5月も半ば。
夏の教員採用試験まで、残すところあと2か月です!
教員を目指す4年生のみなさんは、教育実習の準備や試験勉強の追い込みに差し掛かる頃でしょうか。
大阪芸術大学では今年度から、教員を目指す学生たちの為に、「教職教養演習」という講座が新設されました。
従来、放課後「教員採用試験対策講座」という講座が行われていましたが、それを更にパワーアップさせました!
「教職教養演習」は教職課程の科目として、月曜5限、火曜1限、水曜5限の3クラス体制で、試験対策の他、模擬授業や面接練習なども行います。
(※正課外科目につき、単位は取得できません。)
今回私がお邪魔したのは、教養課程の森岡伸枝先生が担当されている、火曜1限の「教職教養演習1」。
中学・高校の教員を目指す3年生を対象としたクラスです。
講座では、勉強時間の確保の仕方、ノートの取り方などの効率的な勉強法、小論文の書き方などを丁寧に指導されていました。
また、来月からは、採用試験の小論文や面接に関わることをテーマに、グループでのプレゼンテーションも行うそうです。
森岡先生にお話を伺いました!
-芸大生の印象はいかがですか?
「やりたいことを明確に持っていて、充実して生き生きしていると感じます。
みんな芸術を学びに来ているので、正直教職に対しての意識は強くないと思っていたのですが、意外に多くの学生が受講してくれて驚いています。
凄く真剣で、一人も不真面目な子がいません。自分から進んで質問しに来るなど、とても積極的です!」
-教員を目指す学生たちにメッセージをお願いします!
「採用試験に受かることは勿論ですが、それよりも高いところに目標を持ってほしいです。
学力低下やいじめなど、今学校で問題になっていることに対して、教員としてどういう風に対応していくべきなのかといった意識を高めてください。
また、授業を通じて、仲間との協調性や団結力を育てていってほしいと思っています!」
講座はスタートしたばかりですが、学生たちの「教員になりたい!」という熱意が伝わってきます!
森岡先生クラスの他、初等芸術教育学科の西林幸三郎先生と芝村巧先生が担当している直前対策などのクラスもあり、学生たちは日々教員を目指して勉強に取り組んでいます。
素敵な教員になれるよう頑張ってほしいですね!!
投稿:島田(OUA-TV)