2014年12月19日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

明日・20日(土)、大阪市中央公会堂で「大阪芸術大学クリスマスポップスコンサート2014」が開催されます!!
演奏学科ポピュラー音楽コースの学生たちによるクリスマスムードたっぷりの一夜限りのステージ!
みなさんもぜひ、お越しください。
>>詳細

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、「世紀のダ・ヴィンチを探せ! 高校生アートコンペティション2014」の話題からお伝えします!
このコンペティションは、ルネッサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチに続く世紀のダ・ヴィンチを探そうと、大阪芸術大学が2007年から開催しているもので、今年で8回目となります。
今年度の「ダ・ヴィンチ大賞」には、徳島県名西高等学校の美馬匠吾さんの作品『Jupiter(ジュピター)』が選ばれ、賞状とトロフィーが授与されました。

 

続いて、大阪芸術大学グループの学生や卒業生が制作した映像作品をお届けする、OUAシアターのコーナーです。
今回は、萬代健士さんが監督した作品「部屋が女のたまり場になっている」をご紹介します。
一体どんなストーリーなのでしょうか…?!
お見逃しなく!!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時30分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
12月19日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:30から
12月20日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2014年12月19日

小松原 智史 展「エノマノコノマノエ」

大阪市此花区にあるギャラリー「the three konohana」で、本学美術学科及び大学院修了の小松原智史さんの個展「エノマノコノマノエ」が12月21日(日)まで開催中です。小松原智史さんは、「イメージの増殖による無意味性の提示」を主題にして、2011年2月の卒業制作展[美術学科 学長賞受賞(於)学内展示ホール]を皮切りに展示会場での公開制作を行って来られました。大学院在学中の2012年10月には、アートストリーム2012の大賞を受賞し、2013年2月には、「第16回岡本太郎現代芸術賞展」で特別賞を受賞されました。その展示会場(川崎市岡本太郎美術館)でも約2か月の会期を通じて公開制作を行いました。

 

「the three konohana」の階段を上がるとそこに広がるのは、小松原智史さんの独自の絵画空間ですが、足を踏み入れた途端に「進化している」と感じました。今まで、卒業制作→なんばパークスアートプログラム「リアリティとの戯れ」→富田林寺内町「勝間家」での展示→アートストリーム2012→本学実験ドームでの修了制作→アートストリーム2013と順次、多くの展示を拝見し、その都度、素材(洋紙→和紙、ペン→筆)や展示方法等の変化にも成長を感じていましたが、今回は、今までとは違った大きな「進化」を感じました。

 

平面でありながら立体的な要素を取り入れたことも進化の一つだと思います。より深みを増し、作品の魅力が倍増しています。
なぜ、立体を制作しようと思ったのかを小松原智史さんにお聞きしましたが、「奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2013での展示(畝傍駅貴賓室、今井町・嘉雲亭、旧世尊院)の際に場所に負けない作品を制作しようと考えたことが、立体に取り組んだきっかけです。」とのことでした。

 

与えられた展示空間をどのように活かすのかということも作家の課題であり、醍醐味だと思いますが、今回、小松原智史さんは、10メートルのキャンパス地に描き、それを円形に吊るすという大胆な展示方法に挑戦しました。それは、きっと予想以上の効果を発揮していると思います。作品展示の部屋の中にある円形の中に入るとまさに、小松原智史さんの世界観に包まれるという贅沢な空間となっています。

 

今回、観る者には「目」のように見えるものが、たくさん登場していると感じる人も多いようです。「大学を卒業して、人とより出会うようになったからですか?」と聞く人もおられて、「卒業後は、こもって制作していたので、あまり人と接していません。」とご本人は語っておられましたが、色々な場所での展示や公開制作での人との出会いやこもっていたことでの反動などもあるかもしれません。それが、本人にとって、「目」なのかどうか、無意味性の提示の中では、謎ですが、観る人を惹きつけるポイントになっていることは確かです。

 

奥の畳の部屋には、小松原智史さんが畳をくり抜いて、標本のようにガラス張りの中に展示された作品がありました。それは、立体作品の部分のようであり、絵から抜け出して来たかけらのようでもあり、また絵の中に入り込もうとしている生き物のようにも感じられました。
そして、ガラスの窓や天井にも、作品が潜んでいるような感覚で展示されています。

 

平面と立体の間をまるで行き来するかのような作品が目を惹きました。そして、表と裏を行き来するように両面に作品の顔があります。今回の作品群は、平面であってもより立体的なものを感じ、作品の中に生命感やうごめくものを感じます。
作品のすべてをご紹介することはできませんので、是非、実際に足を運んで、小松原智史さんの世界観を体感していただきたいと思います。会期終了間際ではありますが、小松原智史さんの国内初の個展をどうぞお見逃しなく。作品をどう観るか、どう感じるかはあなた次第です。

 

小松原智史さんの学生時代の活躍ぶりはこの大阪芸大ブログでも何度も紹介され、OUA-TV(大阪芸術大学テレビ事務室)制作の番組「大阪芸大テレビ」のコーナー「キラリ☆芸大生」も好評でした。 芸大ブログで「小松原智史」を検索し、学生時代の作品もチェックしてみてください。大学院の修了制作展(本学実験ドーム)での展示も圧巻でした。
今回は、作品をじっくり観ていただくために公開制作は行っていないとのことです。その分、是非、小松原智史さんに制作について質問したり等々、会話や人となり…もお楽しみください。

 

「the three konohana」www.thethree.net は、本学大学院修了の山中俊広さんが代表のギャラリーです。山中俊広さんは、インディペンデント・キュレーターとしても関西を拠点に活躍中で、奈良・町家の芸術祭 はならぁと や本学主催のなんばパークスアートプログラムでも企画に関わっておられます。
「the three konohana」のロゴマークや今回のDMチラシの制作は、本学芸術計画学科卒業生の古島佑起さん(ことばとデザイン主宰 http://kotobatodesign.com/)です。今回のDMチラシも大変好評で、あっという間に無くなってしまいました。

投稿:大阪芸術大学図書館