みなさん、以前にこのブログでご紹介した、在校生楽譜出版の話を覚えていらっしゃいますか? >>この記事!
なんと、昨年に引き続き、今年も在校生が作曲した楽譜が出版されたんです!!
今回出版されたのは、音楽学科4年生の貴志一輝さん作曲「金管三重奏のための 葛藤」というアンサンブル曲。
トランペット、ホルン、ユーフォニアム(トロンボーンでも演奏可)の三重奏を想定して書かれた曲です。
普段とは違う曲に挑戦してみたいという思いから、初めて金管楽器の楽曲に挑まれたのだそうです。
タイトルに「葛藤」と入っているように、将来に対する不安な気持ちが作品に表れており、不協和音など不安定な音の組み合わせが多数使われています。
作曲の仕方は人によってさまざまだそうですが、貴志さんの場合は、メインテーマとなる音型(最も短い構成部分である一連の音)を一つ決めて、それを中心に変奏して曲を作っていくそうです!
今回の曲は、この部分がメインテーマ。
楽譜が読める方なら、曲のイメージができるでしょうか?
「まさか、自分の楽譜が出版されるなんて考えておらず、抜擢された時には意外でびっくりしました」と貴志さん。
音楽学科での学びについて伺うと、作曲するだけで終わるのではなく、演奏学科とコラボレーションすることで自分が作った曲を演奏してもらえる機会が持てるのが良いと話されました。
今回出版された曲も、昨年のオープンキャンパスで、演奏学科の学生によって実際に演奏されました!
コンピュータ上で音を付けることもできるそうですが、やっぱり楽器での生演奏を聴いた時の感動は比べ物にならないのだとか。
貴志さんの曲は、すみやグッディ株式会社のホームページ上で販売されています。
興味のある方はチェックしてみてください♪
投稿:島田(企画広報部事務室)