今年度より、放送学科広告コースが生まれ変わり、先端メディアコミュニケーションコースが新設されました!
広告コースが培ってきた学びに加えて、YouTubeやTikTok、Instagram、Twitterなど、SNSにも応じた企画・演出・撮影・編集を習得します。
今日のブログは、そんな先端メディアコミュニケーションコースから、映像作家・クリエイティブディレクターの藤井亮先生をご紹介します!
今年度より、放送学科客員准教授に就任された藤井先生。
これまで、「ミッツ・カールくん」「石田三成CM」「オドモTV」「別冊オリンピア・キュクロス」など、CMからアニメ、ドラマと、幅広いジャンルの作品を手掛けられています。
どの作品も”ふざけた”映像であることが共通点。
どのようにふざけているのかというと…令和の時代にわざと使い古された演出を使ったり、まじめな顔でくだらないことを話したり、ドキュメンタリー風なのにすべてが嘘だったり。
そのギャップが、とてもクセになるんです!
今年度は特別講義という形で教壇に立たれており、ご自身の作品を紹介しながら、映像制作のコツを学生たちに伝授いただいています。
映像を企画するとき、まずは「変な土台」をつくることから始めるという、藤井先生。
枝葉でふざけるだけでは面白いものにはならないが、土台が変であれば、その上にどんなにまじめなものを乗せても、変な作品に仕上がるのだそうです。
今流行っているものを一通り見るより1本の作品を10回見た方が良い、みんなと同じ山を登らない、といったことも話されました。
それぞれのメッセージ毎に先生の作品を紹介されるので、具体的な作例を知ることができ、また話のテンポも絶妙で、学生たちもどんどん藤井先生の世界に引き込まれていました。
そして、初回授業で学生たちに出した課題が「みんなが信じてしまいそうな嘘をついてください(200文字以内)」というもの。
翌週には、学生がつくった嘘を紹介しながら、どうすればもっと魅力的な嘘になるのかアドバイスもされていました!
お話を聞けば聞くほど、映像を見れば見るほど、どんどんハマってしまう”藤井亮先生沼”…私はすっかりハマってしまいました!
これからどんな授業展開になっていくのか、そして藤井先生の話を聞いた学生たちがどんな作品をつくるのか、とても楽しみです。
投稿:島田(教務課)