OBC1314ラジオ大阪にて、毎週木曜日の24時から絶賛放送中の大阪芸大メディアキャンパス–開けアートの扉–でアシスタントをしている加藤万梨子です!
先週の放送は聴いていただけましたでしょうか?今週も、メディアキャンパス、略してメディキャンの聴きどころをコーナー毎に紹介させていただきますね!
まずは、毎回豪華なゲストをお招きしている「ゲストの扉」のコーナー!
今週のゲストは、先週に引き続きまして、大阪芸術大学「演奏学科」の学科長で声楽家の三原剛先生です!今回の放送では、三原先生が大阪芸大を卒業しプロの声楽家として活動されてからのお話をして下さいます。世界的に活躍されている三原先生も、スランプに陥ってしまいなかなか克服出来ずにいた時期があったんだそうです。さて、三原先生はどうやってスランプから抜け出したのか、それは是非今日の放送を聴いて確かめて下さいね?素敵な恩師との出逢いや、3月11日の東日本大震災を経て、声楽家である自分に何が出来るのかと悩まれたお話など、三原先生の声楽家としてのとても貴重なお話が聞けますよ。
そして、関西一円のアートシーンを紹介する「アートシーンウォッチングのコーナー」!
今週は先週に引き続き、只今絶賛ロードショー中の映画「マイ・バック・ページ」の監督山下敦弘さんと、脚本家の向井康介さんのインタビュー第二弾を放送します!大先輩のお二人にインタビューするとあって大緊張をしてしまった私加藤万梨子ですが、…今回はお二人が大阪芸大で学ばれていた頃のお話を伺いました!メディキャンにゲストで来て下さった方や現役の大阪芸大生の皆さんが必ずと言っていいほど口になさる例の芸大名物スポットのお話も飛び出しましたよ!
先週とは違い、山下監督と向井さんの素顔が垣間見れるインタビューですので、将来映画に携わるお仕事をしたいと考えている皆さん、そして映画が大好きなみなさんは必聴です!
そして今回の放送では、塚本先生と私加藤万梨子がおすすめする大阪芸大の学食メニューのお話などもあり、現役の大阪芸大生の皆さんから、卒業された皆さん、そして大阪芸大に興味を持っていただいている受験生の皆さんも楽しんでいただける1時間になっています!
放送は今日の深夜24時から25時の1時間、ラジオ大阪1314です!
今週はプレゼントも豪華に二種類あります!
まず一つ目は、三原剛先生が歌われている曲が収録された日本の童謡オムニバスアルバム「わたしたちのこどもの歌・第三集」、なんとサイン入りです!
そして二つ目は、「マイ・バック・ページ」の舞台となる東都新聞社のボールペンです!
プレゼントの応募方法は番組でお伝えしますので、お聴き逃しなく!
大阪芸大メディアキャンパス-開けアートの扉-ぜひ聴いてみて下さいね?


私の経験では1995年1月に発生した阪神淡路大震災から、多くのアーティストがこのような災害に対し、どのように向き合うかを自ら問い始めた様に思います。そこから、「芸術と癒し」、「記憶と芸術」そして「芸術と労働」など、多くの問題意識が生まれそれを実践していきました。最後の、「芸術と労働」とは、今回多くの芸術関係者が実践している作品の売買による収益を復興支援に送るというものです。
今回、Gallery BIRDの企画では通常行なっている作品販売による収益を支援に送るというだけではない試みがありました。先に「芸術と労働」記したのは、数年前の私の個展の時、「芸術制作と労働の問題がありますね」と作品を見ながら、ある人に問いかけられた事があります。私には芸術制作と労働という概念が一致せず、質疑に困惑していました。
今回その出来事を思い出させてくれました。つまり通常の作品と貨幣の流通では、作品の売買には制作に使用した素材や時間、付帯価値が貨幣となり循環してきます。今回の場合すべてアーティストの持ち出しにより制作し、それを貨幣に変換し支援するという過程により成立していますが、アーティストには何も循環がなされていないのです。
企画者であるギャラリーオーナーのアイデアは、参加アーティストに何らかのものを循環させる構造を示しました。ギャラリーに来られた人や作品購入者から、アーティストに向けて作品の感想やコメントを記述してもらいそれをアーティスト手渡すという方法で、アーティストも精神的に支援するという形を取っています。
ここでは、インテックスビジョンで放映するインフォメーション番組を制作しています。
現在の担当キャスターは、大阪芸大テレビのキャスターとしてもおなじみ堀岡志乃さん(放送学科4年生)。
今回プロジェクトは、堺市立病院からの依頼で「小児病棟の壁面をアートで飾り、子どもたちが過ごしやすい環境にしたい」という企画を依頼されたことから始まったそうです。
今回プロジェクトに携わった学生2人に感想を聞きました。
この展覧会名の83とは出品者の年齢を示しており(1927年–28年/昭和2–3年生まれ)、精力的に発表させていることと思考の柔軟さに驚かされます。
今回の展覧会テキストから林康夫先生の文章をできるだけ忠実に記載させて頂きます。
グループ83は揃って元気に会期を迎えることが出来ま
今回の惨事に林康夫先生の若き日の体験が蘇ってこられています。二十歳前夜に終戦を迎え、在校生と同じ年ぐらいに大きなパラダイムシフトを経験された事になります。その価値の混乱した時代に彼らは芸術の道を選択されました。その時代の経験を私たちはあまり聞く事は出来ませんが、今回の大きな惨事から、これからの人々の生活感や幸福感をも大きく変えることになると思います。そして在校生の意識も、もちろん芸術も大きく変化する事になるかもしれません。