2025年2月25日

詐欺被害防止啓発のシャッターアート制作を行いました –関西みらい銀行3店舗-

関西みらい銀行様から依頼を頂き、大阪府警察とも連携し大阪府下の3店舗(無人ATM出張所)のシャッターに詐欺被害防止を啓発するシャッターアートを設置するため、本学デザイン学科で取り組み3名の作品が採用となりました。

2月3日(月)に関西みらい銀行阿倍野阪南出張所(大阪市阿倍野区)でお披露目式が行われ、最優秀賞を受賞した松井桃花さん(デザイン学科イラストレーションコース2年)が出席しました。

松井さんは緊張した面持ちで、シャッターの前に立ち、テレビや新聞社の取材に応じていました。

松井さんは、今回の作品コンセプトについて、「入金をしに行く年配の方と入金したことを確認し喜んでいる詐欺師を描きました。わたしがこだわった点は「怖さ」です。誰かが損をして誰かが得をしている状況を想像すると、とても許せないと感じます。そういった二面性を色や言葉に詰めました。シャッターを見る人に詐欺の怖さを感じていただき少しでも詐欺防止の注意喚起に役立てればと思います。」と語ってくれました。

阿倍野阪南出張所の他、南海浅香山出張所(堺市)に優秀賞の藤森 あかりさんの作品、藤が尾出張所(交野市)に優秀賞の小田 穂の佳さんの作品がシャッターに掲出されています。

金融機関を訪れるお客様が、このシャッターアートを見ることで、詐欺被害を未然に防止出来ればと思います。

↑関西みらい銀行 阿倍野阪南出張所 最優秀賞 松井 桃花さんの作品

↑関西みらい銀行 南海浅香山出張所 優秀賞 藤森 あかりさんの作品

↑関西みらい銀行 藤が尾出張所 優秀賞 小田 穂の佳さんの作品

↑関西みらい銀行 社長 西山 和宏様と松井 桃花さんとの記念撮影

↑関西みらい銀行 阿倍野阪南出張所前

 

(報告者 就職課 川村 良広)


2025年2月5日

大阪府警察富田林署・防災啓発ポスターを作成しました

大学のある地元、大阪府警察富田林署からこども向けの災害に関する対策や防災の広報のためのポスター作成の依頼を頂きました。
作成にあたっては、デザイン学科「グラフィクデザイン研究」(非常勤講師・高田雄吉先生)の授業で取り組み、デザイン学科グラフィクデザインコース3年の岸本真唯さんの作品が採用されました。


1月27日(月)に大阪府警察富田林署において感謝状贈呈式が行われて、岸本さんと高田先生が出席しました。富田林警察署長の髙岡廣次様から岸本さんに感謝状が手渡されました。感謝状贈呈式には、警察関係者の他、協賛していただいた太子ロータリークラブの村元宏様と淺岡義彦様も出席していただきました。
岸本さんは、緊張した面持ちでしたが、今回の作品について「子どもたちにもわかるように、コミック風でひとめでわかるように仕上げました。」と語ってくれました。
このポスターがたくさんの子どもたちの目に止まり、災害対策や防災の意識が高まり行動してくれると嬉しいです。

感謝状授与

記念写真
(左から)富田林警察署副署長尾方様、署長髙岡様、岸本さん、高田先生、太子ロータリークラブ村元様、太子ロータリークラブ淺岡様

 

(報告者 就職課 川村良広)


2025年2月4日

髙島屋大阪店・新春イベントとして「雅楽演奏」を披露しました

㈱エー・ティ・エー(髙島屋グループの総合広告会社)様から依頼を頂き、1月12日(日)に髙島屋大阪店で「雅楽演奏」を披露しました。

髙島屋大阪店3階ローズパティオを会場として、午後1時と3時の2回公演を行いました。2公演ともたくさんのお客様に来場いただき、雅楽の音色を楽しんでいただきました。
本学学生、卒業生16名と音楽学科・出口実紀先生、廣瀬信夫先生の総勢18名が出演して、楽器のみによる合奏「管絃」と華やかな装束で舞う「舞楽」を披露しました。管絃からは雅楽曲の中でよく演奏される機会の多い「平調 越殿楽」を、舞楽では新春を寿ぐ意味を込めて「左方 萬歳楽」を選ばせていただきました。また、途中で廣瀬先生から雅楽や楽器についての解説をしていただきました。
本学の入学式、卒業式では雅楽を披露していますが、2019年に新調された舞装束を学外でお披露目するのは今回はじめてとなります。

 

 

本学としましても、今後もこのような活動を続けていきたいと考えています。


 

(報告者 就職課 川村良広)


2024年10月8日

今年も「赤い羽根共同募金運動」はじまりました!

10月1日(火)から、「赤い羽根共同募金運動」がスタートしました。

「赤い羽根共同募金」は、高齢社会や人口減少社会が進行する今日、地域では子ども・障がい者・高齢者など誰もが安心していきいきと生活できる住み良い町づくり、ささえあう共生社会の実現が求められています。こうした状況の中、共同募金は、地域福祉を財源面から支える大切な役割を果たしています。

昨年に引き続き今年も、「赤い羽根共同募金運動」ポスター、芸大生がデザインしました。今年は、デザイン学科3年生・沼口 直人さんの作品です。ポスターは公共施設や鉄道駅などに掲出されています。ポスターだけではなく、クリアーファイル、「共同募金会だより」表紙や、各種チラシに活用されています。

募金箱は、学内11号館・第一食堂、総合体育館・第二食堂、11号館事務局学生課に設置していますので、ぜひ皆さんの善意を入れてみませんか。


 
(報告者 就職課 川村良広)


2024年5月25日

学生によるピアノ演奏会

4月21日、日曜日の午後、梅田にあるザ・フェニックスホールにて「学生によるピアノ演奏会」が開催されました。

 

 

出演したのは演奏学科及び音楽学科の学生あわせて7名と、博士課程(前期)芸術制作専攻の大学院生2名です。
2月に学内で行われたオーディションにより選出された出演者たちです。
若いピアニストたちは本番2週間前には3号館ホールでの「ドレスリハーサル」も経験しました。
本番と同じ衣装をつけてのリハーサルにおいて、ドレスでの歩き方、ステージマナー、もちろん肝心の演奏についてもピアノコースの教員たちから愛あるアドバイスが飛び交います。


 

 

当日のプログラムに載る曲目解説も演奏者自身で書きます。
こうして、さまざまな角度から楽曲の研究を重ねてから、本番を迎えます。
ようやくコロナ禍を脱して、客席にもお客様が大勢いらしてくださっている中での演奏会、人前で弾くことの緊張感と何よりもその喜びを同時に感じる本番となりました。
コンサートでは、それまでの努力が実ること、うまくいかない事などを経験します。演奏会を通じてしか学べない大事なことを、これらの体験を通じて学生たちが感じ、更に成長していくことを見守っていく、これが教員としての喜びそのものです。

 

なお当日は、あいにくの横なぐりの大雨という悪天候だったのですが、それにもかかわらずコンサートにいらしてくださいましたお客様に、心より感謝申し上げます。

投稿:演奏学科合同研究室