7月6日(木)と7日(金)、兵庫県立芸術文化センター中ホールにて上演される、舞台芸術学科特別公演「ハムレット」!!
昨年に引き続いて舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が演出を担当し、オーディションで選ばれた演技演出コースとミュージカルコースの3年生がキャストとして出演。
舞台美術コース、舞台照明コース、舞台音響効果コースの学生も、スタッフとして参加しています。
これまで、読み合わせや立ち稽古を行ってきた学生たちですが、今週からセットを使って本格的な稽古に励んでいます!
こちらが稽古場となっている総合体育館第2アリーナ!!
今年は、可動式の押入れ(内藤先生は「押入れワゴン」と呼んでいました)が舞台の世界観をつくり出しています。
…って!みなさん、パジャマを着て布団を敷き出したじゃありませんか!?
まるで修学旅行のようですが…大丈夫?笑
実は、これが今回の公演の冒頭のシーンなんです!!
キャストたちは押入れワゴンを配置しながら登場し、それぞれ布団を敷いて立ち位置(寝位置?)につきます。
「ただ布団を敷くのではダメ!関係性を考えて動いてみて。ただ登場するだけでは、観客は誰も最初の国王のセリフを聞いてくれないよ!」と内藤先生。
登場の仕方から、厳しい指導が入ります。
また、声の出し方についてもアドバイスが。
「声の大きさだけではなく、”響く声”を出せば遠くまで声は届く。その声の出し方には訓練が必要だが、磨けば技術は身につく。でも、技術があるだけでは、観客にはセリフの内容は伝わらないよ。伝えたいセリフの【イメージ】と、声を響かせる【技術】の両方が必要!」
内藤先生の熱い指導を受け、1回目、2回目、3回目と回数を重ねるごとに、学生たちの表現力も見る見るアップしていくのがわかりました!!
これから本番まで、ほぼ毎日のように稽古が行われます。
学生たちがどれだけ成長するのか…楽しみです!
投稿:島田(企画広報部事務室)