2017年6月13日

アートサイエンス学科「0×0=∞ PROJECT」始動!!

5月28日(日)、スカイキャンパスにて、アートサイエンス学科客員教授でNAKED Inc.代表の村松亮太郎先生による授業が行われました!!
この授業はアートサイエンス学科を対象に開講している「教養演習【アートサイエンス学科プロジェクト】」の一環として行っています。


学生たちは、「0×0=∞ PROJECT」と題したプロジェクトチームを結成!
第一線のクリエイティブのプロと共に作品を0から創り出し、映像制作における構成の考え方や、多くの人が集まる場所を使ってプロジェクションマッピング作品を発表します。
そして授業を通じて、映像制作における構成の考え方や、世の中の人に見てもらう価値のある作品とはどういうものなのかなどを学びます。

「みんながこれからつくっていくのは、”お客”のある作品。”学生だから”という理由はお客さんには関係がない。」
授業が始まってすぐ、村松先生から厳しい一言。
学生の表情も、真剣なものになります。


村松先生が代表を務めるNAKED Inc.は昨冬、あべのハルカスの展望台「ハルカス300」をはじめとした4都市の施設で、「STAR LIGHT FANTASIA by NAKED」というイベントを開催しました。
展望台ガラス面へのプロジェクションマッピングによって映し出された3DCGの星々と夜景が融合した世界を演出。
「自分自身が星の一部となるような星空の中に包まれる体験」をコンセプトに、世界一高いビルであるあべのハルカスの特性を活かし、これまでにない幻想的な空間を生み出しました!

学生たちは、プロジェクションマッピング制作の参考として、そのハルカス300を見学することに!!
こちらが、地上300mの高さを誇るハルカス300です!!

 

絶景を見て楽しんだり、写真を撮ったりする学生たち。

 

…観光気分?かと思いきや、ハルカスのスタッフの方に話を聞いたり、プロジェクターがどこに設置されているのか、どんな客層が多いのかなど、しっかり観察している様子でした。

 

見学から帰ると、4つのグループに分かれて意見出し。
自分たちはどんな作品を制作したいか?テーマは?演出方法は?など、ディスカッションしました。
ブレインストーミング形式でどんどん意見を出していくところや、1人ずつホワイトボードにアイディアを書くところなど、グループによっても話し合いの仕方をそれぞれ工夫している様子。

 

見ていて感じたのは、アートサイエンス学科の学生たちはチームワークが良い!ということ。
リーダーシップの取れる学生が中心となり、まとめることが得意な人は書記を担当し、それぞれが自分の役割をしっかりと認識して取り組んでいました。

授業の最後には、それぞれのグループが村松先生に向けてプレゼンテーションを行いました。
村松先生からは「まだ企画になっていない」「ベタなテーマ」など、辛口コメントが次々に飛び出し…

 

「まだ1年生なのに、しっかりしたプレゼンだなぁ」と思って聞いていたのですが、プロと同じように大衆に向けて発表する作品としては、まだまだのようです。

さあ、果たしてどんなプロジェクションマッピングが生まれるのか?いつ、どこで発表されるのか?
ご紹介できるのは少し先になりそうですが、追ってブログでもお伝えします!

 

投稿:島田(企画広報部事務室)