皆さんこんにちは!
先日、舞台芸術学科の先生から、面白い美術セットがあるとの情報を頂いたので早速取材に行ってきました!
伺ったのは、舞台芸術学科舞踊コース3年生の学内公演の練習。
この日は、場当たりをする日でした。この「場当たり」とは、立ち位置や暗転中の動きなど稽古場では出来ないチェックをする大切なものなんです。
それが終わると音を付けての通し稽古が行われ、みんな確認した立ち位置にスムーズに移動していました。
舞台の稽古を見ていていつも思うのですが、場当たりなどで確認した位置をすぐ覚えて、実践できるってすごいですよね!
この日は4曲の場当たりだったのですが、最後の曲に噂に聞いていた美術セットが登場!
設置段階ではどんな風になるのか分かりませんでしたが、照明が付くとすごい迫力で光の色が変わるたび、セットの雰囲気も変わって舞台全体のイメージが大きく変わっていました。
このセットのどこがおもしろいのかというと、通常の舞台では美術などのセットを使う場合、バトンと呼ばれる装置1本1本にセットを吊るしていきます。
しかし今回は、真ん中のセットを吊るのに2本、両サイドは4本を使っているそうです!
この方法は、複数本使うことで美術セットが照明と重なって舞台上に影が出来たりするので、プロでもあまりしない方法だそうです。
プロでもなかなかチャレンジしない難しい美術セットに挑戦!実際に照明がついても影はなく、とても綺麗でした。
美術スタッフだけでなく照明スタッフとの信頼関係があるからこそ素晴らしいセットが完成したんですね。
皆さんも、舞踊コースの学生の演技はもちろん、舞台美術から音響、照明スタッフの学生達が活躍する姿を是非見に行ってはどうでしょうか!?感動すること間違いなしですよ!
・舞台芸術学科舞踊コース3年生の学内公演・
「Ballet&Dance3」
日時:12月15日
開演:15時30分から
会場:大阪芸術大学 芸術劇場