2025年12月4日

南河内地域で運行する“自動運転バス“のロゴデザインを本学学生が作成しました

==ロゴ発表時のイベント「新モビFESTA」で演奏学科学生が演奏を披露==

大阪府では、接続可能な地域公共交通を確保することを目的に、大阪・関西万博会場において運行された自動運転バスを万博のレガシーとして、南河内地域で活用する取り組みが進められています。
今後、この自動運転バスを南河内地域で実証実験の運行をするにあたり、大阪府都市整備部より依頼を頂き、ロゴ作成に本学デザイン学科学生が取り組みました。

秋晴れの11月8日(土)に石川河川敷川西グラウンドで開催された「新モビFESTA」の中で、ロゴ発表があり、本学デザイン学科3年生の堀江志歩さんの作品が選ばれて出席しました。
当日は、大阪府の吉村知事も出席されて、堀江さんにロゴのコンセプトや自分の作品が選ばれた感想などを尋ねられていました。

堀江さんに作品に込めた思いを聞くと「背景は、金剛山や大和葛城山を望む南河内の風景をモチーフにして、グラデーションと直線で未来へ進むイメージを入れました。
さらに自動運転バスの特徴であるセンサーの形状を取り入れることで、先進性も表現しています。
子どもから大人まで、ぱっと見て自動運転バスだと分かり、親しめるロゴを目指してデザインしました。
自分が通う南河内地域の未来に、デザインで参加できることがすごく嬉しいです。新モビリティプロジェクトの実証実験の成功を願っています。」と語ってくれました。


↑堀江さん、大阪府吉村知事と記念撮影


↑「新モビFESTA」に出席された来賓の方々と記念撮影


↑来賓から堀江さんに花束を贈呈


↑堀江さんのロゴを使用したグッズ

また、「新モビFESTA」と同時に開催された「南河内フルーツマラニック」(マラソン×ピクニック)も行われました。スタート位置で金管ブラスによる演奏が披露されていましたが、こちらも大阪芸術大学の演奏学科管弦打コースの学生たちでした。
指揮は伊勢敏之先生、演奏は橋爪伴之先生と管弦打コース学生などです。

11:00からのスタートセレモニーにてファンファーレ「Royal Fanfare」と演奏「RUNNER」「クシコスの郵便馬車」でランナーの皆さんを送り出しました。
14:00からは音楽ステージにて下記の曲を演奏しました。

・好きやねん、大阪。
・大阪LOVER
・やっぱ好きやねん
・情熱大陸
・この地球の続きを
・Chariots of Fire(※アンコール)

快晴の中、「南河内フルーツマラニック」の参加者は、演奏を聴きながら、爽快に走ることができたのではないかと思います。


↑指揮は伊勢先生、もずやんも金管ブラスに加わっていました


↑橋爪先生、金管ブラスの学生たち


↑もずやんに見送られる参加者


↑吉村知事と金管ブラスの学生さん、橋爪先生、伊勢先生で記念撮影(伊勢先生より写真提供)


(「新モビFESTA」について)

 

このように大阪芸術大学は、南河内の地域に根ざした活動を続けていきたいと考えています。

 

(報告 就職課 川村 良広)


2025年10月22日

「赤い羽根共同募金運動」始まっています

10月1日(水)から今年も「赤い羽根共同募金運動」が始まっています。

「赤い羽根共同募金運動」は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を支援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として取り組まれています。

「赤い羽根共同募金運動」ポスター、今年で10回目となる芸大生のデザインです。
今年は、デザイン学科3年生の丸岡 鈴さんの作品です。
ポスターは公共施設や鉄道駅などに掲出されています。
ポスターだけではなく、クリアーファイルや「共同募金会だより」表紙、各種チラシに活用されています。

募金箱は、学内11号館・第一食堂、総合体育館・第二食堂、11号館事務局学生課に設置していますので、ぜひ皆さんの善意を入れてみませんか。

(報告者 就職課 川村良広)


2025年4月23日

“サンシャインワーフ神戸”の壁面サインの制作を学生が行いました

株式会社オートバックスセブン様より依頼をいただき、“サンシャインワーフ神戸”(兵庫県神戸市)の壁面サインのデザインコンテストにおいて、昨年度のデザイン学科の授業「デザインプロジェクト」(森 和弘先生)で取り組み、このほど完成し設置されることになりました。
株式会社オートバックスセブン様とは、昨年実施した兵庫県尼崎市の商業施設「ama do(アマドゥ)」のメインサインのデザインコンテストに続いて、2回目の取り組みとなります。

授業では17名の学生が作品制作を行い、今回、最優秀賞1点と優秀作品4点が選ばれました。最優秀賞の作品が壁面サインとして施設内に設置されています。

 
最優秀賞 吉田 茜さん デザイン学科3年 ※2025年3月時点

〈テーマ〉サンシャインワーフsea

〈コンセプト〉賑やかなサンシャインワーフ神戸から大きな海が見える景色から着想を得て、この大きな海の中にショッピングモールを作ろうと考えデザインしました。ショッピングモールを楽しむ海の生き物たちの様子が、陸の上にあるサンシャインワーフ神戸での楽しみと繋がるイメージを目指しました。色合いは、海を連想させる様々な青でまとめました。海面から差し込む光と後ろの岩などを描くことで画面の奥行きを意識しました。


 
優秀賞 南野 智香さん デザイン学科3年 
※2025年3月時点

〈テーマ〉Aぇまち、Aぇとこ、Aぇかいもん

〈コンセプト〉神戸というのは港町として栄えていたり、異国情緒あふれる雰囲気があるいい街である。海と山が近接していて、海と山を背景に多種多様なお店が並んでいるいい場所だなと思いました。そんなお店が並ぶ所で子供連れのお客さんなどが楽しくお買い物をしているなと思ったので、この3つの要素を合わせて描きました。神戸のポートタワーや船がありながらも、貝の建物や大きいバスケットゴールなどどこか存在しない物もあり楽しそうな雰囲気をイメージして描きました。


 
特別賞 岸本 真唯さん デザイン学科3年 ※2025年3月時点

〈テーマ〉海と光が出会う場所

〈コンセプト〉「海と光を楽しむ界隈」というサンシャインワーフのコンセプトから着想を得て、海と太陽を描きました。
家族連れの方が多いと聞いていたので、お子様が見ても楽しめる賑やかな絵を目指しました。


オートバックスセブン賞 阿久津 美佑さん デザイン学科3年 
※2025年3月時点

〈テーマ〉Cheerful&Lively

〈コンセプト〉海が一望できる景色がとても印象的だったので、海をメインにしました。イベントなどで多くの人が集まり、賑わう場所なので、明るく楽しい雰囲気を表現するために、色とりどりの花と朝焼けの空でカラフルに仕上げました。


 
オートバックスセブン賞 直喜 心華さん デザイン学科3年 
※2025年3月時点

〈テーマ〉家族で楽しくサンシャインワーフ神戸へ!

〈コンセプト〉サンシャインワーフに訪れて楽しんでいる様子をイルカの家族で表現しました。右上の太陽はサンシャインガーデン広場にある柄で表現し、色は全体的にサンシャインワーフのロゴに使用されているものを使いました。

2025年3月29日(土)に、現地にて除幕式が行われ、受賞した学生と森先生が出席しました。

最優秀賞を受賞した吉田さんは、「自分の作品がこんなに大きく掲示され、驚きと喜びでいっぱいです。サンシャインワーフ神戸のシンボルとして末永く、多くの方に見て楽しんでいただけると嬉しいです。」と語ってくれました。

↑イメージキャラクターのわ~ふちゃんも含めた記念撮影

↑最優秀賞を受賞した吉田さんと壁面サインとの記念撮影

↑わ~ふちゃんも興味津々の様子

 

デザインコンテストに応募した作品は5月半ば頃まで施設内に展示されていますので、ぜひご覧ください。

本学としましても、今後もこのような活動を続けていきたいと考えています。

 

〈参考サイト〉

サンシャインワーフ神戸

 

(報告者 就職課 森 帆乃香)


2025年4月9日

“サイクルシティ堺”のロゴのデザインを学生が行いました

堺市自転車企画推進課様より依頼をいただき、“サイクルシティ堺”のロゴのデザインを、昨年度のデザイン学科の授業「グラフィックデザイン研究2」(高田 雄吉先生)で取り組みました。

2025年3月29日(土)に、三宝さくら公園(大阪府堺市)で、堺市長をはじめ多数の来賓のもと、「大和川リバーサイドサイクルライン」の完成記念式典が行われ、採用された吉田 茜さん(デザイン学科グラフィックデザインコース3年 ※2025年3月時点)と高田先生が出席しました。

↑吉田さんデザインのロゴ

↑永藤 英機堺市長と吉田さんによるロゴ披露の様子

↑高田先生と吉田さんとの記念撮影

吉田さんは、ロゴのコンセプトについて、「堺市の代表的なシンボルである古墳と自転車を組み合わせたロゴデザインを制作しました。古墳をイメージした深い緑色を基調にし、印象的に仕上げました。影になっている古墳部分にグラデーションを施し、より立体感が伝わるよう工夫しました。」と語ってくれました。

本学としましても、今後もこのような活動を続けていきたいと考えています。

〈参考サイト〉
サイクルシティ堺
大和川リバーサイドサイクルライン
 

(報告者 就職課 森 帆乃香)


2025年2月25日

詐欺被害防止啓発のシャッターアート制作を行いました –関西みらい銀行3店舗-

関西みらい銀行様から依頼を頂き、大阪府警察とも連携し大阪府下の3店舗(無人ATM出張所)のシャッターに詐欺被害防止を啓発するシャッターアートを設置するため、本学デザイン学科で取り組み3名の作品が採用となりました。

2月3日(月)に関西みらい銀行阿倍野阪南出張所(大阪市阿倍野区)でお披露目式が行われ、最優秀賞を受賞した松井桃花さん(デザイン学科イラストレーションコース2年)が出席しました。

松井さんは緊張した面持ちで、シャッターの前に立ち、テレビや新聞社の取材に応じていました。

松井さんは、今回の作品コンセプトについて、「入金をしに行く年配の方と入金したことを確認し喜んでいる詐欺師を描きました。わたしがこだわった点は「怖さ」です。誰かが損をして誰かが得をしている状況を想像すると、とても許せないと感じます。そういった二面性を色や言葉に詰めました。シャッターを見る人に詐欺の怖さを感じていただき少しでも詐欺防止の注意喚起に役立てればと思います。」と語ってくれました。

阿倍野阪南出張所の他、南海浅香山出張所(堺市)に優秀賞の藤森 あかりさんの作品、藤が尾出張所(交野市)に優秀賞の小田 穂の佳さんの作品がシャッターに掲出されています。

金融機関を訪れるお客様が、このシャッターアートを見ることで、詐欺被害を未然に防止出来ればと思います。

↑関西みらい銀行 阿倍野阪南出張所 最優秀賞 松井 桃花さんの作品

↑関西みらい銀行 南海浅香山出張所 優秀賞 藤森 あかりさんの作品

↑関西みらい銀行 藤が尾出張所 優秀賞 小田 穂の佳さんの作品

↑関西みらい銀行 社長 西山 和宏様と松井 桃花さんとの記念撮影

↑関西みらい銀行 阿倍野阪南出張所前

 

(報告者 就職課 川村 良広)