2015年10月7日

演奏学科声楽コース4年生による「お昼のコンサート」

10月2日(金)、3号館ホールで演奏学科声楽コース4年生による「お昼のコンサートが開催されました。
声楽コースでは、オペラ・ミュージカルなどで必要とされる歌唱演技をはじめ、国内外の様々な楽曲を研究し、自分自身の身体を楽器にして表現豊かな声楽家を目指します。

コンサートでは、オペラ「フィガロの結婚」より 伯爵のアリア「もう勝ちと決まっただと!ため息をついている間に」、オペラ「リナルド」より あるミレーナのアリア「私を泣かせてください」などのオペラの名曲の他、北原白秋や金子みすゞ作詞の日本童謡などが披露されました。
声楽のすごいところは、声だけでストレートに音楽を表現できるところ!
自らの身体を楽器として磨き上げ、一人ひとり異なった、その人にしか出せない”世界にたった一つの声”で演奏ができるのは、とても魅力的です。

また、マイクを使わずに肉声で歌い上げるにも関わらず、その歌声の響くことと言ったら…!!
急に出そうと思っても出る声量と音域ではありません。
日々の練習の積み重ねが伺えます。

この「お昼のコンサート」は、今週9日(金)と来週16日(金)にも開催されます。
オペラや声楽コンサートは、何かと敷居が高いと感じる方が多いかも知れません。
特別演奏会やオペラ公演に行くには、ちょっと構えてしまう…そんな学生さんは、ぜひお昼休みに声楽の世界を覗いてみてください!
聴かなきゃ損ですよ!!

投稿:島田(OUA-TV)