今日22日(水)から、芸術情報センター展示ホールで「INTAC2015国際交流写真展」が開催されています。
INTACとは、International Art Collaboration(国際芸術交流)の頭文字で、インタックと読みます。
ベルリン芸術工科大学(ドイツ)、オンタリオ芸術大学(カナダ)、タンペレ工科大学(フィンランド)、中央大学(韓国)、そして大阪芸術大学(日本)の大学を結び、授業を進めてきました。
授業はスカイプを使って行い、「revolution.改革・革命の意」をテーマにプロジェクトを提案。
これまでに各国で展覧会を行い、参加した学生たちはそれぞれの国を訪れています。
日本での開催は、今回が初めて!
大阪芸術大学からは13名の学生たちが参加しました。
初日にあたる今日22日には、本学に各国の学生や担当教授の先生方が来校されました。
大阪芸術大学の施設を見学されるとのことで、私も同行!
写真学科の大暗室と大スタジオ。
実は私も初めて入りました。
暗室では、光を完全に遮断して、フイルムや写真用印画紙の現像・引き伸ばしを行います。
写真学科の学生たちにとって、暗室は作品を生み出すためのアトリエとも言える場所ですね。
大スタジオでは撮影セットを同時に4つ組むことが可能で、さまざまな撮影に対応した作りになっているようです。
これらの設備については、また別の機会に詳しく取材したいです!!
施設を回った後は、展示ホールでオープニングセレモニーも行われました。
副学長の塚本英邦先生、写真学科長の織作峰子先生、そして交流展に携わられている写真学科通信教育部准教授の里博文先生が出席されました。
今回の展覧会は写真作品が中心になりましたが、INTACに参加している各大学には、ビデオ、ファッション、音楽、舞台芸術、絵画、彫刻などの学科やコースもあります!
これからさまざまな芸術分野での交流が深まるといいですね。
国が違えば文化や生き方、考え方も全く違ってくるので、国際交流を深めることで思いつきもしなかった発想に出会えるかも知れません!
交流展は今月30日(木)まで開かれています!
多くの学生たちにとって多彩でグローバルな視点と解釈・価値観を学ぶことのできる展示だと思いますので、ぜひご覧ください。
「INTAC2015国際交流写真展」
4月22日(水)~30日(木)※日曜祝日休館
10:00-17:00
芸術情報センター展示ホール
投稿:島田(OUA-TV)