クリスマス直前と言うことで、今日はクリスマスツリーの話題を♪
クリスマスと言えば、欠かせないのはツリーですよね★
街の中に大きなツリーが飾られると、クリスマスムードが一気に高まります!!
クリスマスツリーの発祥はドイツですが、その由来については諸説あるそうです。
どの説にも共通しているのは、針葉樹で葉を落さないモミの木が「永遠の命」の象徴として利用されているということ。
また、オーナメントにも意味があって、りんごは「アダムとイブ」の禁断の木になる「知識の実」、頂上の星は「希望の星」…など、調べてみると奥が深いです!
日本で初めて飾られたのは、1860年、プロイセン王国の使節オイレンブルクが公館に飾ったのが最初のクリスマスツリーなのだそう。
さて、ところで今、神戸の街には世界一の高さ(*注)となる生木のクリスマスツリーが飾られているのを、みなさんご存知ですか?
*注:人工物ではなく、人が届けた生木のクリスマスツリーとして根鉢を含めた鉢底から葉頂点までの植物体の全長が史上最大、という意味を指します。
今月2日(土)から26日(火)にかけて開催されている「めざせ!世界一のクリスマスツリープロジェクト」!
株式会社そら植物園プロデュースのもと行われ、神戸港開港150周年を記念した行事の一つとして取り扱われています。
クリスマスツリーとしてそびえ立つのは、富山県氷見市で見つかった推定樹齢150年、全長約30メートル、重量約24トンの「あすなろの木」!!
このイベントの照明演出を担当したのは、アートサイエンス学科客員教授の村松亮太郎先生率いるNAKED Inc.です。
3日(日)には、大阪芸術大学と大阪芸術大学短期大学部の学生や関係者、さらには一般公募で集まった高校生を対象に、村松先生の特別講義が開かれました!!
講義参加者には、アートサイエンス学科の学生の他に、昨年の大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピングのプロジェクトに参加したデザイン学科の学生の姿も発見!
また、高校生の中には、関西以外の地方からこの日のために訪れたという人も!!
改めて、村松先生の人気を感じました。
村松先生は今回のプロジェクトに参加したことについて、
「”黒と白”や”光と影”のように、二極のものが一緒に存在することで、世界が形成されていると思っている。今回は生木とプロジェクションマッピングという、全く異なる2つの間にどんなグラデーションが生まれるのかに、興味があった。全然違う分野の人と一緒に仕事をするのは、僕のテーマの一つでもある。」と話されました。
また、アートサイエンス学科での学びについてや、多様化する現代のアート表現についても語られました。
さらに、講義のあとには会場へ移動し、実際にツリーを見たり、直接幹に手を触れる体験もしました!!
このツリーに飾られているのは、イベント参加者が夢や希望のメッセージを書き込んだ反射材のオーナメントのみ。
あとは最小限の照明のみで、有機的な演出が施されていました。
生きている樹木と、最新テクノロジーの融合による、これまでにはない新しいクリスマスツリー!!
みなさんもぜひ、神戸の街でご覧になりませんか?
投稿:島田(企画広報部事務室)