2014年10月28日

金属工芸コース展 きんぞくのかたち ギャラリーいろはに 6/27- 7/9

工芸学科金属工芸コース有志でのグループ展、今回で10回目を迎える。
出品者は横居佳奈(院生2)、前田達哉(副手)、吉田昇平(4回生)、岡田良之介(4回生)、高田築(院生1)の5名である。

金属工芸は多様な素材と制作方法がある。
今回の出品者の作品は鍛金、鋳造、溶接などの方法が使用され、素材も鉄、アルミ二ウム、ブロンズ、真鍮などで制作されている。


鉄線で作られた犬、鉄線があたかも空間にひかれた鉛筆の線のように見え、ボリュームや重さが喪失し不思議な経験をさせてくれる。


この作品はブロンズを素材に鋳金で制作されている。
制作途中で生まれるバリを作品の重要な要素として見せている。


アルミニウム、真鍮、スズ(カシューで着色)の複数の素材で制作された作品である。
雲の上を連想させる空間に、人のイメージが軽やかに伸びている。垂直軸に対し少し傾けたS字構造で作られることで、伸びやかな運動を連想させる。


フェルト生地と真鍮で制作されている作品である。
植物のイメージは真鍮で制作されており独特の金属質の輝きとフェルトという柔らかな質感の対比、そしてそれらのリズミカルな配置により制作されている。


既成の自転車の車輪を使用しスポーク装着部分に不規則な鉄芯を繋いだ作品である。
既成製品の規則を応用し、合理性を逸脱し唯一の作品に再構成した作品である。


生物の背骨を連想させる作品は、鋳造によるアルミニウム作品である。
恐竜化石のようにもみえ、全体と部分の関連性が想像できる。
展示方法から部分の集合により、それが全体のようにも感じられ、複数の見え方が可能な作品である。

報告 教養課程講師 加藤隆明 協力 芸術計画学科研究室