2012年5月3日

さて、今週の「大阪芸大メディアキャンパス」は?!

こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス 開け!アートの扉」にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!

みなさん、GWはいかがお過ごしでしょうか?少しお天気がぐずっていますが、今年のGWは最大で9連休とだけあって街を歩いているといつも以上の活気を感じます!里帰りをされる方や、海外旅行に出掛ける方も多いかと思いますが、普段あまり触れるきっかけがなかった芸術に触れるてみるのもいいかもしれませんね!メディキャンを聴いて、今まで知らなかった芸術に触れて、関心を持ってくださったというメールも沢山いただいています!新しい発見や、きっかけ作りのお手伝いが出来るのは幸せなことですね!今日も素敵なゲストさんにお越しいただいています。ぜひ今日、GWの一晩はラジオのスイッチを入れてアートな時間をお過ごしください!

 

120503002.jpg さあそれでは、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介しますね!

 

まずは、毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げる「ゲストの扉」からご紹介します!

今日のゲストは、大阪芸術大学「工芸学科」金属工芸コースのご出身で、鍛金(たんきん)作家の『藤本里衣子さん』です!

 みなさん、鍛金ってご存知でしょうか?「鍛金」とは、金属の板を叩いて物を作る技法のことなんです!工芸の世界でも特に力が必要とされるため、昔は女性で鍛金作家になる人はとても少なかったんだそうです。

 

120503003.jpgそして、今日のゲストである藤本さんは、2002年に大阪芸術大学「工芸学科」金属工芸コースを卒業されたのちに、包丁などで有名な京都の老舗料理道具のお店に就職されました。退職後に鍛金職人の巨匠、寺地茂氏のもとで修行を積まれ、現在は大阪府寝屋川市にアトリエ『里衣工房』を構えていらっしゃいます!

120503000.jpg

今日は、そもそも鍛金職人とはどんな世界なのかというお話からはじまります!スプーン1本を作るのにどれぐらいの時間が掛かるのかってきになりませんか?金属を叩く作業がある「鍛金」職人ならではの苦労や、「鍛金」だからこそ出せる魅力などたっぷり語っていただきました!

そう!藤本さんはおもにおもにスプーンやフォークなどのカトラリーや、調理器具などのキッチンに関係があるものを作っておられるのですが、実際にスタジオに藤本さんの作品をお持ちいただいたんです!スプーンだけでも、スープ用からカレースプーンまで何種類もあるのですが、どれもとっても軽くて持っただけで手にしっくりくるんです!ひとつひとつが手作りならではの優しさを感じられて、塚本先生も私も夢中になってしまいました!そんな作品の中に、一枚の板からスプーンになるまでの工程を並べているものがありました。ただの板が、叩くことによってあんなに優しい丸みを帯びていくのかと、信じられない気持ちと感動とで思わず写真を撮られていただきました。このお写真を見てからメディキャンを聴かれると一層楽しんでいただけると思います!

ぜひ聴いて下さいね!

120503001.jpgさあそして、今日のプレゼント!

まずひとつ目は今日のゲスト藤本さんからいただきました!藤本さんが手作りされた『コーヒースプーン』を2名様にさしあげます!

そしてふたつめは、「アーっトステッカーアワード2012」に応募できる、かわいいステッカーを10名様にさしあげますよ!

プレゼントの応募方法は、今日の放送で要チェックです!
応募お待ちしております!

 

 

さあ、今日の放送もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から30分、アート情報満載でお送りします!素敵なイベントの情報もありますので是非聴いて下さいね!