明日から10月、本格的な秋の到来です。
秋と言えば、「○○の秋」という言葉をよく聞きますよね。
他の季節に比べて、なぜ秋にはこのような表現が多いのでしょうか?
秋は涼しくて色んなことに集中しやすい、というのはもちろんですが、一つひとつに結構いろんな由来があるみたいです。
「読書の秋」は、古代中国の韓愈(かんゆ)が詠んだ「灯火親しむべし(秋の夜長は明かりをつけての読書に適している)」がイメージの元と言われています。
日本語の文章でこのことに触れているのは夏目漱石の「三四郎」が最も古いそうで、定着したのは1947年11月17日の「読書週間」がきっかけだそうです。
「スポーツの秋」は、1964年10月10日の東京オリンピックに由来している…という説がありますが、実は1927年の朝日新聞ではすでに「スポーツの秋」という見出しが使われていたという話も。
秋の気温は、運動によって代謝を高めるのに一番最適だとも言われています。
そして、「芸術の秋」は、1918年の雑誌「新潮」に掲載された「美術の秋」という表現が転じて、「芸術の秋」なった説が有力。
秋に多くの美術公募展が開催されることから、そういった表現が生まれたそうです。
という訳で、秋と言えば芸術!!
神戸では、9月19日から「~港で出合う芸術祭~ 神戸ビエンナーレ2015」を開催しています!!
これは、2年に1度行われる芸術文化の祭典。
東遊園地・フラワーロードエリアでは、輸送用コンテナを展示空間とした「アートインコンテナ国際展」のほか、彫刻作品のライトアップなど、日没から楽しめる作品が展示されています。
また、メリケンパーク・ハーバーランド・元町高架下エリアでは、大型テントによる会場づくりが行われ、書道やいけばなといった伝統芸術から、コミックイラストまで、多種多彩なアートがいっぱいにつまっています!
そして、ミュージアムロードエリアでは、各美術館でそれぞれ展覧会を開催しているほか、市内各所のギャラリーでも展示やコンサートなどが行われています。
このイベントに、大阪芸術大学美術学科油画コースの学生たちが出展!!
【出展者:綾理恵(4年)、鈴木雄介(4年)、中野両(4年)、岡田尭之(4年)、山下三佳(院1年)、矢野茜(副手)】
メリケンパークの会場で、「個と集団(数奇)…世俗と自分」と題した作品を展示しています。
「数奇」を大きなテーマとして、出店者6人がそれぞれのイメージでさまざまに表現。
それらが集まることによって、どんな作品になっているのか…ぜひご覧ください!!
それに伴い、以下の2つのラジオ番組に学生たちが出演します!!
◇Kiss FM KOBE 「KOKO→DOKO!?」
10月2日(金)14:00~
出演学生:岡田尭之、山下三佳、矢野茜
◇ラジオ関西 「時間です!林編集長」
10月8日(木)15:15~
出演学生:綾理恵、中野両、矢野茜
※放送時間は変動する場合があります
展示と併せて、ぜひチェックしてみてくださいね!!
投稿:島田(OUA-TV)