2015年9月30日

神戸ビエンナーレに美術学科の学生たちが出展中!

明日から10月、本格的な秋の到来です。
秋と言えば、「○○の秋」という言葉をよく聞きますよね。
他の季節に比べて、なぜ秋にはこのような表現が多いのでしょうか?

秋は涼しくて色んなことに集中しやすい、というのはもちろんですが、一つひとつに結構いろんな由来があるみたいです。
読書の秋」は、古代中国の韓愈(かんゆ)が詠んだ「灯火親しむべし(秋の夜長は明かりをつけての読書に適している)」がイメージの元と言われています。
日本語の文章でこのことに触れているのは夏目漱石の「三四郎」が最も古いそうで、定着したのは1947年11月17日の「読書週間」がきっかけだそうです。
スポーツの秋」は、1964年10月10日の東京オリンピックに由来している…という説がありますが、実は1927年の朝日新聞ではすでに「スポーツの秋」という見出しが使われていたという話も。
秋の気温は、運動によって代謝を高めるのに一番最適だとも言われています。
そして、「芸術の秋」は、1918年の雑誌「新潮」に掲載された「美術の秋」という表現が転じて、「芸術の秋」なった説が有力。
秋に多くの美術公募展が開催されることから、そういった表現が生まれたそうです。

という訳で、秋と言えば芸術!!

神戸では、9月19日から「~港で出合う芸術祭~ 神戸ビエンナーレ2015」を開催しています!!
これは、2年に1度行われる芸術文化の祭典。
東遊園地・フラワーロードエリアでは、輸送用コンテナを展示空間とした「アートインコンテナ国際展」のほか、彫刻作品のライトアップなど、日没から楽しめる作品が展示されています。
また、メリケンパーク・ハーバーランド・元町高架下エリアでは、大型テントによる会場づくりが行われ、書道やいけばなといった伝統芸術から、コミックイラストまで、多種多彩なアートがいっぱいにつまっています!
そして、ミュージアムロードエリアでは、各美術館でそれぞれ展覧会を開催しているほか、市内各所のギャラリーでも展示やコンサートなどが行われています。

このイベントに、大阪芸術大学美術学科油画コースの学生たちが出展!!
【出展者:綾理恵(4年)、鈴木雄介(4年)、中野両(4年)、岡田尭之(4年)、山下三佳(院1年)、矢野茜(副手)】
メリケンパークの会場で、「個と集団(数奇)…世俗と自分」と題した作品を展示しています。
「数奇」を大きなテーマとして、出店者6人がそれぞれのイメージでさまざまに表現。
それらが集まることによって、どんな作品になっているのか…ぜひご覧ください!!

それに伴い、以下の2つのラジオ番組に学生たちが出演します!!

◇Kiss FM KOBE 「KOKO→DOKO!?
10月2日(金)14:00~
出演学生:岡田尭之、山下三佳、矢野茜

◇ラジオ関西 「時間です!林編集長
10月8日(木)15:15~
出演学生:綾理恵、中野両、矢野茜

※放送時間は変動する場合があります

展示と併せて、ぜひチェックしてみてくださいね!!

投稿:島田(OUA-TV)


2015年9月25日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

明日26日(土)と明後日27日(日)の2日間、大阪市中央公会堂で大阪芸術大学のイベントが開かれます。
題して、「若者よ 大阪芸大を越えて行け!」!!
歌あり、ダンスあり、アニメのアテレコあり、似顔絵大会あり…一日遊んでも遊びきれない初秋の芸大祭りです。
参加費無料(※似顔絵代のみ500円)ですので、近くへお越しの際はぜひお立ち寄りください。
>>詳細はこちら

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、キャラクター造形学科の学生たちによるグループ展の模様からお伝えします。
キャラクター造形学科3年生の「プレゼンテーション」という授業の一環で行っているグループ展で、今年は7つのグループに分かれてそれぞれ展覧会を企画・開催しました!
今回はその中から、「童和展」と「ゲーム×人魚姫展」の2つの展示の様子をご紹介します!

 

続いて、大阪芸術大学グループの学生や卒業生が制作した映像作品をお届けする「OUAシアター」のコーナーです。
今回は、映像学科2年生の授業で制作された作品の中から、吉村宗益さん監督作品『幽霊サークル』をご紹介します。
死んだ母親を探すため、学校にある幽霊サークルに訪れた主人公。
そこには幽霊好きの不思議な女の子がいて…?!
ちょっぴりひやっとする展開かも知れません!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時55分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
9月25日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:55から
9月26日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2015年9月18日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

9月20日(日)朝7:20~8:10にNHK FMで放送されるラジオ番組『「吹奏楽のひびき」~月に寄せて~』で、本学音楽学科准教授の田中久美子先生が作曲された曲「ムーンストーン」が放送されます!
この番組は、作曲家の中橋愛生さんの案内で、吹奏楽の持つさまざまな魅力を紹介するというもの。
田中先生の曲は、番組の2曲目で放送される予定です。
ぜひ、聴いてみてくださいね!!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、大阪芸術大学プロムナードコンサートの話題からお伝えします!
今年のテーマは「~Brilliant O.U.A.~ Dance the Classic! Dance the Pops!」!!
毎年番組で紹介しているイベントですが、今回はいつもよりちょっぴり長めにステージの模様をお届けします。

 

続いて、大阪芸術大学の学生たちが制作した映像作品をお届けする「OUAシアター」のコーナーです!
しばらく映像学科の作品が続きましたが…今回はキャラクター造形学科アニメーションコースの作品!
武藤幸裕さんが制作したアニメ作品『consumption』を紹介します。
まさかの展開にドキドキしちゃいますよ!お見逃しなく!

 

最後に、平成26年度大阪芸術大学卒業制作展のインタビュー。
今回は、学長賞を受賞した環境デザイン学科の佐藤正史さんを紹介します。

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
9月18日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:45から
9月19日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2015年9月16日

図書館所蔵品展「意匠文化の展開 ー琳派yearに因んでー」

7月19日(日)から8月11日(火)まで、大阪芸術大学図書館で所蔵品展「意匠文化の展開 ー琳派yearに因んでー」が開催されました。


これまでにもさまざまなテーマで貴重な所蔵品を展示している図書館ですが、今回の「琳派(リンパ)」…みなさんご存知でしょうか?
この流派は、江戸時代中期に活躍した画家で意匠家の尾形光琳の名に由来しています。
今年は光琳没後300年にあたり、さらに光琳の約100年前に活躍した琳派芸術の祖である俵屋宗達の存在もふまえると、琳派誕生から400年ということになります。
それらを記念して、今年は全国各地の美術館では琳派400年にちなんだ展覧会が開催されている琳派yearなのだそう!

琳派芸術の特徴として、優れた意匠性というのが一番に挙げられます。
意匠とは、美術工芸品や工業製品などの形・色・模様などを工夫すること、またその結果できた装飾・デザインのことを指します。
美観を起こさせる外観を有する物品の形状や模様・色彩のデザインの創作についての権利で「意匠権」というものがありますよね?その意匠です。

意匠性を継承する役割を果たしたものの一つに、作品を版刻して出版された版本があります。
今回の所蔵品展では、その版本と実際の作品の写真が並べて展示されていました。

その中の一つ、「光琳新撰百図」を特別にケースから出して見せてもらいました!


裏表紙には「荒井工房 田中氏」の墨書が見られ、本書が工房の参考書として近年の工人たちに利用されていたことがわかります。
琳派意匠はこのように、作品の実物ではなくその意匠を記した版本を使って多くの人に伝わっていったんですね。


図書館所蔵品展の良いところは、展示されている内容が気になったら、その場でテーマに合った本を読んだり借りたりできるところ!
今回も、琳派についての書籍が並べられていました。

現在は、「十九世紀末の街角を彩ったユーゲントシュティールの華 『ユーゲント』(芸術と生のためのミュンヘン絵入週刊誌」を開催中!
『ユーゲント』は、出版社ゲオルグ・ヒルトによって1896年に創刊されている週刊誌。
どのようなテーマを扱った雑誌なのか、芸術とはどのような関わりがあるのか…?
気になった方はぜひ、図書館4階に足を運んでみてください。

投稿:島田(OUA-TV)


2015年9月14日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

今年度ラストの大阪芸術大学オープンキャンパスが昨日13日(日)に開催されました。
参加頂いたみなさん、ありがとうございました!
大学の様子を、少しでも垣間見ることができたでしょうか?
今年のオープンキャンパスは終わってしまいましたが、このブログでは今後も大学の色んな面を紹介していきますので、受験を考えている方はぜひご覧頂ければ嬉しいです!

さて、今日は大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長、そしてこの4月から舞台芸術学科教授として就任された内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています! 

今日のゲストは、先週に引き続き映像計画学科(現:映像学科)卒業生でTBSテレビ制作局 ゼネラルプロデューサーの正木敦さんです!

4週目の今回のトークテーマは、テレビ番組を作るということについて。
名古屋から東京へ拠点を移した正木さんは、日本テレビのバラエティ番組「世界まる見え!テレビ特捜部」の制作を経験した後、TBSに入社して「サンデージャポン」を手掛けることになりました。
それまでTBSは何をやっても視聴率が獲れない時間帯だったそうですが、バラエティと報道の両方の要素を含んだ画期的な企画により、高視聴率を記録します!
そんな正木さんが、今後挑戦してみたい番組や、テレビ番組を制作するにあたって気をつけていることは、一体どんなことなのでしょうか…?

「大阪芸大スカイキャンパス」
9月14日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(OUA-TV)