2010年12月28日

2010年を振り返ってのゲイブロくんのつぶやき

 

※28日からブログが更新されていなかったようです、どうもすみません!以前のブログにも是非目を通してみて下さいね!

 どうも、ゲイブロくんです。 久々に芸大ブログを書いています。
 10月に書いたカマキリネタのブログから1ヵ月半の間、なかなかブログ記事を書くことができませんでした。
 自慢じゃありませんが、あちこちから取材依頼が多くて…売れっ子は大変です!

平城遷都1300年祭では学生たちもカメラマンを務めました!!

  さて、年の瀬も近付いてきたので2010年を振り返りたいと思います。今年もOUA-TVさんは大忙しでした!1月からはインターネット放送だけでなく、地上波テレビ放送も開始!4月からは平城遷都1300年祭の映像中継業務も始まり、夏には甲子園CMも制作しました!こうしたかいもあってOUA-TVの知名度も上がり、各方面でお声をかけて頂き、『視聴者の方の声』を直接聞くこともできました。

徹夜作業で甲子園CMも制作しました!!

 取材をしていると、テレビ放送を毎週録画して見て下さっている方もいらっしゃるそうで、本当にありがとうございます。

 先日からテレビ放送で新しい番組CMが放送されています。『番宣CMの撮影舞台裏』短大ブログ美専ブログで更新されていたので、芸大ブログでは更に一歩踏み込んだ『番宣CMの撮影舞台裏の裏』をレポートします!

美専の学生たちにも協力してもらいました!!短大の学生たちにも協力してもらいました!!

 今回のCMはゲイブロくんがプロデュースしました!色々とCM構成案を考えた結果、『芸大グループ各校の学生に出演してもらおう!』をコンセプトに置いて撮影しました!各校に取材に行った時にゲイブロくんがスカウトした総勢12名の学生が出演!スケジュール調整をするだけでも一苦労でした。

 新CMは『普段の芸大生たちの姿』を垣間見れるCMとなって、自分自身も満足のいく出来となりました!撮影に参加してくれた出演者・撮影アシスタントをしてくれた学生の皆様、またご協力頂きました短大ブログ美専ブログ担当のお二人、本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。  

初代CMガールズ!!2代目CM!!3代目ボーイ&ガールズ!!

 では、話を元に戻して…。
 実は、この企画が通った時にもう一つ『別テーマ』を考えていました。
 『出演してくれた学生だけでなく、CM撮影をしていた様子を見て「メディアリテラシー」を学んで欲しい』

出演した学生も何かを感じてもらえたでしょうか?
 
 そもそも『メディアリテラシー』って何?と思った人も多いと思いますが、皆さんご存知ですか?

『メディアリテラシー』
 情報が流通する媒体(メディア)を使いこなす能力。メディアの特性や利用方法を理解し、適切な手段で自分の考えを他者に伝達し、あるいは、メディアを流れる情報を取捨選択して活用する能力のこと。(IT用語辞典 e-Words引用)

甲子園CMにも学生たちが参加してくれました!!

 芸大の放送学科短大メディア・芸術学科の学生たちは、「これからは作る側の視点に立ってテレビを見るように!」と何度も先生方に指導を受けて放送の勉強をしています。これは何も放送業界を目指す人だけに言えることではありません。取材撮影して編集、テレビで放送されるまでどんな作業があるのか、全く知らない人が大半ではないでしょうか?

中継車も大活躍でした!!

 いま見ているテレビ番組のVTRのカット割りBGMを変えることで、視聴者が受け取る印象はガラリと大きく変わってしまうこともあります。インタビューで答えてもらったコメントの順番を入れ替えてしまうことで全く違う内容になってしまうことさえあります。テレビというのはそれだけ影響力が大きく、また扱い方に気をつけなければならないコンテンツでもあるんです。 

 最近ではブログツィッターなどで、気軽に自分から情報を発信することができるようになりましたが、たとえ見ている人が少なくても、どれほどの影響力があるかをちゃんと把握している人がどれだけいるでしょうか?
 

もちろん芸大の学生たちにも協力してもらいました!!
 ゲイブロくんはこれまで取材をしていく中で、学生だけでなく取材先で会った卒業生の方々や各職員の方々にも、この大阪芸大テレビをきっかけに『どうやってテレビ番組が作られていくのか?』『テレビ番組制作の裏側ってどうなっているのか?』を知ってもらえれば思い、毎日取材をしてきました。今回の番宣CMの撮影に参加してくれた学生ももちろんですが、撮影しているところを見かけた学生にも、『テレビってこういう風にしてできるんだ!』ということを少しでも理解してもらえたら幸いです。

 2011年1月から大阪芸大テレビは2年目を迎えます!皆さんに愛される番組はもちろんのこと、『皆さんと一緒に番組を作っていく』ような番組作りができればと思っています。2011年も宜しくお願いします!!


2010年12月27日

くろすろーど Vol.1-Acoustic-

 音楽学科4回生の小山直人(オヤマナオト)です。普段はベースを弾いて活動している僕ですが、今回はライブイベントを企画してみました。題名に書いてある通りイベント名は「くろすろーど Vol.1-Acoustic-」。イベントのテーマは[Acoustic]です。僕が今までベーシストとしてライブやレコーディングのサポートで関わったアコースティック系アーティストたちを集めました。ライブハウス内装の壁面にはデザイン学科4回生の石原愛(イシハラアイ)が作品を展示してくれます。ステッカーデザインにも協力してもらいました。愛ちゃん以外にも大阪芸大で出会った仲間や、高校時代の友人僕と関わったいろいろな人が多数このイベントに協力してくれています。僕が作詞・作曲に関わった曲を歌ってもらったり、オムニバスCDを作ったりと今回は普段あまりしない事がいくつかあって不安もありましたが協力してくれる皆のおかげもありとても良いイベントになりそうです

是非お越しください!楽しいイベントになること間違いなし!!
 

詳細はこちら
2011年1月6日(木)小山直人企画LIVE 「くろすろーど Vol.1 -Acoustic-」

場所  :心斎橋Club☆Jungle(http://www.clubjungle.jp/
チケット:前売り1500円(ドリンク別)、当日2000円(ドリンク別)
オープン 18:20 スタート 19:00
演者:ゆうみ*ともみ from 東京⇒Myspace「http://www.myspace.com/1004559522
    1001(イチマルマルイチ)⇒Myspace「http://www.myspace.com/1001ichimarumaruichi
    小山直人⇒Blog「http://ameblo.jp/naoto-oyama/
    たにぐちあや⇒Blog「http://ameblo.jp/aya-x8/」、Hp「http://oaoyoao.web.fc2.com

 


2010年12月24日

メリークリスマス!!

       

 皆さんこんにちは!ゲイブルちゃんです!メリークリスマス!!みなさんは今年はどんなクリスマスを過ごされるのでしょうか!?私ゲイブルは今年こそゲイブロくんと一緒に・・・と思いましたが、どうやらゲイブロ君はすでに予定が入っている様子・・・ひ、ひどい!!

 ゲイブルの寂しいクリスマス事情はさておき、大阪芸術大学グループでは、今年もクリスマスにピッタリのイベントに、学生たちがたくさん参加してくれました。
12月に入ってから大阪の街はたくさんのイルミネーションロマンチックに彩られていますよね。あなたが見ていたあの綺麗な光も、実は大阪芸大の学生たちによって制作された作品の一部だったかも??

なんてロマンチックなんでしょうか!! 12月2日は茶屋町で、9日は西梅田で行われた100万人のキャンドルナイト
このイベントには、大阪美術専門学校の学生たちが参加!ろうそくって1本だと小さな灯りだし、停電の時くらいしか使わないけれど、こうやって何万本ものロウソクがゆらゆら揺れているのを見ると、なんだかとっても幻想的・・・。

 11日には中之島周辺で光のルネサンスの点灯式も行われました!このイベントは今日の午後10時まで行われているので、まだ間に合いますよ!!

 18日には、中央公会堂で、クリスマスポップスコンサートも開催!!サンタトナカイのコスチュームに身をまとった学生たちがクリスマスメドレーなどを披露!!終了後は、光のルネサンスの企画として公会堂に投影された絵画の映像に、みんなうっとり・・・。

今日はフィンランドからやってきたバロンサンタです。

 実は12月中、芸大学内でもクリスマス週間と題してたくさんのイベントが行われていました。日が暮れると、校内の木々にも飾り付けられていたイルミネーションが輝いていました!サンタクロースも、たくさん学内に出没していましたね・・・ちなみにOUA-TVには、バロン先生サンタが来てくれましたよ!!

みなさんも楽しいクリスマスを過ごして下さいね!!

 
 
 

6号館前には大きなクリスマスツリーが!!トナカイ??シカ??雪だるまもカワイイ!

 


2010年12月23日

信濃橋画廊

           

 現代美術老舗ギャラリー、信濃橋画廊が今年末で45年の歴史を閉じます。1965年から大阪西本町で開廊し、多くのアーティストがデビューしてきました。大阪芸術大学の学生や卒業生も大変お世話になった画廊だと思います。関西のアートシーンを牽引し続けた画廊がなくなることは、大変寂しいことです。くさい言葉ですが、青春時代を信濃橋画廊と過ごしたアーティストも多いはずです。 そこでは、美術学科卒業生(75卒)伊達泰正さんの個展大阪芸術大学美術学科教員西山市博さの個展が行われました。

関西を代表する老舗画廊です!芸大の学生たちもとってもお世話になりました・・・。

 伊達泰正展 「ルージュから黒い雨」2000年~2010年と題された個展は、タイトル通り10年間の代表的作品が展示してありました。10年間の代表的作品を俯瞰するような展示方法は大変難しい作業だと思います。時間軸に沿う展示ではなく、色彩を重視した作品とイメージに重きを置いた作品に分けられ、リズミカルに作品鑑賞が出来る様に作品の配置がされていました。 
 
作品の配置にとっても気を配っています!10年間の歴史が詰まっています。色彩重視の作品と、イメージに重きを置いた作品に分けられています。
 
 
 西山市博さの油絵は、日常的な風景に、ピンフォーカスをぼかす技法で写真撮影を行い、その写真から絵画になおすものです。作品に描かれているイメージは輪郭線が曖昧となり、全体に陰影の薄い明るい画面となっています。写真を絵画に移行するとき生まれた筆跡が、この作品の魅力のひとつとなっています。

写真を絵画になおした作品です。ピンフォーカスをぼかして撮影しているんだそう!!曖昧な輪郭線が魅力の一つです。 

報告 加藤隆明 芸術計画学科講師
 


2010年12月22日

吉野山での1コマ 2

 こんにちは、ゲイブルちゃんです!!今日は先日に引き続き、美術学科課外授業レポートをお送りします!

 やっと辿り着いたところで記念写真をパチリ! 
 ゲイブルを含め、美術学科の学生たちが必至に吉野山を登り、やっとのことで?辿り着いた金峯山寺。(実際には大した距離ではなかったようです・・・)平城遷都1300年祭を記念して、金剛蔵王権現像特別開帳が行われていました。

 ところがここで私ゲイブルに最大のピンチが到来!!奈良や京都など、仏閣ではよくあることなんですが、何と国宝の蔵王堂内では撮影が禁止されていたんです!!そんな!!私には学生たちの学習の様子をカメラに収めるという大切な使命があるのに・・・!!

 金峯山寺の方と交渉した結果、秘仏などにカメラを向けず、学生たちの様子のみの撮影ならば、ということで、OKをもらいました!!・・・しかし、何度係の人に「カメラは禁止ですよ!!」と怒られたことか・・・。一応、腕にPRESSの腕章をつけていたんですが・・・。水戸黄門のように、この腕章が目に入らぬかー!!とやりたくなってしまいました・・・。

残念ながら秘仏の撮影は禁止でした・・・今回ご開帳されていたのは、金剛蔵王権現三体釈迦如来千手観音菩薩弥勒菩薩の三体なのですが、これらの仏は変化身であり、(つまり簡単にいえば、一つの神様が姿形を変えて仮の姿で現れるということ)それぞれ、釈迦如来=過去、千手観音菩薩=現在弥勒菩薩=未来の3世に渡って私達を守って下さる守護仏なのです。
みんなしっかりと手を合わせて拝んでいましたが、一体何をお願いしていたんでしょう??困った時の神頼み、なんてよく言いますが、頼ってばかりっでは神様も大変、山のような願い事を一つずつ叶えていくのも骨が折れるでしょう。いくらお賽銭を奮発したって、自らの努力を怠ってはいけないということですね

しっかりと手を合わせています・・・いいインスピレーションが湧くといいですね!

金峯山寺本堂「蔵王堂」です

 さらに、この金剛蔵王権現像は、国宝である蔵王堂のご本尊として400年以上も鎮座されている日本最大の秘仏なんです。美術的な価値ももちろん非常に高く、学生たちはこの貴重な機会を逃すまいと、しっかりと目に焼き付けていましたよ!!昨年の卒業制作展でも、仏や仏教の話をモチーフにした作品が多くみられたように、今回のこの経験を日々の制作活動にしっかりと生かしてほしいですね

 今日は午後からの出発だったので、あまり散策の時間はとれず、せっかくの紅葉をスケッチブックに納めることはできませんでした・・・。次は桜の季節に、スケッチブックを持って、今度はゆっくり吉野の山々を見て回りたいですね!!