既に学内のあちこちの掲示板に張られている白と黒の縦長のポスター。「おっ!」って目を引くポスターですよね。白パターンまたは、黒パターンそれぞれ1枚ずつ掲示している場所もあれば、2枚を横に並べたり、縦に並べたりして貼られているかと思えば、壁の角に沿って右側と左側に1枚ずつ貼られたりしています。それが今回取材をした「サルヴァドール・ダリ版画展」のポスターです。デザイン学科3回生汐見友里さんのデザインによるものだそうですが、注目度が高くて好評です。その効果もあって、本日初日より沢山の学生さんが入場していました。 ダリといえばシュールレアリスムの画家として知られていますが、さまざまなメディアで創作活動を展開していました。今回の本学所蔵品展は、その一端である長編散文詩『マルドロールの歌』の挿画として制作された連作の版画を紹介しています。 散文詩『マルドロールの歌』からインスピレーションを受けて描かれた作品には、ダリ特有の幻想的な世界が広がっていますが、よく見るとそこに、ダリの絵画作品にもよく表現されている特徴的なモチーフを見つけることもできます。是非、みなさんもじっくりと時間をかけて観賞してみてください。そして、興味を深めた人は、奇しくも本学所蔵品展と時同じくして「ダリ」展を開催しているニューヨーク近代美術館へも足を運んで見るというのはいかがでしょうか?
サルヴァドール・ダリ版画展[マルドロールの歌] 会期:2008年7月1日(火)→7月21日(月・祝) 時間:午前10時―午後4時 入場無料 会場:大阪芸術大学 地下展示室[芸術情報センター地下1階] 休館:日曜休館 [但し、7月20日(日)は、開館] 大阪芸術大学ホームページ 大阪芸術大学ブログトップへ
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