大阪芸術大学情報センターの展示ホールでは、工芸学科陶芸3回生による展示が行われています。今回の作品は、授業時間の中で課題となっていた「ティーカップ」を中心に展示されているそうです。とはいうものの、会場に入ると、まず目に入ったのが?吉康太さんの「ようふくかけ」。
実用品(家具)です。お試しください。とのことなので、ジャケットをかけてみました。人の形をしているので、さっと掛けられるし、服も皺にならず良さそうです。でも、ほんとに人が居るように見えるので、暗いところではドキッとしそうです。また、他にもコンセプトを考え制作し、自由課題を出展されている学生の方もいます。中央の床に展示されている白い小さい作品は、吉川 舞さんの「臓器」です。人によって臓器の形も違うのでしょうね。
会場の奥にある華やかな作品は、田井洋子さんの「かべかけ」です。場所によって 日によって 気分によって掛けかえる。と田井さんが書かれていたように、幾通りもの作品になります。陶芸というと、器、壺などのイメージが強かったのですが、陶芸に対するイメージが変わった作品でもありました。
壁際には、たくさんのティーカップが並んでいます。色、デザインなど様々で、見ていて飽きません。このカップは、コーヒーを入れようかな・・・こっちは、ハーブティーかな・・このお皿にはケーキをのせて・・など考えるのが楽しくなります。その日の気分でカップをかえてゆっくりお茶したいですね!それが、お手製のカップなんてより素敵です。
下嶋悠介さんの「巨大ティーセット」。このカップ、どういうコンセプトの基に制作されたのかお伺いすることはできませんでしたが、個人的にはアクセサリーや小物など入れるのに使いたいなあ・・と思って見ていました。(下嶋さん、すみません・・)
西野 哲さんの作品です。このカップ、同じ方が制作しているのに、雰囲気もぜんぜん違うと思いませんか。どちらも、素敵な作品ですが、特に上の作品はこれからの季節にぴったりな気がします!
みなさんもご覧になってお気に入りのカップを見つけてみませんか。 「あいづち」の開催期間は、2月26日(木)までです。お急ぎください!
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