|
現在芸術情報センターB1地下展示室で行われている本学所蔵品展『スイス派』。後期展示の会期は11月22日(木)までです。まだ観ていない人はお見逃しのないように! 後期展示は「ギャラリー58の作家たち」の作品を中心とした展示になっています。「ギャラリー58」とは、スイスを代表する著名なグラフィックデザイナーであるJ.ミューラー=ブロックマン氏が、構成主義派のために開設した画廊のこと。 芸術情報センター竣工記念として「現代ヨーロッパ構成主義版画展」が開催されたことは以前(ブログ10/17)にも触れましたが、その展示作品の中核を構成していたのが、この画廊が本学のためにセレクションした「構成主義版画コレクション」であり、現在本学の所蔵品となっているものだそうです。 竣工の際はミューラー=ブロックマン氏も来学されたそうですが、氏はそれ以前より客員教授としてしばしば本学で教壇に立っておられたということですからすごいですよね。 シンプルで幾何学的な形と色の構成による作品をじっと観ていると何か視覚的ではあるのですが数学的な分析をしているような不思議な感覚があふれてきます。皆さんも是非この感覚を体感してみてください。 皆さんはご存知でしょうか?実は芸術情報センター1階のエントランスホールにミューラー=ブロックマン氏の作品が常設展示されていることを・・・。是非『スイス派』展を機に本学と強い結びつきのあった世界的デザイナーの作品を改めて鑑賞してみてください。
|