近畿地方も梅雨入りしましたが、雨がなかなか降らないですね。梅雨を通り越して初夏を感じる陽気で半袖姿の学生さんたちも増えてきました。暑さに負けずに今週も頑張りましょう!!
さて、今日のブログは、先週お伝えできなかったイベントの様子をお届けします! まず、6月10日(水)大阪芸術大学構内の芸術情報センター・アートホールにて『オルガン・打楽器 特別演奏会』が開催されました。
ドイツ・ハンブルグの芸術アカデミーの会員で、ブレーメン大聖堂のオルガニストも務め、ヨーロッパの数多くの音楽大学で客員教授を務められるほか、アメリカ、韓国、日本などにも数多く演奏会を行われているオルガン奏者ジグモンド・サットマリー氏。 サットマリー氏は芸大のパイプオルガンが完成した時のオルガン開きの際にも演奏して頂き、芸大で客員教授として教鞭をとっておられたこともあるんです。 また、打楽器の演奏は、全世界で演奏を続ける『ストラスブール打楽器アンサンブル』のメンバーであると同時にドイツ・フライブルグを拠点とする『SurPlusアンサンブル』『SurPlusトリオ』のメンバーでもある打楽器奏者オラーフ・チョッペ氏。前日には打楽器専攻の学生たちを交えた特別講義も行われました。
パイプオルガンの音が出す仕組みは、風をパイプに送って空気を振動させることで音を出すそうで、まさにリコーダーを吹くのと同じ原理。ただし、何千本ものパイプを有することもあって、両手両足を使って演奏します。両手両足が別の動きって…もう理解すら出来ません!
打楽器は一人で何種類もの楽器を使って、楽器を替える度にスティックをチェンジして演奏!どこに何の楽器があって、どのタイミングで使うのか、見ているだけでも大変そうです!
鍵盤を押し間違えたり、もしスティックを落としてしまったら…なんて、どちらもプロの演奏者の方々、私がそんな心配をするのすら失礼です…。 二人の息はピッタリで、心地よいオルガンの音色に、身体の芯にまで深く響く打楽器・・・。世界で活躍されるお二人の演奏に、会場に集まった多くの人たちは時間の経過も忘れて、しばしの間、音楽の世界に浸りました。
その特別演奏会のお隣、芸術情報センター1階展示ホールではキャラクター造形学科による『キャラクターアート展2009』が開催されました。
このキャラクターアート展はキャラクター造形学科教授のバロン吉元先生が主催。学年を問わずに、副手や先生方の作品も並んでいて、どの作品もグッと引き寄せられるかのような世界観が描かれていました。 展示されている作品を眺めていると、なんとバロン先生が!? まさか直接お話しをお聞きできるとは思ってもみなかったので、ビックリしました!!早速お話をお聞きしました♪
「かつて、漫画は雑誌や単行本といった紙媒体で展開する物でした。それが時代の変化につれてアニメになり、ゲームになり、今ではデジタル漫画や携帯漫画としても広がっている。アナログのものだけれども、今までにない新しい『キャラクターアート』というジャンルを開拓したい」 バロン先生は、芸術の世界でのキャラクターアートが浸透し始めている中、キャラクターアートを縮めた『キャラートの会』を発足。今後の活動としては、学外での展示会も予定しているそうで、ゆくゆくは原画販売も計画されているそうです。 「そうすることで、作品を見てくれたということよりも、さらに向上心を刺激され意欲が出てくる。たとえ絵が売れようが売れまいがそれなりの意欲を持っていく。そこに繋がっていけばいい」 自分の描いた作品に値打ちが付くなんて…。ワタシが描いたら…いやいやっ、そんなこと考えられないですね!! キャラクター造形学科『キャラクターアート展2009』
6月8日(月)—6月19(金)
芸術情報センター1階 展示ホール
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