2024年10月8日

今年も「赤い羽根共同募金運動」はじまりました!

10月1日(火)から、「赤い羽根共同募金運動」がスタートしました。

「赤い羽根共同募金」は、高齢社会や人口減少社会が進行する今日、地域では子ども・障がい者・高齢者など誰もが安心していきいきと生活できる住み良い町づくり、ささえあう共生社会の実現が求められています。こうした状況の中、共同募金は、地域福祉を財源面から支える大切な役割を果たしています。

昨年に引き続き今年も、「赤い羽根共同募金運動」ポスター、芸大生がデザインしました。今年は、デザイン学科3年生・沼口 直人さんの作品です。ポスターは公共施設や鉄道駅などに掲出されています。ポスターだけではなく、クリアーファイル、「共同募金会だより」表紙や、各種チラシに活用されています。

募金箱は、学内11号館・第一食堂、総合体育館・第二食堂、11号館事務局学生課に設置していますので、ぜひ皆さんの善意を入れてみませんか。


 
(報告者 就職課 川村良広)


2024年5月25日

学生によるピアノ演奏会

4月21日、日曜日の午後、梅田にあるザ・フェニックスホールにて「学生によるピアノ演奏会」が開催されました。

 

 

出演したのは演奏学科及び音楽学科の学生あわせて7名と、博士課程(前期)芸術制作専攻の大学院生2名です。
2月に学内で行われたオーディションにより選出された出演者たちです。
若いピアニストたちは本番2週間前には3号館ホールでの「ドレスリハーサル」も経験しました。
本番と同じ衣装をつけてのリハーサルにおいて、ドレスでの歩き方、ステージマナー、もちろん肝心の演奏についてもピアノコースの教員たちから愛あるアドバイスが飛び交います。


 

 

当日のプログラムに載る曲目解説も演奏者自身で書きます。
こうして、さまざまな角度から楽曲の研究を重ねてから、本番を迎えます。
ようやくコロナ禍を脱して、客席にもお客様が大勢いらしてくださっている中での演奏会、人前で弾くことの緊張感と何よりもその喜びを同時に感じる本番となりました。
コンサートでは、それまでの努力が実ること、うまくいかない事などを経験します。演奏会を通じてしか学べない大事なことを、これらの体験を通じて学生たちが感じ、更に成長していくことを見守っていく、これが教員としての喜びそのものです。

 

なお当日は、あいにくの横なぐりの大雨という悪天候だったのですが、それにもかかわらずコンサートにいらしてくださいましたお客様に、心より感謝申し上げます。

投稿:演奏学科合同研究室


2024年4月13日

尼崎市商業施設“アマドゥ”メインサインのデザインを学生が行いました

兵庫県尼崎市にある商業施設“アマドゥ”のメインサインのデザインを、株式会社オートバックスセブン様より依頼を頂き、昨年度のデザイン学科の授業「デザインプロジェクト」(森 和弘先生)で取り組み、このほど完成し設置されることになりました。
授業では、14名の学生が作品制作を行い、今回、最優秀賞1点と優秀作品5点が選ばれました。最優秀賞の作品がメインサインとして掲出されています。メインサインは、縦4.1m、横8mの大きなものですので迫力があります。

↑メインサインの実物を見ると大きさが実感できます
 

最優秀賞     孫 元昊さん デザイン学科4年

テーマ熱帯の穏やかな一日

コンセプト:尼崎の美しい海岸と観光の特徴を表現しました。情熱的な熱帯をテーマに選び、人々に楽しいショッピングの気分を呼び起こすようにしました。深い青い空は、強烈な太陽光に照らされても非常に高い視認性があり、“refresh ama do”のコンセプトに沿ったイラストを制作しました。


 

審査員賞     古橋 緋夏さん デザイン学科4年

テーマ:良い日

コンセプト:家族連れが多いイメージを受けたので、楽しそうな家族とオアシスをイメージしてデザインしました。アマドゥの外観を崩さないよう、建物の雰囲気とマッチするような色味で構成しました。


 

審査員賞     野間 ちひろさん デザイン学科4年

テーマ:南国のまち

コンセプト:穏やかで、明るい場所になるようにという考えから、カラフルな南国の鳥たちを描きました。人が遊びにくる愉快な場所というイメージです。


 

エスポワール賞  平田 圭亮さん デザイン学科4年

テーマ:出発

コンセプト:車は、目的地に行くために使用します。目標、目的に向かって走ってほしいという願いを込め、車がアマドゥの惑星に向かって走っている構図にしました。また、他国では戦争などがあり、平和に向かってほしいという思いで、車のナンバーをPEACEにしました。車とアマドゥの惑星に目がいくように、配色にしました。


 

サステナブル賞  宮崎 華鈴さん デザイン学科4年

テーマ:未来のアマドゥ上空

コンセプト:未来のアマドゥ上空をイメージしました。ファミリー層を意識して、感覚的に楽しそうで動物メインのイラストにしました。どんな動物も一緒に過ごしている様子に、人間も差別なく過ごせると良いなという思いを込めました。


 

フェイバリット賞 木村 哉太さん デザイン学科4年

テーマ:南国の海辺

コンセプト:アマドゥの雰囲気に合うように南国風のデザインにしました。あえてレトロ感を全面に出していつまでも使えるようなデザインにしました。


 

3月31日(日)に現地にて除幕式と表彰式が行われ、受賞した学生と森 和弘先生が出席しました。
今回掲出されたメインサインが末永く、アマドゥを訪れるお客様の目にとまれば有難いです。

↑表彰式会場にて(写真提供:企画広報室)

↑表彰式会場にて(写真提供:企画広報室)
 

(報告者 デザイン学科 森 和弘・就職課 川村良広)


2024年3月26日

いちごのメッセージカードを作成しました ~いちごフェスタ@ららぽーと堺~

大阪府南河内農と緑の総合事務所から依頼を頂き、贈答用いちごに添えるメッセージカードのデザイン制作を、デザイン学科の授業「デザインプロジェクト」(木村正彦先生)で取り組み、2作品が選ばれて、2024年3月9日(土)に三井ショピングパークららぽーと堺で行われた「いちごフェスタ@ららぽーと堺」でお披露目がありました。ちょうど、この日は、2025年に開催される「大阪・関西万博」の400日前にあたる日でした。

メッセージカードに選ばれたのは、デザイン学科3年生の明石 莉佳さんと廣本 紗弥さんの作品です。また、今回の「いちごフェスタ」のロゴデザインは、明石さん作成です。

「いちごフェスタ@ららぽーと堺」の当日は、大阪府知事の吉村 洋文様も出席されて、子どもたちといちごにまつわるクイズ大会、いちごの重さ当てなどが行われたあと、メッセージカードを作成した2人が吉村知事からコンセプト、このカードを誰にあててメッセージを書きたいかなどを聞かれて答えていました。

明石さんと廣本さんからは、メッセージカードやロゴのコンセプトを次のように語っていました。

明石さんからは、「カードは、もらう人はもちろんあげる人も嬉しくなってほしいものを、思わずいちごを食べたくなってしまうような可愛らしいキャラクターをデザインし、ロゴは、いちご農園をイメージして、いちごをモチーフにした帽子を被ったキャラクターをデザインして、帽子のつばの部分であるハートは南河内のMとかけて描いてみました。」

また、廣本さんからは、「メッセージカードは、捨てずに取っておく人も多いのではと考えて、手元に置いておきたくなる可愛いデザインを目指してつくりました。」と語ってくれました。

「いちごフェスタ」は終了しましたが、まだまだ南河内には、いちごを楽しめる観光農園、スイーツが買えるお店もたくさんありますので、皆さん行ってみてはとうですか。

 ↑明石さんデザインのポストカード

 

↑明石さんデザインのポスター

↑明石さんデザインの南河内いちごフェスタのロゴ

 

↑廣本さんデザインのポストカード

 


↑吉村知事と、明石さん廣本さんと対談



↑木村先生、明石さん、廣本さん、ミャクミャク、もずやんで記念撮影

↑私の購入したいちごにメッセージカードを添えて

大阪府南河内農と緑の総合事務所では、6月2日(日)まで「南河内いちごを贈ろうインスタグラムキャンペーン」を行っています。
南河内のいちごと今回作成したメッセージカードを撮影して応募してみませんか。
写真を投稿すると、抽選でいちごの加工品が当たります。
詳しくは、大阪府南河内農と緑の総合事務所までお問い合わせください。

 

 

(報告者 デザイン学科 木村正彦・就職課 川村良広)


2024年3月14日

今年も″2023おおさか環境デジタルメディアコンテスト″で多数の学生が入賞しました

大阪府、豊かな環境づくり大阪府民会議主催の「おおさか環境デジタルメディアコンテスト」が今年度も募集があり、昨年7月10日(月)から10月31日(火)の応募期間に本学学生が多数応募して、下記の学生が各賞に入賞しました。また、本学からたくさんの応募がありましたので、感謝状が授与されました。

今年度の募集作品のテーマは、「私が描く持続可能な未来社会のデザイン 脱炭素社会の実現をめざして」でした。

表彰式は、3月8日(金)に大阪府咲洲庁舎で行われ、本学の受賞学生は全員出席し表彰状を受け取りました。表彰式には、デザイン学科の小林 文先生、山地 啓之先生も出席されました。

これらの入賞作品は、大阪府内の街角や施設に設置されたデジタルサイネージで放映される予定です。

入賞した作品をご覧頂いて、持続可能な未来社会を築く一助となればと思います。

【デジタルポスター部門(縦型)】
最優秀賞 デザイン学科 浅川 実彩さん
「それ、捨てちゃうの?」

「⾷品ロス」の原因の中でも、⾝近で、私たちの⽣活の中で⾒落とされがちな「過剰除去」に着⽬した。少し⼿を加えれば⾷べられるものまで捨ててしまっていることは、環境にとっても本⼈にとっても損なことだと思う。このポスターを通じて、普段料理をする⼈に「過剰除去」に興味を持ってもらいたいという思いを込めて制作した。 

大阪産(もん)賞 デザイン学科 森 美由紀さん
「買う前に整理しよう」

⾷品ロスの半分近くは家庭内から出ています。また、冷蔵庫に物を詰め込みすぎると余計に電気代がかかってしまいます。新しい⾷材を買う前に、⾷品ロス削減と省エネの両⽅の観点から冷蔵庫を整理していく⼼がけが必要です。
 

【デジタルポスター部門(横型)】
優秀賞 黒木 蓮也さん
「未来のためのあなたの選択」

持続可能な社会を無限に続く社会と捉えて、町の様⼦が描かれているウィンドウが合わせ鏡のように続いていく様⼦で表現した。環境に配慮した選択をしていくことで未来は続いていくというメッセージを中央に配置した。
 

大阪産(もん)賞 デザイン学科 上ノ薗 大政さん
「白熊が危機を訴えかける」

地球温暖化によって氷が解け⽣息地を奪われている⽩熊が笑いかけ注意喚起をするブラックユーモア的なものを⽬指しました。
 

大阪産(もん)賞 デザイン学科 櫛田 真綾さん
「身近な水を大切に」

⾃分たちの⾝近にある河川、海などは知らないところでけがされている現状に向き合ってほしいと思い描きました。
 

↑本学受賞者全員で記念撮影

(左から)山地先生、櫛田さん、浅川さん、上ノ薗さん、黒木さん、森さん、小林先生

 

表彰式会場の迎賓会議室は、大阪府咲洲庁舎の50階にあり、2025年に開催される「大阪・関西万博」会場の夢洲が目の前に見えました。

↑工事中の「大阪・関西万博」会場

 

【大阪府・2023年度おおさか環境デジタルメディアコンテストホームページ】
https://www.pref.osaka.lg.jp/chikyukankyo/room/digitalmedia2023.html

 

(報告者 デザイン学科 小林 文、デザイン学科 山地 啓之、就職課 川村良広)