2024年11月13日

大阪芸術大学 大学院生によるグリーティテング・コンサートVol.5

大阪芸術大学 大学院生によるグリーティテング・コンサートVol.5が心斎橋に位置するヤマハミュージック大阪なんば店2Fサロンにて開催されました。
出演は博士課程前期及び後期の院生たち8名です。



会場となるサロンは楽器売り場の隣にあります。
鍵盤の模型などもあり、眺めているだけでも興味深いのですが、やはり圧巻なのは並んでいる楽器の数々です。
この写真では、アップライトピアノが数え切れないほど、横にずら〜っと。
このような光景はなかなか見られるものではありません。


さて、今回の演奏会では、声楽、ピアノ、トランペットを専門とする院生たちがそれぞれの個性、持ち味を活かしたプログラムを組み上げていました。

 

曲の表情、内容を繊細かつ大胆に表現し、院生ならではの技術、音楽性を存分に発揮した聞き応えのある演奏会となりました。

 

音の響きにもこだわり、どうしたら美しい音をホール全体に届けることが出来るのか、と試行錯誤も繰り返しました。

 

大学院生たちは表現することに貪欲です。
ヤマハサロンの美しい響き、素晴らしいCFXフルコンサートグランドピアノの響きは、院生たちに表現することへの大きな刺激となったと感じられます。

 

音楽の魅力を存分に客席と分かち合うことが叶った、充実の2時間のグリーティング・コンサートでした。

 

投稿:演奏学科合同研究室(文責:仲道祐子教授)


2024年11月11日

演奏学科・音楽学科の学生によるAUTUMN CONCERT


 
 
爽やかな秋晴れに恵まれた11月4日、ヤマハミュージック大阪なんば店2階サロンにて、大阪芸術大学 演奏学科・音楽学科の学生によるオータムコンサートが開催されました。
8月のオーディションで選抜されたピアノコースと音楽教育コースの学生計8名が日頃の成果を披露しました。
  

 
素晴らしい楽器やホールの響き、お客様の存在は、奏者にとって新たなインスピレーションの源です。まろやかで奥深い響きが美しいヤマハコンサートグランドピアノCFX、サロンならではのアットホームな空間、温かな眼差しと拍手で見守るお客様のもと、それぞれに新たな学びと喜びが得られた1日となりました。

 
 
お客様も奏者との距離が近いことで音楽の細やかな表情の変化や奏者の息遣いを肌で感じられたことでしょう。
会場にいる全ての人にとって音楽がより身近に、より深い存在になっていくような、芸術の秋にふさわしい1日となりました。

ヤマハミュージック大阪なんば店
大阪府大阪市西区南堀江1-2-13
 
 
(報告 演奏学科合同研究室)


2024年11月8日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は…

<NEWS>映画「まる」公開記念アートイベント
<OUA THEATER>「ラストシアター
<大阪芸術大学卒業制作選抜展2024受賞者インタビュー>学長賞 アートサイエンス学科 田村侑生
 

ぜひ、ご覧ください♪
 

<<オンエア情報>>
2024年11月9日(土)
奈良テレビ    18:15~18:30
テレビ和歌山   22:40~22:55

2024年11月10日(日)
サンテレビジョン 22:30~22:45

>>【公式】大阪芸術大学テレビ YouTubeチャンネル


2024年11月6日

「夢の到来」ピアノが寄贈されました

演奏学科ピアノコースの仲道祐子です。
この度、ロームミュージックファンデーション様よりピアノをご寄贈いただけることとなりました。
大学の3号館ホールで活躍するピアノを選定するべく、天王洲アイルにあるスタインウェイジャパン本社へ、同じくピアノコースの今川裕代先生と共に行って参りました。


建物内部にはスタインウェイのロゴと鏡、近くに寄ってみますと、縦のストライプ模様を作っているのは、ピアノの弦をイメージしたスチール弦で、サイドの壁面にはタイルが嵌め込まれています。これらのタイル一枚一枚にはスタインウェイ社が今まで取得したパテントが一つずつ記されています。

選定室に入りますと、スタインウェイ社の創業者のヘンリー・スタインウェイ、ピアニストであり初代ポーランド首相のパデレフスキ、ピアニストのアルトゥール・ルービンシュタインなど、錚々たる方々に周りを囲まれながらピアノと向き合う事となりました。

選定は、同じ機種のピアノを横に2台並べていただきその両方を弾き比べ、どちらのピアノの個性がより大阪芸術大学の3号館ホールと相性が良いのか、それを見極めていく大事な作業となります。意外と、ピアノは一台ずつそれぞれの個性が際立っています。両方の楽器を弾きながら、演奏者の好みもあります、部屋の中のどの位置にピアノが置いてあるかで音から受ける印象も変わってきます、そうした事を全て考慮しながら楽器の持っている表現力を探っていきます。念には念をいれ、途中でピアノの位置を入れ替えて貰って試弾します。今川先生と2人でそれぞれのピアノから受けた印象を話し合いながら、「これこそが欲しているピアノ」という一台を選ぶ作業となりました。

 こうして出会った運命の一台です。鍵盤の右端に、選定済みの札をつけてもらいます。

 

選定の日から数週間が経過した10月18日。
大阪芸術大学に白い2トントラックがやって来ました。見覚えのある竪琴の形のロゴが入った楽器運搬のトラックです。トラックの扉にはピアノのマークが入っています。

後ろに回り込んでみますと、中にはピアノが3台も入っていました。ちなみに、このトラックには最大、4台をも積み込むことが可能だそうです。スルスルと楽器が降ろされてきます。足を外してボディを横にして、ブランケットや段ボールで保護された状態で台車の上に乗せられ、あっという間に建物の中に運びこまれて行きました。あまりにも運搬速度が早かったため、追っていくのがやっと、途中の撮影が間に合わなかった程です。

3号館ホールのステージの上に運び込まれた楽器は少しずつ梱包を解いていかれます。
楽器は横に立てたまま、まずは足が2本取り付けられ、その状態から、いよいよ楽器をおこしていきます。足2本が地面に接する箇所には、段ポールを置き、床に傷がつかないよう細やかな心遣いのもとに大胆な作業が進められていきます。

なかなか見ることができない、2本足で支えられているピアノです。人力で持ち上げた後に、ピアノの重さを支えるべく馬がかまされます。
最後の一本の足を取り付けた後は、ペダルが設置され完成しました。

ロームミュージックファンデーションの竹内様に今回の寄贈のプレートを貼り付けていただいた後に、ピアノのアクションを楽器の中から取り出し、ハンマーを固定してあったバーを調律師さんに外していただきます。
これでピアノの搬入完了!
ようやく楽器が演奏できる状態となります。

 
東京から大阪へと・・・・いえ、ドイツから日本にやってきて、更に大阪芸術大学までの長い旅路を辿ってきた大事な、愛しいピアノです。
長さ274cm、幅157cm、重量約500kg、弦の張力の合計約20t
この巨大な楽器が生み出す繊細な色彩、ダイナミックな躍動感、艶やかな音色、全てに魅了されます。ロームミュージックファンデーション様よりご寄贈いただいた楽器の学内ホールへの搬入、これは夢の到来です。学生たちと共に、この楽器を使って夢を紡いで参ります。
ピアノを寄贈くださいましたロームミュージックファンデーション様に感謝の気持ちを抱き、その理念に共感し、音楽文化の普及と発展に貢献できますよう努力いたします。

 

(報告者 演奏学科 仲道祐子先生)


2024年11月1日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は…

大阪芸大グループのコンサートやライブの中から選りすぐりのステージ映像をお届け!

大阪芸大テレビ音楽祭

♪マーク・パンサー コラボステージ「DEPARTURES/Feel Like Dance」
 

今週お見逃しなく!
 

<<オンエア情報>>
2024年11月2日(土)
奈良テレビ    18:15~18:30
テレビ和歌山   22:40~22:55

2024年11月3日(日)
サンテレビジョン 22:30~22:45

>>【公式】大阪芸術大学テレビ YouTubeチャンネル